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ラグビーW杯日本代表合宿 選手を支える宮崎の父「マサさん」

宮崎県ラグビーフットボール協会副会長 山口雅博さん
  • 2023年07月28日

9月にフランスで開幕するラグビーワールドカップに向けた代表合宿が、7月3日に宮崎市で始まりました。宮崎県ラグビー協会の山口雅博副会長は、33年前から宮崎合宿を支えています。代表チームからの信頼も厚く、選手からは「マサさん」と慕われる山口さん。どんな人なのか取材しました。       (記者 新堀潮)

山口さんは、大勢のファンに囲まれ、練習に熱がこもる
日本代表の選手たちの様子を静かに見守っていました。

初めて宮崎で合宿が行われた33年前から活動をサポート。世界との差を縮めていく日本代表の歴史を間近で見てきました。

これからもっともっと状態が上がってくるんじゃないですか。

ふだんは自動車整備工場を営む山口さん。キャリア50年の技で地域の安全に貢献しています。
本業と同じくらい情熱を注ぐのが、高校から続けるラグビーです。

日本代表への熱の入れようも格別。実はチームになくてはならない裏方なんです。

これまでの合宿ではチームの要望に応じて練習器具をいちから製作。

こちらはワールドカップと同じサイズに仕上げたポール。五郎丸選手の「ルーティーン」もこれで磨きをかけました。

カートに大型モニターを取り付けたオリジナルの器具は、撮影したプレーをその場で確認でき、日本代表のレベルアップに一役買いました。

選手からは「マサさん」の愛称で親しまれ。グラウンドの外でも交流を温めてきました。

これは、みんなが特別に作ってくれました。突然でっかい荷物がトラックで送られてきたんです。

前回大会直後にチームから贈られた特注の桜のジャージ。
山口さんの心は常に日本代表とともにあります。

次も頼むねということじゃないかなと思いますけどね。

今回もとっておきのアイテムを用意しました。

巨大な脚立のようなこの器具の正体は。

ライン際からボールを投げ入れる「ラインアウト」の練習台。勝敗を左右するセットプレーの反復練習のための強い味方です。

実際のプレーをイメージして、細部までこだわった自信作です。

たとえばあれを作ってくれと言われたら、あれを作るつもりです。これを作ってくれと言われたらこれを作るつもりです。そういう気持ちでお手伝いしています。
ことばには言い表せないですけど、やっぱりラグビーが好きだから ここまで続けられるんだと思います。

日本代表がチームとして成長するために力になれることはなんだってやる。山口さんの力の源です。

自分はファンの1人ですが、それよりは頼れる用務員さんと思ってもらった方がうれしいです。
宮崎のお父さんと言ってくれる人も何人かいるんです。今大会では、2019年のワールドカップのもう1つ上を狙ってもらいたいと思っています。

  • 新堀潮

    宮崎放送局 記者

    新堀潮

    入局5年目
    大学時代はソフトボール部でした

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