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宮崎市青島「こどものくに」かつては遊園地が広がっていた!

#みやざきノスタル部
  • 2023年06月02日

宮崎にまつわる懐かしい思い出でつながる「#みやざきノスタル部」。
今回は宮崎市青島にある「こどものくに」を特集します。

「こどものくに」ってどんな所?

宮崎市青島にある「こどものくに」。青島を臨み海風が心地良い憩いの場所です。今でも季節の花や遊具などを楽しむことができますが、かつては大型の遊具を備えた遊園地がありました。同じ場所を比べてみるとこのような感じです。

現在のこどものくに
1993年のこどものくに

思い出のつまったアトラクション

【ポセイドン】

南ゲートを入って橋を渡ってすぐにあったのが「ポセイドン」です。

辻󠄀本キャスター

妹と一緒に乗った写真です。なんともいえない浮遊感があって、私の子ども時代はスリルがあるアトラクションと言えばこれだったんです。

Twitterには、“この乗り物苦手…” “ポセイドンは結局乗らずじまいでした。動きもですが、子どもの頃はあの目が本当に怖くて”というコメントも。たしかに見られている感じがありますね…。


【急流すべり】

人気があった「急流すべり」。一気に滑り落ちます!暑い日には水しぶきが気持ち良いですね。水しぶきを防ぐシートは自分で被せるのですが、失敗するとずぶ濡れに…。

辻󠄀本キャスター

水しぶきがかかりそうでかからない?かかっちゃう?と刺激がありました!これも写真が残っていました。滑り終えてちょっとほっとしているところかな。

【サイクルモノレール】

全年代で楽しめるものといえば「サイクルモノレール」。高いところからの見晴らしが楽しめます。NHKに残る映像では、おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に乗る子供の姿も。

辻󠄀本キャスター

こちらも妹と乗った写真が残っていました。上から手を振るのが楽しかったです。高くて気持ちが良かったです。

【フラワーカップ】

辻󠄀本キャスター

とてもかわいいお花の形の「フラワーカップ」です。色々な乗り物に乗った当時の記憶がよみがえってきますね。

【観覧車】

眺めの良い「観覧車」からは青島も見ることができました。

辻󠄀本キャスター

私は最後に観覧車に乗るのが定番コースでした。
この観覧車、「乗ったカップルは別れる」という噂があったそうなのですが、私は「乗ったカップルは付き合える」という噂も聞いたことがありました。結局どっちなんだろう…謎は謎のままです。

他にも、飛行機型の小さい子どもでも楽しめるアトラクションや、木々の間をすり抜けるスリリングなコースターなど、たくさんの大型遊具がありました。

大型の遊具はいつ・なぜなくなった?

急流すべりなどの大型の遊具は、「安全管理のための投資が難しい」などの理由で2007年に撤去されました。その後も遊具は段階的に撤去され、今は滑り台など一部の遊具を残すのみとなっています。

撤去された急流すべり
今でも残っている滑り台

今は、全国的にも遊園地の閉鎖が相次いでいます。少子化の影響などもあり、大型の遊具を維持していくのはなかなか難しい時代なのかもしれません。

辻󠄀本キャスター

ただ、振り返ってみると、記憶に残っているのは大型の遊具だけではないんです!

大型遊具だけじゃない!思い出のあれこれ

続いては、大型の遊具だけではない、記憶に残る「こどものくに」の懐かしのあれこれをご紹介します。

【ハト】

1988年頃の様子

まずはこのハト。とても人懐っこいんです。人の肩や頭の上に乗った映像も残っていました。1988年頃の写真を見ると、エサ代はコップ1杯20円でした!ラクダに乗るのはハードルが高くても、ハトならいいよというお父さんが多かったとか…。

辻󠄀本キャスター

こちらは私の遠足の時の写真です。ハトがたくさん寄ってきています。白いハトたち、人気でしたよ。

展示が終わった後のハトは、保育園に引き取られ、「こどものくに」引退後も子どもたちを笑顔にしてくれたそうです。

【ジョイフル自転車】

「#みやざきノスタル部」スタッフの推しの遊具が、この「ジョイフル自転車」。ペダルはなく、足を乗せる部分でリズミカルにジャンプをすると進むことができます。不思議ですよね。値段も高くなく、何回も乗った思い出の遊具です。

【コロコロコロリン】

大きなドラム缶のようなものの中に入って押すと回転する遊具、「コロコロコロリン」。無料なので何度でも楽しめました。外にまでたくさんの子どもたちが並んでいて、人気がありました。“思いっきり回して中で翻弄された”、“知らない子たちと回してこけた”、“成長して体が大きくなって回しにくくなった”・・・といったたくさんの思い出が寄せられました。

辻󠄀本キャスター

これずーっと回っていられるんですよね。本当に楽しかったです!

【ジョイフルポンプ】

園内の川の近く、この場所にありました

足で板を踏み水を飛ばす、ポンプ式の遊具「ジョイフルポンプ」。こちらも無料で楽しめました。“こどものくにで1番好きだった”という声も寄せられました。

ご紹介した無料の遊具や動物とのふれあいなど、大規模なアトラクションではなくても楽しい思い出をたくさん作った子どもたち。こういったものこそが心に残ることもあります。
単純な仕掛けでも長い時間楽しめる、子どもたちの遊びのアイデアは無限大ですよね。今回の懐かしい「こどものくに」の風景は、これからの子どもの遊び場をどう作っていくのか考えるうえでのヒントを与えてくれたようにも思います。

パンフレットも!

1975年頃の園内マップ
1996年の観光パンフレット

1975年頃と1996年のパンフレット。見覚えありますか?今回、遊具の名前はこの園内マップで確認しました。

映像でも振り返る!「こどものくに」

子どもも大人も笑顔あふれる「こどものくに」。みなさんの思い出の遊具や風景はありましたか?
「#みやざきノスタル部」のホームページでは、今回ご紹介した風景を映像でもご紹介しています。ぜひご覧ください。
「#みやざきノスタル部」のホームページはこちらから

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