九州南部梅雨入り 台風2号・前線活発化の恐れ 宮崎への影響は

九州南部が梅雨入り

5月30日の宮崎県内は、南からの湿った空気が流れ込んでいる影響で、すでに宮崎市や西都市などで最高気温が30度を超える真夏日となっています。湿った空気の影響で、おおむね曇りとなっていて、北部では前線の影響で弱い雨が降るぐずついた天気となっています。

この先1週間も曇りや雨の日が多くなる見込みで、気象台は30日午前11時、宮崎県を含む「九州南部が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。九州南部の梅雨入りは平年と同じで、去年よりは11日早くなっています。

台風2号の影響は？

気象庁によりますと、大型で強い台風2号は12時には沖縄の南の海上をゆっくりとした速さで北西へ進んでいます。中心の気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートルとなっています。

宮崎県内への台風の影響はまだはっきりしませんが、台風の進路によっては6月2日（金）には警報級の大雨となる可能性があるということです。気象台は今後の気象情報に注意するよう呼びかけています。

蒸し暑さは今日(30日)まで

前線の南側に入っている宮崎は、29日・30日と蒸し暑い空気に覆われていましたが、明日31日は気温が23度前後まで一気に下がる見込みで、4月下旬並みの気温となりそうです。雨への備えとともに、気温の変化にご注意ください。