【宮崎版】 新型コロナ5類移行へ 「感染したかも」どう対応?
- 2023年05月08日
新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが、季節性インフルエンザなどと同じ5類に移行しました。
▼熱や喉の痛みなどの症状が出たらどうすればいいのか?
▼身近に感染した人がいる場合の対応は?
▼治療の費用や食糧支援はどうなるのか? など
これからの新たな対応方法をまとめました。
気になる症状が出たら?
まず、かかりつけ医や近くの医療機関に事前に連絡をし、指示に従ってください。
受診する時は、感染対策として「不織布マスク」を着けて受診してください。
どこに連絡したらいいか分からない場合は、県が公表している内科や耳鼻科、小児科などの「外来対応医療機関」の一覧をご覧ください。
県によりますと今月2日時点で493施設が紹介されているということです。
https://www.pref.miyazaki.lg.jp/covid-19/utagai/soudan_jusin.html
「症状が軽い場合」や「自分で受診する必要が無いと判断した場合」は、抗原検査キットを使用してください。検査キットは薬局で購入することが出来ます。
取り扱い薬局の情報は、宮崎県薬剤師会のホームページに記載されています。
宮崎県薬剤師会のホームページ:
http://www.miyayaku.or.jp/modules/bulletin1/index.php?page=article&storyid=434
無症状だけど感染が不安…という場合は?
各地に設けられていたPCR検査センターは、運営する事業者が、営業を続けるか閉鎖するかを判断します。このため事前に確かめておくと安心です。
なお、今までは検査費用は公的負担で無料の場合もありましたが、「自己負担」に切り替わります。
感染がわかったときの対応
陽性となった場合も行政への届け出は必要ありません。
宿泊療養施設は終了するため、多くの患者は自宅での療養となります。
厚生労働省は判断の参考として、推奨されることとして以下の目安を示しました。
▽発症の翌日から5日間は外出を控えること
▽症状が軽くなってから24時間程度は外出を控えること
また、発症から10日間は他人にうつす可能性があることから、マスクの着用や高齢者などとの接触は控えるなど、周囲への配慮を求めています。
詳しくは宮崎県「新型コロナウイルス」特設サイトをご覧ください。
宮崎県「新型コロナウイルス」特設サイト:
https://www.pref.miyazaki.lg.jp/covid-19/kenmin/20210206183202.html#hatunetu
費用負担はどうなる?
当面9月末まで治療薬と入院医療費は一部公費負担が行われます。
医療機関が手続きを行うので患者の手続きは必要ありません。
治療薬について
ラゲブリオなど高額な7種類の治療薬に関しては公費で全額負担されます。
一方で、一般的な解熱剤などは公費負担の対象になりません。通常の保険診療の窓口負担額となります。
入院医療費について
入院費用のうち、医療費や食事代は自己負担となります。
しかし、高額療養費制度の自己負担限度額から2万円を減額する措置を講じられます。
分からないことや不安に思ったら・・・
受診する医療機関に困ったり、体調が急変した場合は
宮崎県新型コロナウイルス感染症相談窓口 0985-78-5670
で相談を受け付けています。