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中学生と”命を守る呼びかけ”を考えた【NHKアナの防災教室】

  • 2023年02月14日

九州を縦断した去年9月の台風14号は宮崎県にも大きな被害をもたらしました。
毎年のように発生する大規模な水害。
災害が迫る中、自分や身の回りの人を守るためにはどう行動すればいいのか。防災士の資格を持つ神谷アナウンサーが、宮崎学園中学校の皆さんと一緒に考えました。

神谷アナの防災授業

2月2日、神谷アナウンサーと防災士の伊藤照夫さんが訪ねたのは宮崎市の宮崎学園中学校です。防災教室には、1年生から3年生までのおよそ300人が参加してくれました。

クイズ「人はどうすれば避難する?」

生徒たちに問いかけたのは5年前の西日本豪雨について。
この時、西日本を中心に多くの自治体が住民に避難を呼びかけていました。
そこで、神谷アナは「その時に実際に行政が指定する避難所に避難した人の割合は?」と生徒たちに質問しました。

神谷アナ

何%だと思いますか?

生徒

37%!

生徒

3%!

正解は・・・

なんと0.5%!

生徒が予想したよりもずっと低い数字に、会場からは驚きの声が上がりました。ここで防災士の伊藤さんは・・・

講師を務める伊藤 照夫さん
「じいちゃん逃げようじゃないか」という声かけをぜひしていただきたい。

子どもたちに、親しい人に避難を呼びかけて欲しいと提案しました。

避難行動を後押しする「呼びかけ」とは

なぜ呼びかけが必要なのか。災害時に何をきっかけに避難するかを尋ねたNHKの調査を紹介します。

「周囲の状況から危機を感じた」に続いて、「消防団などから直接避難を促された」「家族や知人に避難を強くすすめられた」が上位に入っています。つまり、消防団・家族・知人といった「身近な人からの呼びかけ」がきっかけで逃げたという方が多いんです。

生徒に呼びかけを考えてもらう

ここで、生徒の皆さんにも身近な人に避難を呼びかけることばを一緒に考えてもらいました。300人がいくつかのグループに分かれて、実際に災害が起きたとき、誰にどんな言葉で避難を促すのか具体的にイメージして作ってもらいます。

話し合うこと20分。いくつかのグループに発表してもらいました。

もうみんな逃げてるよ!

将来の備えのため避難を経験させてください
お願いします

神谷アナ

どうしてこんな呼びかけを?

以前、自宅周辺の災害の可能性が高まったときに親に相談したところ「うちは大丈夫」と言われ避難させてもらえなかったんです。

避難の仕方がわからないと真っ先に死ぬ気がするので、一度でいいから経験した方がいいと思いました。

他にも、おじいちゃんおばあちゃんに対してのひとことで、「避難をして助かったら一緒に美味しいものを食べたり、旅行したりしようね」など、生徒たちは真剣に考えてくれました。宮崎学園中学校の皆さん、ありがとうざいました!
この日の経験が、いつか生徒自身やその親しい人の身を守ることにつながればと思います。

NHKでは、呼びかけ文の具体的な内容をホームページで公開しています。家族で呼びかけ文を考える機会がありましたらぜひ参考になさってください。

  • 神谷一鷹アナウンサー

    宮崎コンテンツセンター

    神谷一鷹アナウンサー

    防災士

  • 谷本 拓也

    NHK宮崎・開発推進グループ

    谷本 拓也

    宮崎が初任地。
    私も家族への”呼びかけ文”考えました!

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