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大寒波 宮崎でも水道管の凍結対策が必要です!7年前には断水も

  • 2023年01月23日

今シーズンで最も強い寒波が到来します。
宮崎県内では24日夜から25日にかけて山沿いで大雪となるおそれがあります。
7年前の記録的な寒さで断水の被害が相次いだ都城市やえびの市。
水道管が凍結する前の対策のポイントは?凍結したら?詳しくお伝えします。

最強寒波到来

宮崎地方気象台によりますと、24日から25日にかけて冬型の気圧配置が強まり、九州南部の上空およそ1500mにマイナス12度以下のこの冬一番の強い寒気が流れ込む見込みで、 気象台は路面の凍結による車のスリップ事故や水道管の凍結に注意するよう呼びかけています。

このため山沿いを中心に24日の昼前から雪が降り始めところがあり、夜のはじめごろから25日の午前中にかけては大雪となるおそれがあり、積雪や路面の凍結による車のスリップ事故などに注意を呼びかけています。

7年前の寒波 都城市やえびの市では…

7年前の記録的な寒さで断水の被害が相次いだ都城市では、23日に市の水道局の広報車が市内各地を回り、住民に水道管の保温対策など事前の備えを進めるよう呼びかけました。

軸園 裕介主幹(都城市上下水道局総務課)
県内では7年前の断水が起きた時と同じくらい気温が下がると予想されているほか、盆地の都城市では特に寒さが厳しくなるため危機感を強めている。水道という地域全体の財産を守るため、家庭での凍結への対策にぜひ協力してほしい。

県などによりますと、えびの市でおよそ3200世帯、都城市でもおよそ2500世帯が断水し、これらを含む県内6つの自治体で6000世帯近くが断水したということです。 このため各自治体は各地に給水所を設けて給水車を派遣し、飲料水を配布するなど対応に追われました。断水の解消には1週間ほど要した所もあり、住民はペットボトルなどに入れた水で食器を洗ったり、風呂の湯を使ってトイレを流したりするなど、不便な生活を強いられました。

宮崎市でも立ち往生が

県内では、7年前の2016年1月にも記録的な寒さによって立往生や断水が起きるなど大きな影響が出ました。 このうち宮崎市の山あいを通る国道269号線では、夕方に路面の凍結によるスリップ事故が発生し、およそ30台の車が動けなくなりました。 

立往生がほぼ解消するまでおよそ18時間かかり、車に乗っていた人たちは警察や消防の車両で市の施設に移動して夜を明かしました。

宮崎市でも、7年前の同じ時期に気温が-3.5度まで下がり、水道管が凍結して破裂するなどした影響で、344か所で水漏れが起きるなど市民生活に影響が出ました。 宮崎市上下水道局は今回も同様の被害が起きる可能性があるとして事前に凍結を防ぐ対策を取るよう呼びかけています。

水道管の凍結に注意

宮崎市によると、具体的には、屋外にある水道管や蛇口を乾いた布やタオルで覆い、冷たい風が直接当たって凍らないようにすることや、夜間に蛇口をわずかに開け、鉛筆の芯ほどの少量の水を出し続けることを推奨しています。

浴室の水道の水を出しっぱなしにして浴槽にためておけば、万が一、断水した際に非常用に使えるため一石二鳥です。 ほかにも、水道管や止水栓が入ったメーターボックスの凍結を防ぐため、タオルを入れたビニール袋をボックス内に詰めることも有効だということです。

もし凍ってしまった場合は、水道管や蛇口に熱湯をかけると破裂したり、ひび割れたりするおそれがあるため、タオルを巻きつけて70度ほどの温度の湯をゆっくりとかけるよう呼びかけています。

さらに、水道管が破裂して水漏れが起きた場合にはメーターボックス内の止水栓を止め、自治体が指定する業者に速やかに連絡してほしいとしています。 このため、メーターボックスが自宅のどこにあるかや止水栓を操作できるかを事前に確認しておくことも勧めています。  

寒さが厳しくなるときや、気温の低下が予想されるときは万が一の断水に備え、飲料水を備蓄し、浴槽に水をためておくと安心です。

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