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宮崎県知事選挙 投票は誰に?候補者たちの終盤の訴え 記者解説

  • 2022年12月22日

【記者解説・担当記者が語る選挙戦】
いよいよ今週末25日に投票が迫った宮崎県知事選挙。
東国原英夫候補、河野俊嗣候補、スーパークレイジー君候補を取材する3人の担当記者がそれぞれの訴えを解説します。
投票日まで残りわずかです。それぞれの候補者の主張や訴えを見極める際にご活用ください。

東国原英夫 候補

元宮崎県知事の東国原英夫 候補。平成19年から23年まで知事を務めたあとは、国会議員やタレントとして幅広く活動しています。

東国原英夫 候補

自分で創意工夫してオリジナル個性ある宮崎をつくらにゃいかんのですよ。それが、宮崎の生きるすべなんです

高い知名度を生かし、ガラス張りの選挙カーで県内を地道に回る、選挙活動を続けています。選挙戦が終盤になるなか、駅前や広場での街頭演説にも力を入れていて、巧みな話術で聴衆を盛り上げながら、無党派層への支持拡大をはかっています。自ら先頭に立って、県産品の売り込みや、観光振興に取り組むことで再び、知事を務めていた当時の「全国から注目を集める宮崎」にしていくとアピールしています。いまこそ、宮崎を変えるタイミングで、県民ひとりひとりが、宮崎の未来を思い描いて投票に臨んでほしいと訴えています。

東国原英夫 候補

このままじゃだめなんですよほかの都道府県は、がんがん伸びてますよ。というのを気づいてもらう。それが重要ですよね。誰かが払拭して前に引っ張っていかないと、なかなか活性化とか発展とかはないと思う。大切な選挙なので、本当に選挙に行ってください。これは分岐点ですわ。(宮崎が)生きるか死ぬか。

河野俊嗣 候補

現職の河野俊嗣 候補。宮崎県の総務部長や副知事を務めたあと、平成22年に行われた選挙で初当選し、これまで3期務めてきました。

河野俊嗣 候補

16年前の過去に逆戻りをしてしまうのか。いろんな苦労があったけど、力を合わせて一歩一歩進んできたその先の未来を選ぶのか

3つの政党からの推薦のほか、300を超える企業や団体から広く支援を受け組織戦を展開しています。選挙戦では県内各地をくまなく回り、終盤に入っても大小さまざまな規模の集会を繰り返していて組織固めに力を入れています。最も強く訴えているのは3期12年の実績で、国や市町村とのパイプ、コロナ禍や自然災害といった課題にも真正面から向き合ってきたことをアピールしています。「時計の針を戻すことがあってはならない」として、オール宮崎で県政を進めてきた自分こそが宮崎の未来をつくるリーダーだと訴えています。

河野俊嗣 候補

コロナ、原油高物価高それで影響を受けた経済をどうしていくのか。それから人口減少をどうしていくのか。もうラストスパートです。しっかりと私の実績それからこの4年間への思い。そして政策というものを県民の皆様にお伝えをして。県民の暮らしをしっかりと守っていかなくてはならない。

スーパークレイジー君 候補

新人のスーパークレイジー君候補。政治団体の代表を務めています。

スーパークレイジー君候補

若い方が動かないとと思っているので、何をするにしても。ぜひ、お願いします

選挙戦では一貫して「子ども」「若者」に向けた政策を掲げていて子どもの医療費や給食費の無償化などの必要性を訴え続けています。若い世代の声を受け止めることができるのは、自分しかいないと支持を呼びかけています。

スーパークレイジー君候補

有権者じゃない子どもから若者がやはりどうしても後回しだっていう声が多かったので。先頭に立ってできることはしたい。

NHKの選挙特設サイトでは各候補の訴えやアンケート、選挙戦の解説記事などもご覧いただけます。投票日まで残りわずかとなりました。それぞれの主張や訴えを見極める際に活用して下さい。

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