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宮崎で大雪か 山沿いでチェーン規制?通行止め?備えを確認

  • 2022年12月22日

宮崎でも大雪の可能性

県内では今月24日頃にかけて、山沿いで大雪の恐れがあります。気象台は積雪による路面のスリップなどの交通障害に注意するよう呼びかけています。注意点をまとめましたのでご確認下さい。

車の運転は?

スタッドレスタイヤタイヤチェーンなど冬道への備えが無ければ、チェーン規制が出る可能性がある県境の峠越えは控えましょう。普段通り慣れている道でも、雪が降ったら甘く見てはいけません。先週の雪でも山沿いでトラックが坂道を登れず立ち往生したケースがありました。

冬道用のスタッドレスタイヤ
冬道用のスタッドレスタイヤ

スタッドレスタイヤなどを装着している場合であっても、昼間でもヘッドライトを点灯してください。スリップする危険性があるので車のスピードは普段より大幅に落として走行してください。下り坂ではエンジンブレーキを使って減速してください。フットブレーキではスリップの可能性があります。

エンジンブレーキを適切に使う

路面の凍結には歩行者も注意

夜に降った雪が朝には凍結してしまうこともあります。氷になった雪はさらに滑る危険があります。重大事故や怪我に繋がる恐れもありますので、車だけではなく、歩行者の方も十分注意してください。山間部では先週(17・18日)に降った雪が残っています。現在では凍結していてスリップの危険性があります。車が何回も通っているような場所は踏み固められてしまっているので滑りやすくなります。なるべく通行しないようにしてください。

歩く時のコツ

靴は滑らないものを履くようにしてください。特にゴム製で溝の深いものを使用すると良いでしょう。足元を見ながら一歩一歩慎重に歩いてください。足の裏の全体を使って歩いたり、すり足で歩いたりすると転びにくくなります。夜間で足元が見えにくい場合はライトを持って足元を照らしながら歩いてください。杖を使って歩くことも有効です。雪に覆われた段差に、つまずかないように注意してください。坂を歩くときは特に注意が必要です。一回立ち止まって滑りやすさの確認を行ってください。屋根や標識などから雪や氷の塊が落ちてくることがあります。頭の上にも注意して、軒下には近づかないようにしましょう。

大雪被害への備えを

大雪では電線に着雪したり、倒木の影響で電線が切れ停電の恐れがあります。また倒木で道路が塞がれる場合もあります。車の運転はスリップだけでなく、道路の障害物にも注意が必要です。

そして、公共交通機関への影響、農業用ハウスへの被害も考えられます。雪が強まらない内に対策をお願いします。

雪が強まった場合は無理な外出は控えて下さい。そして、気温が下がりますので水道管の凍結にも注意が必要です。停電に備えて、電気を使わない暖房器具や懐中電灯、電池、ラジオ、スマホの充電の準備を願いします。また非常用の食料や水の備蓄の確認もしておきましょう。

最後に

雪が多くなってからでは移動が難しいケースも出てきますので、早めの帰宅を心掛けて下さい。また、新型コロナやインフルエンザなどに備えるためにも、体調管理が大切になってきます。防寒対策をしっかりして、身体に負担を掛けないようにしましょう。

  • 神谷一鷹アナウンサー

    宮崎コンテンツセンター

    神谷一鷹アナウンサー

    防災士

  • 滑川和男アナウンサー

    宮崎コンテンツセンター

    滑川和男アナウンサー

    防災士

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