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WBC宮崎キャンプ「侍ジャパン」大フィーバー!過去合宿を復習

  • 2022年12月15日

WBCに臨む日本代表の宮崎合宿は2月17日から11日間の日程で行われます。
メンバーの選考に注目が集まっていますが、当時メジャーリーガーだったイチロー選手などを目当てにスタジアムに向かう道が大渋滞となった2009年の第2回大会の直前合宿の様子を振り返ります。

日本代表の宮崎合宿は?

2023年3月に開かれる野球のWBC=ワールド・ベースボール・クラシックは、東京などで1次ラウンドと2次ラウンドが、続く決勝ラウンドはアメリカで行われます。

日本代表に関する事業を行うNPBエンタープライズは、大会直前に予定されている日本代表の宮崎市での強化合宿について、2月17日から27日までの日程で実施することを発表しています。合宿は宮崎県総合運動公園の施設で行われ、25日と26日には、ソフトバンクとの壮行試合が予定されています。

県によりますと、宮崎合宿では、サンマリンスタジアム宮崎で行われる練習はスタンドで観戦できますが、ブルペンなどそれ以外の施設については未定だということです。野球の日本代表の合宿が宮崎市で行われるのは、3年前に行われた国際大会「プレミア12」に向けた事前合宿以来で、大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手をはじめ、どんなメンバーが宮崎にやってくるのか注目を集めそうです。

2009年宮崎合宿の様子

宮崎市では2009年の第2回大会以降、直前の強化合宿が行われてきました。球界を代表するスター選手が集まるため、毎回多くのファンの方が全国から宮崎を訪れます。なかでも盛り上がりを見せたのが、24万人以上が押し寄せた2009年(第2回大会)の合宿です。

人であふれかえる宮崎空港のロビーや球場、田中将大投手やダルビッシュ有投手など名だたる選手がいるなか、圧倒的な人気を集めたがイチロー選手でした。

球場の前には冬場にも関わらず連日徹夜組の姿が。合宿期間中の道路は大渋滞。球場にむかう電車も東京の通勤ラッシュのような光景です。臨時バスは往復20便ほどが運行しました。まさに空前の侍フィーバーとなっていました。

球場に向かう電車の様子

しかし、今回はこの2009年を超えるフィーバーとなるかもしれません。タクシーの運転手も「あの人が来たら大変なことになる」と口をそろえます。

あの人とはもちろん、日本が誇る二刀流、エンジェルスの大谷翔平選手です。
先月、大会に出場する意思を日本代表の栗山監督に伝えたことをSNSであかし「大変なことになる」という言葉が現実味をおびてきました。世界のショーヘイ・オオタニは宮崎にやってくるのか、いまや全国の野球ファンの注目の的です。

楽しみいっぱいの宮崎合宿ですが、イチローブームに沸いた当時を思い出して、球場までの交通手段や宿泊先の確保は計画的に進めておきましょう。

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