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宮崎市 小中学校 和式トイレが6割!低学年から洋式に改修へ

  • 2022年12月06日

学校のトイレ 洋式化進める

宮崎市はおよそ6割が和式となっている小中学校のトイレについて、「使いにくい」という声を受けて今後、低学年の児童が使うトイレから優先して洋式に改修していく方針を示しました。

洋式の割合は40.1%にとどまる

これは、12月5日に開かれた宮崎市議会の一般質問で市の教育委員会が明らかにしました。

 宮崎市によりますと、 市内の小中学校の合わせて72校でトイレの洋式化を進めていますが、ことし3月末時点で、 洋式のトイレの割合は40.1%にとどまり、 全国平均の57%を下回っています。

「和式は使いたくない」 

自宅や街なかのトイレの多くが洋式となる中、子どもたちからは低学年の児童を中心に「和式のトイレは慣れていないから使いたくない」といった声が上がっているということです。

一般質問では「学校の和式トイレが使いづらいため、用を足すのを我慢してぼうこう炎になった児童もいる」という指摘が議員からありました。

宮崎市では今後、小学1年生と2年生が利用するトイレから優先して洋式化を進めていく方針です。

避難所のトイレも洋式化へ

また、災害などの際に避難所となる公共施設のトイレについても、和式の便器では排せつ物が飛散しやすいのに対し、洋式ではフタを閉めることで衛生的な管理がしやすいことや、足腰の弱った高齢者でも使いやすいことなどから、順次、 洋式化を進めていくことにしています。 

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