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鉄道150年 NHK宮崎 滑川和男アナウンサーの旅 JR肥薩線 真幸駅

  • 2022年11月25日

NHK宮崎放送局アナウンサーの滑川和男です。今年は鉄道150年の記念の年ですね。県内でも高千穂鉄道跡や観光列車あまてらす鉄道、そしてJR日南線のプロ野球チームの駅など取材してきました。今回訪ねたのはえびの市のJR肥薩線「真幸駅」(まさきえき)。何を隠そう、私は古い駅舎が特に好きなんです。稲刈りシーズン終盤の秋晴れの日、足を運んできました。

宮崎県で初めて出来た駅

真幸駅はえびの市の山間にあります。実は宮崎県で初めてできた駅で、木造の駅舎は1911年の開設当時そのままの姿で残っています。出来て100年以上、経っているわけですね。無人駅ですが、とてもきれいに掃除されています。真の幸せに通じる「真幸」という駅名も大変ありがたく感じます。ベンチに座ると、100年前にタイムスリップしたようです。

真幸駅で幸せの鐘を鳴らす

ホームに向かいます。跨線橋は無く、木の歩道でレールを跨いで行きます。見通しの良いホームの中央には「幸せの鐘」がありました。案内が書いてあります。「ちょっと幸せの方は一回」「もっと幸せを願う方は二回」「いっぱい幸せの方は三回鳴らして下さい」と書いてあります。え?私ですか?ほかに何人か観光客がいたので、「欲張りなヤツだ~」と思われるのでは?と心配しましたが、しっかり三回鳴らしました(笑)

地元のボランティアが支える駅

2020年(令和2年)7月4日の熊本県の南部を襲った豪雨で、八代駅から吉松駅の間が不通となってしまいました。現在も、復旧の見通しが立っておらず、真幸駅に入ってくる列車はありません。最後の列車から2年以上の年月が経っています。レールを見ると上部が赤茶色に錆びていて、少し胸が痛みます。しかし、地元のボランティアの皆さんが駅舎を掃除をしたり、地元の産品を販売したりしていて、車で訪れる観光客も多くいます。皆さん、熱心に写真を撮ったり、鐘を鳴らしたりしていて、週末のこの日は寂しさは感じませんでした。表のベンチの横にはえびのらしく田の神さぁも座っていました。

アクセス

住所:宮崎県えびの市内竪947
肥薩線「吉松駅」から車約10分

  • 滑川和男

    宮崎コンテンツセンター

    滑川和男

    宮崎は新人以来2度目勤務

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