ページの本文へ

NHK宮崎WEB特集

  1. NHK宮崎
  2. 宮崎WEB特集
  3. 高校野球九州大会 センバツへ!宮崎商業の初戦「東福岡」は?

高校野球九州大会 センバツへ!宮崎商業の初戦「東福岡」は?

  • 2022年10月19日

宮崎県予選を2年ぶり7回目の優勝で制した宮崎商業。
センバツ甲子園出場をかけて戦う初戦の相手は福岡2位の東福岡。宮崎と福岡のNHKアナウンサーが見どころを紹介します。
「宮崎商業」vs「東福岡」 10/22(土)10:00試合開始(予定)

宮崎商業の強さ

宮崎商業(宮崎1位)を紹介するのは、宮崎局の道上美璃アナウンサー。

注目は永山翔琉(ながやま・かいり)投手。宮崎県予選の全5試合に登板し、34回と1/3イニングを投げて失点4・自責点3と防御率は脅威の0.78!旧チームから正捕手として実戦経験も豊富な岡元天伸(おかもと・てんしん)選手の好リードにも期待ができます。

永山翔琉投手(県大会・準決勝直後のコメント)
常に練習から雰囲気をあげることをテーマにやってきたので、チームが良い雰囲気で逆転できて良かったです。

打線は中軸をつとめる3番・甲斐夢都(かい・ゆめと/.533)選手と、5番・上山純平(かみやま・じゅんぺい/.625)選手の2人の1年生が引っ張ります。さらに、長打力のある1番・中村奈一輝(なかむら・ないき)や6番・平尾将竜(ひらお・しょうたつ)も1年生。

スタメン9人のうち6人が1年生という若い打線で勢いをつけられるか。九州大会進出がかかった宮崎県予選の準決勝(対延岡学園)では先発全員安打を記録。中盤までリードされていましたが終盤の8回ウラ、連打に送りバントやスクイズなどの小技を絡めて逆転しました。

春夏連続で甲子園に出場した先輩に憧れて宮崎商業に入学した選手が多く、「ここ一番で」得点できるの勝負強さが特徴です。県予選優勝の勢いをそのままに、2年ぶりのセンバツ出場を目指します。

東福岡の特徴は?

対する東福岡(福岡2位)の紹介は北九州局の神戸和貴アナウンサー。

東福岡はスポーツの強豪校。元プロ野球選手の村田修一さんやサッカー日本代表の長友佑都選手の母校でもあり、野球部だけでなく、バレーボール、ラグビー、サッカーは全国でもトップクラスの実力を持ちます。

準々決勝では序盤に最大4点をリードされるも、3回から7回までの毎回得点で逆転。続く準決勝では先制するも逆転され、中盤までリードされる展開となりますが、継投で粘り、同点の9回に2本のタイムリーなどで3点を勝ち越し、8年ぶりとなる九州大会進出を決めました。

チームの特徴は継投で粘り強く戦うこと。福岡県予選では4人が登板しました。特に、背番号10の高山柊吾投手は、県予選14イニング14奪三振で失点はわずかに1。準決勝ではノーアウト1塁2塁のピンチで登板し、見事無失点に抑えました。

伊藤義弘監督は、同校の卒業生でプロ野球ロッテでリリーフ投手として257試合に登板した経歴を持ちます。母校の監督になって3年目で初めて秋の九州大会。ピッチャーとしてプロでも活躍した伊藤監督が、どのタイミングで継投に踏み切るか注目が集まります。

センバツへ向けて

来年春のセンバツ甲子園出場の選考において重要な資料となる秋の高校野球九州大会。沖縄で開幕する九州大会には各県から合わせて16校が参加します。センバツの九州地区出場枠は4校。2回勝って、準決勝まで勝ち進めば甲子園出場に大きく前進します。夢の舞台を目指して熱い試合を期待したいと思います。 

ページトップに戻る