宮崎 滑川和男アナウンサーが答えます!4つの質問
- 2022年05月12日

視聴者からの身近な疑問・質問にお答えする「てげ探!」。今回は「てげ探!」に寄せられた疑問・質問の中から4つを選んで、滑川和男アナウンサーがまとめてお答えします!
アナウンサーの転勤サイクルは滑川アナウンサーが取材先などで一番聞かれることだそうです。新人時代と変わってなくて不思議という質問は某アナウンサーの若かりし頃の秘蔵映像が…!
質問①『自販機の回収箱 設置は義務じゃないの?』
(投稿者)天下の素浪人さん
「回収箱の無い自販機を見かけます。回収箱がないことによりペットボトルのポイ捨てが多くなるのではないでしょうか?自販機の回収箱は義務付けではないのでしょうか?」

業界団体と宮崎市に問い合わせたところ「条例にも業界団体の指針にも自販機を設置したら回収ボックスの設置に努めなければならないと記載があるが、努力義務で罰則はない」とのことで、設置者の意識に任されている部分があるようです。
一方で、一般ごみなど様々なものが回収箱に捨てられてしまい、場合によっては満杯であふれたり悪臭を放ったりすることで問題になっています。我々、自販機を使う側も回収箱はゴミ箱ではなく、リサイクル資源を入れるためのものという意識を持つ必要があります。

業界団体としても、ペットボトルや缶以外のものを捨てられないようにするため、新しい回収ボックスの普及を図っています。

投入口を小さく、下向きにすることでカフェのプラスチックカップや中身が入った容器を入れにくくします。業界団体の全国清涼飲料連合会によりますと、メーカーを超えて全国的な統一仕様を目指していくということで、今年の秋以降宮崎でも順次、見かけるようになる見込みです。
質問②『バスの出入り口 全国で統一ないのはなぜ?』
(投稿者)こんにちはさん
「全国でバスの出入口が統一されてないのはどうしてですか?」
県外に行くと、このバスどっちから乗るのかな?小銭は先に用意しなければならないのかな?と身構えることがあると思います。
例としてまず東京23区を走る都営バスを見てみましょう。

東京23区を走る都営バスは、【前から乗って、乗った時に料金を払い、降りる時は後ろからそのまま降りる】パターンです。一方で宮崎交通はこちらです。

都営バスと全く逆で、【後ろの扉から乗って、前から降りる時に運転席のところで払う、あと払い】のシステムです。ではこの2つ、一体何が違うのでしょうか。違いは「運賃体系」です。
東京23区の都営バスは「均一運賃」、宮崎交通は乗った区間に応じて運賃が変わる「区間制・運賃方式」です。均一なら乗る時に払えますが、乗った分だけなら降りる時に清算する必要があるため宮崎交通の場合はドライバーの近く、前の扉から降りることになります。
このほかにも、全国には様々な乗降口料金の払い方が存在しています。各運行会社でHPに乗り方の説明がある場合もありますので、事前にご確認下さい。
質問③『NHKアナウンサーの転勤サイクルは?』
(投稿者)ちょびんさん
「NHKのアナウンサーの皆さん、だいたいどのくらいの期間で転勤するのでしょうか? 」
この質問は、滑川アナウンサーが仕事を始めてからから聞かれる質問、ナンバーワンだそうです。では、お答えしましょう!

ズバリ!ひとによります!アナウンサーの数だけ転勤のサイクルに違いがあります。滑川アナを例にとって紹介すると、「宮崎4年→広島4年→東京2年→仙台4年→東京5年→広島4年→函館2年→東京2年→宮崎3年目」という経歴です。
これだけ転勤していると大変でしょうと言われますが、地域ごとに新たな発見がありますし、宮崎と広島は2回勤務しまして、その年齢によって担う役割も大きく違うので、それぞれの勤務地にアナウンサー人生の中での意味があると考えています。
質問④『新人時代と変わってなくて不思議!』
(投稿者)あおじいさん
「滑川アナが宮崎局に帰ってきて、懐かしいなあという思いがありますが、当初と全然変わってなさ過ぎて不思議です。」

あくまでも『あおじいさん』が言っているのですが、初任地時代の20代と本当に変わってないのか?宮崎局に保存されている過去の映像の中から、当時の滑川アナが映っているものを映像制作チームが探しました。その画像がこちら!

平成5年、私がNHKに入った年に行ったズッキーニ栽培の農業用ハウスからのリポートの画像です。現在私は52歳ですが、当時24歳でした。30年近く経ちましたが、いかがでしょうか?

今回は視聴者から寄せられた疑問をまとめてお答えしました。
NHK宮崎では、みなさんの身近な疑問やお悩みをお待ちしています、次回もお楽しみに!身近な疑問・お悩みはこちらから https://www.nhk.or.jp/miyazaki/tegetan/index.html