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宮崎特産青パパイアが給食に⁉ミステリークッキング延岡学園編

~調理科の高校生たちが青パパイアを絶品料理にアレンジ~
  • 2022年06月03日

ミステリ―クッキングの続編!延岡学園・調理科の高校生たちが「給食」をテーマに料理開発に挑んだ。出来上がった料理の「レシピ」も最後にご紹介!

新レシピ開発に挑むのは!?

今回の舞台は県北・延岡市の「延岡学園・調理科」。「日本ギフト大賞2019」のふるさとギフト最高賞を受賞した『ちりめんアヒージョ』などレシピ開発の分野で数々の実績を上げてきた名門校だ。高校3年生の4人が青パパイアの給食メニューの開発に挑んだ。独特の苦みがある青パパイアを若い視点でどう攻略していくのか?気合十分でいざ調理!

給食向けの絶品「青パパイア料理」

今回作るのは「マセドアン(さいの目切り)サラダ」「トマト煮」の2品。生のままでは硬い青パパイアをいかに柔らかくし、どうやったら食べやすくなるのか、給食を食べる子どもの視点になって考えることに。

そこで選んだのが「蒸す」という調理法。栄養を逃さずに熱を入れられるうえに、その間に他の作業もできて一石二鳥だ。調理室にある大きな蒸し器に角切りにした青パパイアを入れ、まずは30分蒸してみることに。

蒸し器で硬さを調整する調理科 の学生

30分後。取り出した青パパイアを試食した感想は「もうちょっと」。更に10分蒸し、ようやく納得のいく歯ごたえに!他の野菜やハムを加え、フレンチドレッシングとマヨネーズで味付けして、マセドアンサラダが完成!

一方の「トマト煮」は煮込む際に一工夫。落とし蓋を使って、青パパイアにトマトの味をしっかりしみ込みこませることで独特の苦みを軽減することに成功!子どもたちが苦みを感じず食べられるようにしたのだ。鶏肉や玉ねぎ、シイタケも入って栄養満点の一品が完成!

そして、できあがった料理がこちら!!!

手前が「トマト煮」奥が「マセドアンサラダ」

レストランで出てきそうな上品な仕上がりだ。色鮮やかで見ているだけでお腹がすいてくる。

先生たちが試食!その評価は!?

出来上がった料理を食べて評価してもらうことに。普段は厳しい調理科の谷本先生の反応は果たして!?

試食する調理科の谷本先生

一口食べた先生は「うん、おいしいです。蒸すことで栄養価も高く保て、小学生でも中学生でも十分食べられる味だと思う。100点です!」とご満悦の様子。生徒たちも思わず笑みがこぼれる。頑張って試行錯誤したかいがあったようだ。高校生たちからは「思ったよりもおいしく作れてビックリしています」「小中学生も必ず喜んでくれると思います」と手ごたえを感じていた。
ご家庭でも、おしゃれで栄養満点の「青パパイア料理」を作ってみてください。

【レシピ】青パパイアのマセドアンサラダ

<材料>(8人分)
青パパイア・・・2個、にんじん・・・2本、じゃがいも・・・3個、ハム・・・5枚、さやえんどう・・・10本、★フレンチドレッシング・・・80g、マヨネーズ・・・80g  

<★フレンチドレッシング>
酢・・・55g、マスタード・・・小さじ1、サラダ油・・・200g、ハチミツ・・・小さじ2、しょうゆ・・・小さじ1、砂糖・・・小さじ2、塩・・・少々、コショウ・・・少々、ニンニク・・・小さじ2


<作り方>
1. 青パパイアは1㎝角に切って水につけて15分さらす
2. 柔らかくなるまで蒸す(およそ40分)。
3. にんじんとじゃがいもは1㎝角に切って蒸す。
4. 角ハムは1㎝に切っておく。
5. さやえんどうは3㎝の長さに切ってゆでて氷水でひやし、水分を切る。
6. ★フレンチドレッシングを作り材料と合わせたらマヨネーズを入れ、塩コショウで味を整え冷蔵庫で冷やしたら器に盛る。

★フレンチドレッシング
1.ニンニク、マスタード、酢を合わせてミキサーで混ぜる。
2.サラダ油を少しずつ入れ混ぜながら分離しないようにする。
3.ハチミツ、しょうゆ、砂糖、塩コショウで味を整える。

【レシピ】青パパイアのトマト煮

<材料>(4人分)
青パパイア・・・2個、トマトソース・・・500g、玉ねぎ・・・1個、だし・・・700ml、ピーマン・・・2個、砂糖・・・小さじ4、グリンピース・・・50g、みりん・・・大さじ2、鶏肉・・・200g(1枚)、しょうゆ・・・大さじ2、しいたけ・・・6個、油・・・少々、塩・・・少々、ブラックペッパー・・・少々

<作り方>
1.青パパイアは皮と種を取り、食べやすい大きさに切り、10分間水に浸しあく抜きをする。
2.30分間程度蒸して柔らかくする。
3.ピーマンは乱切り、玉ねぎは色紙切りにする。
4.鶏肉は一口大に切り塩コショウで下味をつける。
5.しいたけは1/4に切る。
6.鍋に油を入れ、青パパイア、玉ねぎ、しいたけを炒める。(塩を少々加える)
7.だしを700mlと砂糖とみりんを入れる。
8.鶏肉をフライパンで炒め、酒を入れてデグラッセをし、鍋に入れて、半分になるまで煮詰める。
9.鍋にグリンピースを入れ、トマトソースを入れて煮詰める。
10.しょうゆで味を整え、ピーマンを入れる。
11.ブラックペッパーと塩で仕上げる。

  • 津田 裕一

    ミステリークッキングチーム

    津田 裕一

    普段は編成や広報を担当。新企画ミステリークッキングではWEB記事や放送後の様々な展開を担当。今後もまだまだ企画がありますのでお楽しみに♪

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