ここからNHK水戸放送局ホームページ内のリンクボタンです
読み上げブラウザ用メニューに戻ります
ここから本文です

茨城県議選に関するさまざまな情報をお届けします。茨城県議会議員選挙の投票日は12月9日(日)です。

選挙リポート・解説

注目選挙区(5)水戸市・城里町選挙区

茨城県議会議員選挙の注目選挙区をシリーズで紹介していきます。
5回目は水戸市・城里町選挙区です。

対談

県庁所在地の水戸市は人口約27万人と県内でもっとも多く、国の出先機関や企業なども多く集まり、県内の行政と経済の中心としての役割を果たしています。

一方で近年は市内中心部の空洞化が進んでいて、市の去年の調査では中心市街地の空き店舗率が22.2%となり、10年前から9ポイント近く上がりました。

さらに、以前は県内でもっとも高かったJR水戸駅北口の土地の価格も23年連続で下落するなど、県都としての地盤沈下が指摘されています。

水戸市・城里町選挙区は、6人の定員に対して現職6人と新人1人の計7人が立候補し、前回(4年前)の選挙と同じ顔ぶれになりました。

「県都」としての水戸市を今後、どのように発展させていくためのか、7人の候補者に聞きました。

注目選挙区(4)つくば市選挙区

茨城県議会議員選挙の注目選挙区をシリーズで紹介していきます。
4回目はつくば市選挙区です。

対談

つくば市は、平成17年の「つくばエクスプレス」の開業によって都心とのアクセスが改善されたことなどから人口が増え続け、今ではおよそ23万人と、県庁所在地の水戸市に迫る勢いとなっています。

一方で、郊外の農村部では高齢化が進み、「つくばエクスプレス」沿線の地域との格差が広がっているほか、つくば駅前では商業施設が相次いで撤退するなどの課題も抱えています。

つくば市選挙区は、前回・4年前の選挙から定員が1人増えて5人となり、現職4人と元議員1人、さらに新人4人のあわせて9人が立候補しました。

つくば市は、これまで研究学園都市として発展してきました。

今後、県を代表する都市の1つとして、どのようにまち作りを進めていくべきと考えているのか、9人の候補者に聞きました。

注目選挙区(3)古河市選挙区

茨城県議会議員選挙の注目選挙区をシリーズで紹介していきます。
3回目は古河市選挙区です。

対談

茨城県議会の会派には、「いばらき自民党」「自民県政クラブ」と、「自民」という名前がつく会派が2つあります。

もともとは「自由民主党」という会派でしたが、衆議院の今の茨城7区選出の中村喜四郎・元建設大臣が平成6年に自民党を離党したことをめぐって、中村氏を支援する議員を中心とした「自民県政クラブ」が結成されたことによるものです。

定員3人の古河市選挙区には、5人が立候補しました。

このうち「いばらき自民党」の現職2人に共産党の新人、7期にわたって議席を得てきた「自民県政クラブ」の現職、中村氏の長男が無所属の新人として立候補し、5人による選挙戦となっています。

古河市では去年、圏央道の県内の全線が開通したことによって、新たな企業の立地が進む中、子育て支援や公共施設の充実など、現役世代が暮らしやすいまち作りをどのように進めていくかなどが課題となっています。

注目選挙区(2)高萩市・北茨城市選挙区

茨城県議会議員選挙の注目選挙区を紹介するシリーズ。
2回目は高萩市・北茨城市選挙区です。

対談

県の北に位置する高萩市や北茨城市では、ここ数年、人口減少や少子高齢化が進み、県内でも特に深刻な状況になっています。

人口約2万8000人の高萩市と、約4万3000人の北茨城市。

2つの市では、人口が平成8年のピーク時から2割近く減少したほか、65歳以上の高齢者の割合も増え続け、今では3割を超えています。

人口減少のスピードと高齢者の割合は、ともに県の平均を大きく上回っていて、高萩市と北茨城市を含む県北地域の振興策は、県政にとって重要な課題の1つとなっています。

高萩市・北茨城市選挙区は、前回・4年前の選挙まで定員1人ずつの2つの選挙区でしたが、合区されて、今回から定員が計2人になりました。

高萩市出身の自民党の現職に、北茨城市出身の自民党の現職と無所属の新人の計3人が立候補し、地域の振興策などをめぐって激しい選挙戦となっています。

注目選挙区(1)東海村選挙区

茨城県議会議員選挙の注目選挙区をシリーズで紹介していきます。
1回目は東海村選挙区です。

対談

東海村には首都圏唯一の原子力発電所、東海第二原発が立地していて、11月、原則40年とされている運転期間を延長することが認められました。

仮に今後、再稼働に進むとなった場合、県は、事業者と結んでいる安全協定に基づいて、事前了解をするかどうかの判断を迫られることになります。

県にはさらに、大規模な事故の発生に備えて住民の避難計画を作ることも求められていますが、東海第二原発から30キロ圏内には、全国の原発で最多の約96万人が暮らしていて、どのように住民の安全を確保していくかも大きな課題となっています。

東海村選出の県議会議員には、こうした県の判断や取り組みに対して地元の住民の声を届け、反映させていく役割も求められます。

東海村選挙区は、定員1人に対して、自民党の現職と共産党の新人、それに無所属の新人の3人が立候補しました。

告示日解説

茨城県議会議員選挙が11月30日に告示され、12月9日の投票に向けて選挙戦に入りました。
今回の選挙について解説します。

対談

今回の県議会議員選挙の焦点は、何になりますか。

対談

選挙区の区割りや定員の変更が行われた中、最大会派の自民党が改選前の勢力を維持できるかどうかが、最大の焦点となります。こちらは県議会の改選前の議席を会派ごとに示したものです。

対談

63人の定員のうち、欠員が3人出ていますので合計60人となっています。

対談

こう見てみますと、自民党会派の「いばらき自民党」が3分の2を占めているんですね。

対談

今回の選挙では、こちらの40人の現職のうち、1人が引退、1人が地元の市長選挙への立候補を表明し、残る38人が再選を目指して立候補しました。 自民党は原則として新人は公認しないことにしていますので、今回、無所属で立候補した34人の候補者の中には、当選したあとで「いばらき自民党」への入会を希望している人もいます。

対談

大井川知事にとっても、自身を支えてくれる議員たちが安定した勢力を保てるのか、気になるところですよね。

対談

大井川知事は、去年8月の知事選挙で自民党と公明党の推薦を受けて当選しました。 就任1年目から力を入れてきた企業誘致や医師不足の解消などの取り組みは、まだ始まったばかりで、これらをしっかりとした成果に結びつけるためには県議会の協力が不可欠となります。 こうしたことから、今回の選挙の結果に注目していると思います。

対談

自民党以外の党派はどうですか。

対談

まず国民民主党の議員などで作る「茨城県民フォーラム」ですが、代表を務める日立市選挙区の現職が引退し、残る現職4人と新人1人を擁立しました。
主に労働組合の支援を受けるなどして、5人全員の当選を目標にしています。

公明党は、県本部の代表を務める現職が引退しますが、その後継候補の新人1人と、現職3人のあわせて4人が立候補し、改選前の議席の確保を目指します。

共産党は、現職3人と新人5人を擁立し、改選前の3議席からの増加を目指します。

立憲民主党は、改選前の議席はありません。
今回の選挙では、水戸市選挙区とつくば市選挙区から1人ずつ立候補していまして、全国の都道府県議会選挙で初めての議席を獲得できるかが注目されます。

日本維新の会は、那珂市選挙区で新人1人を擁立しました。
来年、夏には参議院選挙も予定されていますので、各党にとっては地盤固めや票の掘り起こしを進めておきたいという思惑もあると思います。

対談

今回の選挙で、政策的にはどんなことが争点になりそうですか。

対談

県議会議員選挙は、おおむね各自治体ごとに地域の代表を選ぶ選挙です。
このため争点は、雇用を含む地域経済から医療介護、福祉、そしてインフラ整備に至るまで多岐にわたります。
中でも大きな課題としては、やはり人口減少の問題があげられます。

対談

県内全体の人口は、外国人を除くと17年連続で減少し続けている一方で、東京に近い県南地域では移住者が増加するなど、県内では自治体間の格差が広がっています。
こうした状況下でどのように地域の活性化を図っていくかという点は、各選挙区で共通の争点になってくると思います。

対談

東海第二原子力発電所についても今月、大きな動きがありましたよね。

対談

東海第二原発は今月、原則40年とされている運転期間を最長で20年、延長することが認められました。

対談

原発から30キロ圏内には全国最多の96万人が暮らしていまして、再稼働する際には、立地する東海村を含む周辺の6つの自治体から事前の了解を得るという全国で唯一の協定が結ばれています。
このため選挙戦では、原発が立地する東海村選挙区だけでなく、再稼働の是非や、大きな事故が起きた際に住民の安全な避難を実現できるのかといったことについても、論戦が交わされる見込みです。

対談

選挙区の区割りは今回からどのように変わったんですか。

対談

例えば、つくば市選挙区や牛久市選挙区など、有権者が増加している地域では定員が増えた一方で、日立市選挙区など有権者が減少している地域では定員が減りました。

県内全体でみますと、選挙区の数は4つ減って32に、定員は1人減って62人になりました。

対談

そして気になるのは投票率ですね。

対談

こちらは過去の茨城県議会議員選挙の投票率のグラフになります。

対談

かつては80%を超えた時期もありましたが、その後は右肩下がりになっていまして、ここ数回は、衆議院選挙と同じ日に行われた前回をのぞいて50%を下回る状況が続いています。
今後、人口の減少や少子高齢化がますます進んでいく中で、私たちの地域の将来像を描く議員を選ぶ選挙になりますので、投票率にも注目したいと思います。

読み上げブラウザ用メニューに戻ります
▲ ページの先頭へ