東日本大震災と東京電力福島第一原発の事故から10年が経過しました。
当時、大きな被害を受けた茨城県ですが、「もう大地震はこない」と安心はできません。
震災後もプレートのエネルギーが解放されずにいるなど、大きな地震が起きるおそれが続いているからです。
茨城大学では被害の軽減に役立つと期待されている研究が進められています。

【今も続く大震災の影響】

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先月、福島県いわき市の断層を調査する茨城大学の研究室のメンバー。
調査しているのは、地震学が専門の茨城大学大学院の山田卓司准教授です。
いわき市では、震災の1か月後に起きた地震で震度6弱を観測しました。
内陸部で起きる断層型の地震で、地表には約2メートルの段差ができました。
山田准教授は、茨城県でも同じメカニズムによる地震が起きるおそれがあるといいます。
さらに、地震のリスクは内陸だけではなく、海を震源とする地震にもあるとういうのです。
ことし2月13日には、県内で最大震度5弱を観測した福島県沖を震源とする地震が発生しましたが、茨城県沖でも、こうした地震が起きる可能性があると、山田准教授は警鐘を鳴らします。

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「SDGs」ということば、最近よく耳にするという方も多いのではないでしょうか。
「Sustainable Development Goals」、日本語にすると「持続可能な開発目標」で、国連で採択された2030年までに解決を目指す世界共通の目標です。
このSDGsを楽しく知って、自分事として考えてほしいと、つくば市の高校生たちが「カルタ」を作りました。
(放送2021年4月20日)

「SDGsカルタ」ってどんなカルタ?

「SDGsカルタ」を作ったのは、茨城県立竹園高校の生徒たちです。
ロボコンや英語のディベートの全国大会出場者など、個性豊かなメンバーが集まりました。
カルタは「A」から「Z」で始まる英文で、SDGsの考え方が紹介されています。
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「もうこの時期ですので、観客を受け入れを前提に、積極的に準備を進めていかなくてはならない」(鹿嶋市担当者)
4月14日で開幕まであと100日となった東京オリンピック。県内では鹿嶋市のカシマスタジアムで、サッカー競技が行われます。
市は、国内外から訪れる人たちをもてなそうと、独自のイベントを計画していました。
しかし、いまだに観客数の上限がどうなるのかなど不透明な部分が多く、地域は焦りやとまどいを感じながらも準備を進めています。
(2021年4月14日放送)

【W杯の感動を再び!しかし…】

カシマスタジアムがオリンピックの会場に決まったとき、鹿嶋市の職員たちが思い起こしたのが、2002年のワールドカップ日韓大会でした。
カシマスタジアムでは3試合が行われ、あわせて10万人の観客が訪れました。
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経済波及効果は県全体で約773億円に上り、なによりも、街のにぎわいが地域の人たちを喜ばせたといいます。

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「原発事故から10年たち、PR活動なども行ってシラスの価格が戻りつつあったのに、これまでの努力が水の泡になってしまう気がする」
東京電力・福島第一原発で増え続ける放射性物質を含む処理水の処分方法について、政府は、国の基準を下回る濃度に薄めた上で海へ放出する方針を決めました。
茨城県内有数の港町、北茨城市では、原発の事故のあと、跡継ぎがいないため夫と妻の夫婦で漁をする「夫婦舟」(めおとぶね)が急増しています。
後継者不足の問題に追い打ちをかけ、この港の船はどんどん減ってしまうのではないか。漁師たちからは不安の声が上がっています。(放送2021年4月14日)

【長男と船に乗るつもりだった】

福島県との県境にある、茨城県北茨城市。
茨城県と福島県の沖合は親潮と黒潮がぶつかる良質な漁場で、北茨城市も原発事故の前には年間1000トンのシラスを水揚げする県内有数の港町でした。
多くの人が漁業や水産業に携わり、まちは活気にあふれていました。
この地で祖父の代からシラス漁を営む酒井正三さん(59)は、将来は長男と一緒に船に乗り、跡を継いでもらおうと思っていました。
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しかし、東日本大震災と原発事故で、状況は一変します。
市内は最大7メートルの津波に襲われ、多くの住宅や船が被害を受けて、漁師をやめる人も相次ぎました。

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2月27日(土)にNHK水戸放送局が主催で実施した、朗読コンサート。

茨城県内各地の東日本大震災経験者の手記をピアノ演奏とともに朗読するほか、弦楽四重奏によるコンサートを行いました。


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3月12日(金)放送の「いば6」では、作曲家・ピアニストの加羽沢美濃さんにご出演いただきました。

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スタジオでは、朗読コンサートの即興演奏にまつわるお話しや、ピアノの生演奏を披露いただきました。

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加羽沢さんからコメントをいただきました。

「短い手記の中に、伝え、残していくべき真実が凝縮されています。手記を書かれた方々の想いに、少しでも寄り添えたら…と心を込めて演奏させていただきました。皆さんと、共有できます様に~」

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水戸放送局のホームページでは、「記憶つなぎ未来へ」関連動画を公開しております。

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ぜひ一度ご覧ください♪



NHK水戸放送局スタッフ

 

 

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