先月末に行われた衆議院選挙。
茨城県では、14回の当選を重ね「無敗の男」と呼ばれた前議員が、小選挙区で初めての敗北を喫した。
中村喜四郎氏。
「日本一選挙に強い男」がなぜ敗れたのか、これまでの取材からひもといていきたい。


「一敗地にまみれる」

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「皆さまにあれほどまでお力添えいただき、家族挙げて地域挙げて、懸命にご支援いただいたにもかかわらず、私の不徳の致すところで残念ながら『一敗地にまみれる』の結果になってしまいました」

対立候補の当選確実を確認した中村氏は、選挙事務所前に集まっていた支援者に向けて、まずは敗北をわびた。

そして、こう続けた。
「『日本再建』と『与野党伯仲』は今回は残念ながら道半ばになりましたが、国家・国民のためのまともな政治を取り戻すための運動は、これからもしっかり前を向いて進めていかなければならない」 

「天が中村喜四郎に与えた試練と受け止めて、これからも前を向いて正々堂々と頑張ってまいります」 

中村氏が選挙戦を通じて訴えていたのは、与党と野党のきっ抗による「緊張感のある政治の実現」。
これを諦めず、目指し続けるという決意の表明だった。

あいさつを終えた中村氏は「ありがとうございました」と繰り返し、拍手を受けながら支援者の前を去って行った。

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