
VR空間に飛び込んだワケあり4人が、記事に寄せられたコメントを読んだら…それぞれに返事をしたくなった。
NHKの開発番組『プロジェクトエイリアン』では、VR空間を舞台に、見た目に影響されないアバターでの交流を通じて、ジェンダーや国籍などを理由とした“分断を乗り越える”きっかけとなる場を作ろうとチャレンジしました。このサイトで公開した4人の記事や放送に対して、多くの温かいコメントをいただきました。出演者の皆さんから、各コメントに対して返事が寄せられました。まとめてご紹介します。
(「プロジェクトエイリアン」制作チーム)
プロジェクトエイリアン ”分断”が進む社会をVR×エイリアンアバターで解決!? 全く新しいドキュメンタリー番組!
放送:9月20日(火)[NHK総合]
再放送:12月10日(土)15:55~[NHK総合](一部地域を除く)
異なる背景や価値観を持った若者4人が、お互いの外見や属性などを隠し、エイリアンのアバター
としてVR空間で交流。“違い”を乗り越えて分かり合うことができるのか?
たくやさんからのお返事

地方のボードゲームカフェで働く「たくや」さん(27歳/仮名)。女性として生まれましたが、幼少の頃から性別違和を感じ始め、1年前に性別適合手術を受けました。「少しでも、自分のような性的マイノリティーの存在を知ってほしい」とVR空間で交流することを決めました。皆さんから寄せられたコメントと、そのお返事を載せていきます(それぞれ、頂いた原文のままです)。
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ボビー(30代 女性)
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私は結婚して今年で17年になる主婦です。子どもは2人。21歳頃に結婚する時、主人の両親から大反対。私のアイデンティティーは完全否定。でも主人の愛のお陰で、今の私は存在しています。今は主人の両親と仲良くしていて感謝してます。今の関係になるには、とても沢山傷つきました。性に関係なく、人を理解し仲良くする事は、お互いの努力と時間が必要です。何より愛は不可欠です。彼女との愛を大切に、粘り強く長い目で両親とお付き合いをぜひ続けて下さい。きっと娘を愛してくれる大切な人だと気づいてくれる時がきますよ。

ポピーさんコメント頂きまして、誠にありがとうございます。
結婚という人生を左右する大きな出来事で僕自身焦りを感じてしまっていたのかもしれません…
ポピーさんの言われた通り、理解してもらうにはかなり時間がかかる事だと思います。
みんなが笑いあってお話できる日を辛抱強く待とうと思います!
心強いコメントありがとうございます!
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鯛焼き(60代 男性)
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トランスジェンダーのことを真剣に考えたことありませんでしたが、この番組を契機に自分事として考えてみました。子供は親の言うとおりにはなりません(親が望む人生を歩んではいきません)。ただ、「何であの時、言ってくれなかったの」と子供に言われることがあります。ですので、ここは譲れないと親が思ったら、子供に助言してあげる。あとは子供の決断を尊重する。だって、親は子供の人生を見届けることなどできないのですから。「たくや」さん、収録終了後よい方向に進んでいるようでなによりです。素晴らしい人生を歩んでいってください。

鯛焼きさんコメントありがとうございます。
トランスジェンダーについて考えてくださって嬉しいです!
少しでも多くの方に知って頂きたかったので、そう言っていただけると出演した甲斐がありました。
最近取り上げられるようになったLGBTQですが、実は13人に1人が当てはまると言われています。
僕が高校生をしていた10年前は性同一性障害や同性愛者といった言葉はあれど理解されやすい環境ではありませんでした。
”友達にバレたら虐められる”
”両親に心配かけたくない”
こんな理由で隠していた時期は本当に辛かったです。
どうか鯛焼きさんの周りで打ち明けられたり話を聞いた際には重く捉えず
「結構多いよね!もっとLGBTQについて知りたいって思ってた」
といった感じで明るく話してみてください!
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理子(40代 女性)
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コメントしようか、かなり迷ってました。
たまたま偶然見た番組でしたが、全く知らない4人がアバターをまとって出会い、月旅行を通してお互いの心と容姿の垣根を取り去る様子にとても関心を覚えました。
アバターやメタバースってすごい可能性があるんだ、って。
ホントは全員コメントしたいけど、1番インパクトが大きかったくやさんにしました。
番組後半で自分を話すところでは「え!女性だったの?!」と驚くと共に、見た目の外観って何だろう、と深く考えてしまいました。
結婚もなんとか進みそうでほんと、良かったと思いましたが、ここまで踏み切れない人も多いと思います。 それがひょっとしたらこういうバーチャルな空間を体験したら前向きに捉えられていけるのでは?
と、未来がますます楽しみになりました。(私も出会い系にハマってます)
とてもステキな番組と、皆さんでした。
ありがとうございました!

理子さんコメント下さってありがとうございます!
理子さんがおっしゃる通り、見た目や声が変わってしまえば
自分の素性なんて打ち明けなければ分からないなと思います。
自分が元女性、男性であったことを隠して生活されているトランスジェンダーさんは結構います。
言わなければバレないし本当の性別として扱ってくれるからです。
僕も趣味でやってるボクシングジムではカミングアウトせずに通ってます。
そういう意味では理子さんの周りにもワケありで生活されている方がいらっしゃるかもしれませんね!
素敵な人生をお過ごし下さい!
こうようさんからのお返事

3年ほど前から無職で実家に暮らすようになった「こうよう」さん(33歳/仮名)。家電メーカーでの仕事に、趣味のゲーム制作に精を出していましたが、長年連れ添ったパートナーからの婚約破棄が原因で心身に不調を来たし、現在に至ります。回復に向けてもがくなか飛び込んだのが“VR空間”でした。皆さんから寄せられたコメントと、そのお返事は以下のとおりです(それぞれ、頂いた原文のままです)。
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地球人(女性)
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感情の言語化は難しいのに、皆さんはとても適切で驚きました。それこそSNSでは激しい言葉になってしまうようなことも、宇宙人だから一度心に落として消化し、配慮や共感が出来たのかな?元々のお人柄?
相手の心情を汲むやり取りは、観ていて「人間とは基本的にこういうものだなぁ」と。
そして、こうようさんの大きな苦しみの裏には、深い感情や、それに直接向き合った誠実さが垣間見えたように思いました。
最後に少し晴れやかに感じた彼の声色に嬉しくなりました。
こうようさんと皆さんのこれからの人生が楽しいこと、嬉しいことの積み重ねになりますように。困難なことや辛いこともあるでしょうが、人生の糧になりますように。(と、自分で自分にも言ってみる)

地球人様
私がまだ元気に創作などをしていた頃は、自分でもインタビューをした経験があったり、
多くの方々と関わって、様々な考え方やエネルギーに包まれながら、
個々に分かり合う大事さと、おおやけに他者を背負って対話することの限界を感じていました。
他者の心情を汲む力は、私も大事にしてきたものですが、同時に怖かった時期もあります。
つまり、私はそういった能力や詐欺師のような口のうまさがあるだけで、
本質的には良心とは違うもので動いているんじゃないかという疑念がありました。
後に、救急車で運ばれる機会がありまして、一段落して家に着いたときやっと胸を撫でおろしました。
死を間近に感じた時に考えていたのは、自分が死んだ後の他者のことでしたから。
あぁ、少なくとも私は自分で疑っていたような悪者ではなさそうだ、と。
自分で、そういった疑問を持つぐらいですから他者の【本当のところ】を知るには、
コミュニケーションがどれほど必要なのかと思ってしまいますね。
今もまた、自分との付き合い方が難しくて四苦八苦です。
嘘は言いたくないので、悪いことだけはせずに、ほどほどに、生きていきます。
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ポピー(30代 女性)
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こうようさんの話を聞いて、とても共感できる点がありました。私は自己肯定が低く常に精神はどん底。未通院ですが不安定です。2人の子育てと主人と生活を営むことがやっとで生きてます。ウォルさんの様にも、元気な時のこうようさんの様にも社会で振る舞えたことがありません。生立ちはせいやさんに似てるけど、せいやさんの言葉には悲しい気持ちになります。でもそんな言葉にも、こうようさんの返しは、凄く言葉が前向きに感じました。きっとご両親か、周りの方の愛が支えになっているのか?と思いました。愛に感謝して一歩踏み出せる時がくると良いなって感じました。子育てしている母としては心配もするけど、何よりまず生きてくれてる事に感謝しています。

ポピー様
私の母は、性格こそ私とはまったく合いませんが愛情深く義理に堅い人です。
母方の家系もとても変わった家なのですが、紆余曲折あって私のことはマナーに厳しく育てました。
それは正しいから、という理由ではなく、できておくことに意味があるからと。
いつか大きなわがまま、本当に必要な一生のお願いを言いたい時が来る。
でも、わがままは周りにそれを聞いてくれる人がいて初めて意味を成す。
それまで、耐えて、できた人間であろうとすることは自分のためになるからと。
私は誠実に積み重ねてきたつもりですが、大きな形になるまえに終わってしまいましたが。
それでも母と、母の作った料理への感謝を忘れたことはありません。
ところで、心療内科への通院はどなたでも大丈夫です。
ほんの些細なエネルギー事情で精神的に変わってしまう部分もあります。
よければ通院をご検討ください、首をひねる結果でも
めげずに合う先生を見つけられればきっと助けになります。
せいやさんからのお返事

地方のきらびやかな繁華街でホストとして働くせいやさん(22)。荒んだ家庭環境から抜け出すために、高校時代から自分でお金を稼いできたせいやさんは、いつしか“無職の人”や“親の脛(すね)をかじって生きる人”に強烈な苦手意識を感じるようになりましたが、VR空間に飛び込んだことでその考えを改めたと話します。皆さんから寄せられたコメントと、そのお返事はこちらです(それぞれ、頂いた原文のままです)。
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てつ(60代 男性)
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孫とあんまり違わない歳の彼だが自分で頑張らなきゃあならないって考えなのは共感出来る。仕事がホストってのも一般的な親はあまり賛成はしないだろう。だが実はオレの娘もバーで勤めだしてそれからキャバ嬢になり、最終的にはキャバクラのマネージャーみたいな事をしている。この彼は親父の悪さで若いうちから1人でやらなきゃあなんないってホストで頑張っている。まあうちの娘も彼も誰かのストレスを減らしてあげていたり癒しになる仕事をしているのだからエラいと思う。オレはこの彼に1番共感出来た、他の子達も人生頑張れと言いたい。

てつさん応援コメントありがとうございます!
ホストの仕事は今は昔に比べて良くなって来ています。ですが、自分の子がなるとしたら反対したくなりますよね。自分も同じくです。普通と違うのは偏見ではなく、自分はしているので苦労も必要な努力も楽な仕事では無いのも知っているからです。てつさんも反対する気持ちがあった中で、娘さんが頑張ってるのを見て偏見が少なくなったんじゃないかなと思います。てつさんみたいに認めて下さる方は少なくまだまだ偏見がある業界を少しでも変えれたらと思う気持ちもあり、てつさんにコメント頂けて、本当に嬉しいです!娘さんは凄い努力されたと思います。自慢出来る娘さんだと思います!!
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りゅうかか(30代 女性)
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偶然見かけた番組でした。はじめはアバターで宇宙旅行なんて楽しそう。くらいだったのですが、3人の話し方があまりにも素でなんだか自分もその中にいる様な不思議な気持ちでした。三者三様の素性を話す場面では、どの方も私の周りに居ないタイプだったので、そうなのかぁと気付きがありました。昨今SNSと言う平面での付き合いが当たり前のようになっていますが、文面だけではその真意や感情が掴みづらく、こうやってアバターを介しての交流が広がって行くのは、また新たな付き合いの仕方になっていくのかなと思いました。ただ、この場合、アバターのみで出会ったのち、素性を知らせての交流なので、アバターのみだったら自分を偽ったままでもいけるので、従来のSNSと同じような怖い面もあるなぁとも感じました。しかし、素性を知っても3人は交流し、あんなに自然に温かな会話が出来たのは、アバターで偏見や先入観を持たずにいれたからだと感心しました。

りゅうかかさんコメントありがとうございます!
今回はVRの世界で宇宙をテーマに、世間の偏見などない空間が僕達の素を出させてくれた感じでした!
新しい人との付き合い方で、怖い世の中というのはごもっともだと思います。良い面で言うと、新たな自分で会話することも出来るとしたら凄く魅力的な世の中になったと思いませんか?自分のコンプレックスを隠すことも出来ます。自分のなりたい自分になれる魅力もあるので、本当の自分の関わりたい人に出会えるネットの世界も自分は大好きです。
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りえこ(50代 女性)
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息子が一時ホストをしていました。コロナ下でホストは大変だと思うし若い頃しかできない仕事ではないかと思うけど、優しくて、人の話を聞くのが好きだと言う人が多いんですかね。
せいやさんの人生が素敵なものになることを祈ってます。

りえこさんコメントありがとうございます。優しい人が多く人と話す事が好きな子が多いです!その他にも女の子が好き、お酒が好き以外にも、稀にですが、出来ないからこそ自分を変えたい!!と思って入る方もいますね。自分は稀なタイプでしたが(笑)
この仕事の現実は優しいが少し普通と離れていて、世間の優しいだけでは出来ないのです。お金を払わないと会えないに価値を付け自分の価値を上げてもらう仕事だと思います。そこに優しさだけでは自分だけでなく、姫様もダメになっていきます。姫様も優しいだけではそこら辺の男と同じになるので、姫に見合った男になり、しっかり姫様の求める事以上のことと、支えることが出来るかだと思います!息子さんもいい男になると思うので、反対などもあるとは思いますが、いい男としての勉強になると思うので、是非偏見も多いですが、少しでも応援してあげてください。
ウォルさんからのお返事

韓国籍の両親のもと日本で生まれ育ち、19歳のときに韓国籍を選んだウォルさん(26歳/仮名)。偏見を乗り越えるため、“完璧な人間”になろうと努力し、国籍問題などについても率先して主張をしてきましたが、何かを変えるキッカケを求めて“VR空間”に飛び込みました。皆さんから寄せられたコメントと、そのお返事を掲載します(それぞれ、頂いた原文のままです)。
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まいろ(40代 女性)
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何かの属性としてその人を見るのではなく、その人自身を見たら、もっと違うんだろうと改めて思いました。
私も仮面をかぶって生きているので、何が本当なのかもう、わからないですが、全てひっくるめて私、と思えるようになりたいと常々思います。

まいろさま
こんにちは、ウォルです。
この度は温かい言葉を寄せてくださりありがとうございます。
属性やステータスから真なる意味で解き放たれることは
正直難しいのだろうなと思いつつ、
わかっていても挑戦することに価値があるような気がしています。
まいろさまも仮面を被っていらっしゃるのですね。とてもお辛いと思います。
鎧も仮面も、それがあったからこそ前に進んで来れたのだと信じて
自分なりの”降ろしかた”を探っていけたらいいですよね。
まいろさまの日々を、幸せを心からお祈りしております。
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モーミン(30代 男性)
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芯の強いウォルさんに何だかエネルギーをいただきました。ありがとうございます。
強くて優しくて、それでいて繊細…きっとそんなエイリアンさんなんだろうなと想像しながら番組を拝見しました。応援しております

モーミンさま
こんにちは、ウォルです。
この度は温かい言葉を寄せてくださりありがとうございます。
私自身は本当に弱く、周囲に助けられてばかりの人間なのですが
モーミンさまから「エネルギーをもらった」と真っ直ぐな言葉をいただき、
とても励まされました。
なかなか上手くいかないけれど、
強くて優しくて、人の痛みがわかる繊細な人間でありたいです。
この先、いつかどこかでモーミンさまとすれ違った時
同じようにエネルギーを感じていただけるよう前へ進みます。
モーミンさまのご活躍を、私も心から応援しております。
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たべっこ(30代 男性)
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インタビューの中にキャッチする癖がある、とありましたが番組内の彼女の接客的なコミュニケーションにもそれを感じました。
気が使える人だなと。
タクシーでPC利用してる場面は「仕事できるアーバンライフの女性」感があり、最初少し斜めに見てしまいそうになりました。

たべっこさま
こんにちは、ウォルです。
この度は温かい言葉を寄せてくださりありがとうございます。
接客的な、と表現いただき「なるほど」と思いました。
第三者の方から自分のコミュニケーションがどう見えているか、
ありのままを伝えていただくことはなかなかない機会なので嬉しいです。
タクシーのくだりも納得です。
私も最初の切り抜きであの姿が出てきたら斜めに見てしまったかもしれません。笑
そんな中でも番組最後までご覧いただきありがとうございました。
少しでも何か感じていただけたのであれば、幸いです。
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ポピー(30代 女性)
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ウォルさんの話を聞いて、私の長姉を思い浮かべました。きっと姉はウォルさんの様になりたかったのだと。ウォルさんに価値観こそ似ているものの、姉にはウォルさん程の能力や努力(根性?)もなく、今は様々な問題を通り越えて、生きる意味を考え悩みをかかえて生きてます。ウォルさんは凄いキラキラで、自己肯定など何も無い私は眩しくみえる。でも辛そうにもみえる。自分への偏見に囚われ、一番偏見を持つ人に思えてしまった。私は在日韓国人に対して、歴史的背景も知らないし興味も持ってこなかった。なので、ただのキラキラな人にしか見えていません。年代によるかもしれないけど、もっと日本人を信じて良いと思います。人には包み込む柔軟さが必要だと思う。番組内で、こうようさんに優しく、せいやさんの生い立ちに寄り添った言葉を感じて、鎧を外したウォルさんは親しみやすく、とても素敵な方だなと思いました。ありのままのウォルさんのご活躍を願います。

ポピーさま
こんにちは、ウォルです。
この度は温かい言葉を寄せてくださりありがとうございます。
自分への偏見という表現にハッとさせられました。
仰る通り、自分を縛っているのは他者以上に己なのかもしれません。
いただいたひと言ひと言を大事に抱えて、
ありのままになりたがる私自身と一緒にこの先も進みたいと思います。
ポピーさまや、ポピーさまのお姉さまも
それぞれ色々なものを抱えて生きていらっしゃるんだろうと推察します。
おふたりの幸せを、私も同じように心から願っております。
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たいちゃん(50代)
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ウォルさん応援してます。
あなたの優しさも、培った社会的な能力も
すばらしいです。
鎧をまとってると言ってましたが必要なら無理に脱ぐこともないと思います。
老婆心ですが周りは案外、鎧の中が見えてるものです。
私自身がそうだったので。
だからこれからもあなたが思うように人生を泳ぎ回ってほしい。
あなたの未来に幸多かれ。

たいちゃんさま
こんにちは、ウォルです。
温かい励ましをありがとうございます。
優しさや社会的能力なんて、
どなたかに言っていただけるほどの何かは私にはないような気持ちにもなりつつ。
けれど、たいちゃんさまに「無理に鎧を下ろす必要はない」と声をかけていただけて
なんだか肩の力が抜けました。
人生を泳ぐってとても素敵な表現です。
荒波もありますが、それもまた人生ということで
自分らしく好きなようにこの大海を進みたいと思います。
温もりのあるエールに感謝です。
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ちっちー(30代 女性)
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私の友達も在日韓国人です。自己紹介の時に自分から国籍を伝えている姿がウォルさんと同じだなと感じました。今までに差別的な扱いを受けた経験も聞いたことがあります。それでも彼女は周囲の日本人に優しく、見習う部分がとても多いです。人種差別や偏見を持つ人はまだまだいるかもしれないけれど、そうではない人も沢山います!VRで交流するこの番組は素晴らしいなと感じました。VRにこんな活用法があったとは!!ウォルさんをはじめ参加された皆さんがこれからの人生を自分らしく楽しめるよう心から願っています。私も自分らしく生きて行きたい。そう改めて感じることが出来ました。

ちっちーさま
こんにちは、ウォルです。
ご友人のエピソード、お寄せいただきありがとうございます。
ちっちーさまが、彼女の人柄や振る舞いそのままを受け止めていらっしゃってとても感動しました。
どちらにも正しさなどなく、泥沼になりがちなこの問題ですが
人間と人間のコミュニケーションであるということを忘れずに私もいたいです。
自分らしさなんて綺麗事かもしれません。
それでも探求し続けることに意味があるような気がしています。
平坦な道ではなさそう、それでも
ちっちーさまの”自分らしさ”を心から応援しております。
私も前に進みます!
ウォルさんから3人にメッセージ
3人の記事を読んだウォルさんから、ぜひメッセージを伝えたいと言づけを頼まれたので、こちらに合わせて掲載させていただきます。

◎こうようさん
お久しぶりです!
インタビューを拝見しました。
愛せるダメさを探す旅、こうようさんの旅路を心から応援しております。
また何処かでお会いできたら、一緒にラスボスを倒しましょう。
◎たくやさん
お久しぶりです!
インタビューを拝見しました。
無事に入籍や結婚式へ向けて進んでいると知って思わず涙しました…。
たくやさんと素敵なパートナーさんお二人の幸せを心からお祈りしております。
◎せいやさん
お久しぶりです!
インタビューを拝見しました。
痛みを知っているせいやさんにしか出来ない支援がきっとあると思いました。
なんとかなる精神を私も持って前に進みたいです。
せいやさんの益々のご活躍をお祈りしております。妹さんとの祝杯の時は混ぜてください!
紹介させていただいたご意見以外にも、「VRを使った課題解決の取り組みをもっと見てみたい」。「自分も参加してみたい」など、たくさんの反響をいただき、私たちもVRを使った社会課題解決に大きな手応えを感じています。これからもVRを活用した社会課題の解決に取り組んでいきたいと思います。

プロジェクトエイリアン ”分断”が進む社会をVR×エイリアンアバターで解決!? 全く新しいドキュメンタリー番組!
放送:9月20日(火)[NHK総合]
再放送:12月10日(土)15:55~[NHK総合](一部地域を除く)
異なる背景や価値観を持った若者4人が、お互いの外見や属性などを隠し、エイリアンのアバター
としてVR空間で交流。“違い”を乗り越えて分かり合うことができるのか?