
「留守電」で声を募集 女性のひきこもりや生きづらさ・・・ 悩みや体験を教えてください
「はい、NHK#となりのこもりびと取材班です」
みなさんの声を聞かせてもらうために、新たに1本の電話を開通させました。この電話、どんなにかけても、取材班がとることは決してありません。24時間ずっと「留守電」というちょっと変わった電話です。
ひきこもりや生きづらさについて、あなたの「声」を私たちが伝えます。
「留守電」フリーダイヤルはこちら 0120-545-501
私たちに寄せられる 女性たちの声
「#となりのこもりびと」では、ひきこもりや生きづらさに関する取材を重ね、当事者やご家族などから寄せられるたくさんの“声”と対話しながら、記事や番組での発信を続けてきました。
今、取材班が感じているのが、これまであまり語られてこなかった女性からの声が、たくさん寄せられるようになっているということです。
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ちえさん40代女性
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交際相手からDVを受けたことがきっかけで精神疾患になりました。その後、41歳で就職するまで家事手伝いをしていました。当時の精神科の主治医からは「社会復帰は考えずに家事をやっていればよい」と言われ、ほぼ外出はしませんでした。
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ふたば 40代 女性
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田舎には工場ワークか接客パートくらいしかないので絶望しながら家事手伝いしながら仕事を探しています。非正規シングルでも生きていけるのか、生きていていいのか。夢や希望は持つのも無駄な気がして諦めました。何も持っていない自分に将来が好転する方法があるなら教えてほしい。
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さのみ 40代 女性
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夫は家族以外の人と私が接するのを極端に嫌がり、仕事はおろかPTAやご近所付き合いさえも嫌がって不機嫌になる人でした。それが原因で無視や暴言、暴力を振るわれた事もあります。女性の場合、自分でひきこもっている人だけでなく、社会に出してもらえず「ひきこもらされている」人も一定数いると思います。
「ひきこもりや生きづらさに男も女もない」という考え方もあるかもしれませんが、女性だからこそ抱えた“孤立”や、人に言えない苦悩もあるのではないかと感じています。
取材をする中で、誰にも打ち明けられなかったことを、私たちに打ち明けてくれた人もいました。そうした中で感じているのは、女性が声を上げる場が限られているのではないかということです。
あなたの声を聞かせてください
「男性が多いと言われてきたので、自分が女性のひきこもりであることがつらかった」
「一人じゃないということを、知ってほしい」
「自分が声をあげることで、誰かの力になりたい」
そんな言葉を語ってくれる人にもたくさん出会いました。
そこで、みなさんの生の声を社会に届けるために、音声でメッセージを寄せてもらう「留守電」を始めることにしました。
普段の取材の中では出会えないたくさんの女性たちの声を、できるだけ深く広く、知りたい。
そんな思いで、一人一人のメッセージを聞かせていただきます。
メッセージの一部は、NHKの報道や番組、ネットなどでご紹介していく予定です。
みなさんの声を社会に伝え、少しでも共感の輪を広げられたらうれしいです。
どうか、みなさんのお力添えをお願いします。
留守電 の参加方法
留守番電話はフリーダイヤルで、一度に2分まで自由に声を吹き込むことができます。
24時間、いつでもお電話いただけます。
あなたの孤独、生きづらさ、ひきこもった経験などの悩みを自由に2分以内でお話ししてください。
ご家族やパートナーの立場の方、男性だけど声を寄せたいという方もご利用いただけます。
取材班がさらにお話しを聞きたい場合、連絡がきてもいいという方は、電話番号やメールアドレスといった連絡先を一緒に吹き込んでもらえると嬉しいです。
メッセージはNHKの番組やネットなどでご紹介させて頂くこともあります。
※詳しいプライバシーポリシーについてはこちらから
https://www.nhk.or.jp/privacy/policy/media/

テキストで声を寄せたい方はこちら
声を上げたくても、電話をしたり、声を吹き込むことには抵抗がある方もいらっしゃるかと思います。こちらの投稿フォームからも声を寄せていただけます。
