
私たちが輸入する食料 水に換算すると…?
1つの食品を輸入した際に、輸入国の資源がどれくらい節約されたかを水を指標として表す「バーチャルウォーター」。
言いかえれば、食料の輸入は、形を変えて「水」を輸入していることと考えられます。 食料自給率が38%の日本が各国から輸入するバーチャルウォーターは、どのくらいになるのでしょうか・・・?
SDGsをグラフィックで解説していくシリーズ、3回目は私たちが輸入している食料の環境負荷について、2つのポイントから考えます。
ポイント1☞“バーチャルウォーター” 私たちが輸入する食料 水に換算すると?
ポイント2☞ワインを1本飲むとスラムで使う水 何日分に?
ポイント1☞“バーチャルウォーター” 私たちが輸入する食料 水に換算すると?


そして、大量に「バーチャルウォーター」を輸入する食料は「牛肉」です。

世界中から食料を輸入している日本。
それを「バーチャルウォーター」に換算して見てみます。

専門家は、水の枯渇は世界規模の課題になると指摘します。

ポイント2☞ワインを1本飲むとスラムで使う水 何日分に?
世界有数のワインの産地 南アフリカ。大量の水を使って生産されるワインの輸出が続く一方で、深刻な水不足に陥っている住民もいます。
しこう品の消費の拡大も、「食料資源」の偏りを大きくする一因となっています。


ワイン1本で650リットル。その量が、何日分の水にあたるかというと・・・・

一方、ため池に大量の「水」を確保する企業もあります。


専門家は、水をめぐる現状に危機感を募らせています。

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