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武田真一、佐野元春に聞く―「SONGS」対談を終えて&未公開トーク

つまらない大人にはなりたくない――80年代、このフレーズを胸に青春の葛藤と向き合っていた若者がどれくらいいただろうか。今年53歳になる僕は、そのひとりだ。僕の10代は佐野元春の音楽とともにあった。それから40年。就職し、結婚し、子供が出来て、今年長男が独立して家を出て行った。つまらない大人にならないよう、精一杯生きてきたつもりだが、果たしてどうだっただろうか。
佐野さんは、今年デビュー40周年を迎えた。NHKの音楽番組「SONGS」で佐野さんの特集をやるという。ご縁があって、僕がインタビュアーとして佐野さんに会うことになった。僕にとって最高のアイドル。心が高鳴った。
実は佐野さんと会うのは2回目だ。20年ほど前、NHKの近くのホテルのトイレで、隣あったことがあった。僕はすっかり舞い上がってしまい、佐野さんに声をかけた。佐野さんの音楽と出会ったのは中学生の時で、校内放送で「アンジェリーナ」を聞いたのがきっかけで、そのレコードをかけた友達とは親友になって………と、とりとめもないことを一気にまくし立てた。僕はたぶん泣いていたと思う。佐野さんは、じっとその話を聞いてくれて、「シグニチャー(サイン)しましょうか?」とおっしゃった。手元にはサインをするような色紙もペンもない。僕は、間抜けなことに「結構です」と言ってしまった。
今度こそは、佐野さんに伝えたい。佐野さんもいろんなことがあったと思うけど、僕らも結構大変な40年間だったんです。佐野さんの新しいレコードやコンサートを楽しみに、ヘビーな日常を乗り切ってきたんですよ。コロナ禍で思いがけない40周年になったと思うけど、大丈夫、僕らがついてるから…と。
さて、僕は果たして正気を保って聞くことはできたか?SONGSで入りきれなかったインタビューを公開します。

(インタビュアー・記事執筆  クローズアップ現代プラス キャスター 武田真一)

佐野 元春
1980年にシングル「アンジェリーナ」で衝撃のデビュー。80年代の幕開きと共に現れた希代のシンガーソングライターは、新しい時代のカリスマとして、多くの若者たちの心をつかんだ。以来40年にわたって常に時代の先端を走り続けてきた。

佐野元春との出会い はじめに「言葉」があった

――佐野さんにお会いして言うべきことがたくさんあるのに、ちょっと今、言葉にならないです。ありがとうございます。デビュー40周年、おめでとうございます。

佐野元春(以下、佐野):
こちらこそ、楽しみにしてました。ありがとうございます。

――佐野さんとの出会いは、私が中学1年か2年の頃でした。昼休みの校内放送で『アンジェリーナ』を聞いたんです。で、牛乳を飲みながら、「何だこの曲は」とフリーズしたのをよく覚えています。熊本で育った僕にとって、佐野さんが描く、都会の若者たちの心の葛藤の風景に、佐野さん風に言えば、ノックダウンされました。日本中に、恐らくそういった10代の子たちがたくさんいたと思います。
そのことをいま、どうお感じになりますか?


佐野:
デビューしたのが1980年。レコードを作り、全国をライブして回ろう、思いっ切り行こうぜ、という感じでやりました。会場には、どこにも10代の少年少女たちが集まってきてくれて。何か彼らは新しいものを求めているような雰囲気がありました。ちょうど1980年が明けて、時代が少し変わってきた。若い人たちも、何か自分たちにフィットする音楽がもしあるんだったら、それを探したい。そういう雰囲気があった。そうした彼らの前で演奏できた。これは、僕にとっては、とても良かったことだと思います。僕も何か新しいことをやろう としていましたから。

佐野元春さんのインタビューに自身の思い出の品を持参した武田アナ

――『アンジェリーナ』もそうですが、『夜のスウィンガー』や『IT’S ALRIGHT』とか、言葉が詰まってますよね。字余りや、ビートからこぼれ落ちるような詞のアイデアはどこから出てきたんでしょうか。

佐野:
もともと小さい頃から詩のようなものを書くのが好きでした。誰から教わるということでもなかったんですが、詩のようなものを書きつけて、自分で楽しんでいました。
やがて、11歳・12歳の頃になると、トランジスタラジオから海外のポピュラー音楽がたくさん流れてくる。それを聴いて心が舞い上がる。ビートの効いた音楽がそこにあるわけですよね。そうすると、言葉とこのビートと、それから素敵なメロディーと、これを組み合わせたら、何かいいものができるんじゃないかと思って。で、作詞作曲というのを始めたのが12歳くらいの時でしたね。もうその頃から、何か言葉を生かした音楽を作りたい。言葉がこうビートの中で生き生きしてるような音楽を作りたいと思っていました。

世の中には、メロディーがきれいな曲もあれば、その編曲が素敵な曲もあるんだけれども。自分が聴いて心に引っかかる曲は、みんな言葉がビートの中で生き生きしていました。ビートルズの曲も、ボブ・ディランの曲も、バーズの曲も、ジム・モリソンの曲も、ラジオから流れてくるそういうビート音楽を聴くと、英語ですので、全部は分からないんですけれども、言葉自体がビートの中で生き生きしている。何か僕に訴えかけてきてるんじゃないかって、何かを伝えようとしてるんじゃないかと、そう思ったんですね。なので、僕もそうい う種類の音楽を作りたいと思いました。

はじめに言葉があった………。確かに、佐野さんの曲のことばは、いくつも僕の心に残っている。 都会の風景をいくつものスチール写真で切り取ったようなことば。

“パーキング・メーター ウイスキー 地下鉄の壁 Jazz men 落書き 共同墓地の中、
みんな雨に打たれてりゃいい“
「情けない週末」

短いフレーズで、生きて行く姿勢を伝えたものもある。

“心はいつでもヘビーだけど 顔では 大丈夫 大丈夫”
「夜のスウィンガー」

そのどれもが、僕の頭の中ではビートとメロディーにのって、何十年もぐるぐると回っているのだ。 中でも、今も僕の心をとらえているあるフレーズについて、佐野さんに聞いた。

「言葉」に込めた思い  誰かにとって意味のあるストーリーを

――佐野さんが今回SONGSで演奏した曲『約束の橋』。「今までの君はまちがいじゃない」というのが、この曲の核になるフレーズだと思います。いま社会では、一人ひとりが大切にされることが求められている時代だと思うんです。本当は一人ひとり多様であっていいはずなのに、ひとつの枠にはめられてしまう、そのことに違和感を持ち苦しんでいる人が多くいると思うんです。
どういうふうに響いてほしいと思って、この曲を演奏されたのでしょうか。


佐野:
僕のほうから「こういうふうに響いてほしい」という特別な要望はないですね。この曲が皆さんの元に届いて、ひとつだけしてほしいことがあるとしたら、ご自身の曲として聴いてもらう。ご自身のバックグラウンドで流れている曲だと思ってくれたらうれしいです。

――佐野さんの代表曲とよく言われる『サムデイ』や、『ガラスのジェネレーション』『約束の橋』。どの曲も、若者たちの葛藤――自分はこのままでいいのか、自分の存在というのは社会から認められているんだろうかという、不安や寂しさをテーマにした歌だと思います。

佐野:
ほとんどの人がそうだとは僕は思わないけれども、往々にして、若いころというのはみんな孤独です。自分がどうあるべきかというのをいつも探している。何か答えをくれる人がそばにいればいいですが、そんなインスタントに答えは転がってないですよね。ですから、自分から探しに行く。探していく途中は、非常に孤独なものですよね。いろいろなためらいもあるし、悩みもあるし、喜びもあるし、何か苦しみもあるかもしれない。でも、そういう状態は、僕はとても美しいと思うんです。人が人として成熟していく、そのプロセスはどうあれ、とても美しいものだと僕は思う。
これはソングライターとしてとても良いテーマなんです。成長するってどういうこと?って。僕の初期の曲もそうですけど、今でもそれをテーマに曲を書いています。

――その音楽は、僕らに人生の気づきや、ヒントを与えてくれるものだと思うんですが、佐野さんは、みんなにこんなことを気づいてほしいと思って歌っているのか。それとも、そうじゃないところから言葉が生まれてくるのか。

佐野:
自分は詩や曲を書いていて、みんなにこんなことを気づいてほしいとは、ちっとも思ったことはないですね。僕がいつも思っているのは、何かましな曲を書きたい。誰かにとって意味のあるストーリーを紡いで、それを歌にして。その歌が必要としている所に、人に届いてほしいということを、いつも思っています。「みんなで分かち合いたい物語があるんだけど、みんな聴いてみて。どう思う?」という感じですね。

本来ポップソングは楽しいものであるべきだと、僕は思う。なぜなら、10代のときに自分が励まされた曲はみんな明るくてポジティブで、どこか楽しげな感じがした。でも、ソングライティングをしている中で、社会と向き合ったり、人々と向き合ったり、「どうしてだろう?」と思うことがある。それを、時折歌にしてみようかなと思うときはありますね。だから、「こうあるべきだ」と僕は歌えないけれども、「僕は世の中をこういうふうに観察しているんだけど、みんなどう思う?」っていうような調子で書いた曲は何曲かあります。

ディストピア的な世界を歌った『ニューエイジ』  音楽だからできる“マジック”

――今回SONGSでは、『ニューエイジ』という曲を演奏されましたよね。それはどういう理由で?

佐野:
この曲は、1983年にニューヨークで生活しているとき、借りていたアパートメントの一室で詩を書きました。直感的に、これから来る自分たちの未来のようなものを想定して。その未来はどういうものだろう?って、思いをはせた。そのときになぜか、明るく、ばら色のすてきな未来が思い浮かんだのではなく、逆にディストピア的なイメージが浮かんだ。でも、未来に生きる僕たちが、そのディストピア的な世界の中で埋もれてしまうのではなく、その闇を裂き、小舟で海原を切り裂いて、そして前進していく、そういう力強くて勇敢な曲を書きたいと思っていました。それが『ニューエイジ』です。

――2020年、コロナが世界中に拡大して、まさに世界はこのまま存続できるんだろうか、とまで考えている人もいると思うんですよね。そういった中で、あえてディストピア的な世界を描いた歌を歌うということに、僕はすごくどきっとしたんですが、佐野さんはどう感じているんですか。

佐野:
作品の中では3分間、4分間の中で強烈なイメージを聴き手に差し出すわけですから、多少表現が大げさになることはある。でも、人生においては、僕はどんなことがあってもあまり大げさに捉えないようにしています。「このまま世の中が終わっちゃうんじゃないか」とか、そういうことを僕はあんまり…どっちかというと楽天的ですね。「どうにかなるよ」と。

で、この「どうにかなるよ」という感じも、ポップ音楽にはとても大切かなと思うんですね。もちろん、ある人にとっては「世の中、やってられない。何て残酷なんだろう」って感じている人はいると思う。そういう人が僕の曲を聴いたときに、現実を真っすぐに見るんじゃなくて、ちょっと横から見てみて、「意外と笑えるんじゃない?」とか、違う視点から見ると今まで自分がイメージしていたものが違ったように見えることもある。それがロックンロール音楽やポップ音楽ができる、言ってみればマジックのようなものですかね
それはどっちかというと、コメディーに似ている。優れたコメディーは、僕たちに別の視点を与えてくれる。そして、何かつらいと感じていることも、「いや、ちょっと待って、そんなにつらくないよ」って、「見方によっては笑っちゃうじゃん」というような別の視点を受け取る。ロックンロール音楽も、どっちかというとコメディーに似ていると思います。

――この曲が生まれたニューヨークは、すごく多様な街ですよね。そこでどんなことを吸収して、佐野さんの学んだことを投影されたんでしょうか。

佐野:いろんな人種がいて、いろんな宗教の人たちがいて、いろんな考えがあり、いろんなバックグラウンドを抱えた人たちがまるでメルティングポットのように集まっている。そこで、みんな議論をしたり、愛し合ったりしながら、その人間のエネルギーが原動力になって、街自体が動いていってる。何が正しい、何が間違いというところで動くんじゃなくて、人間のエネルギーそのものが原動力となって、街が動いていってる。その有様というのは、とても自然だし、とても力強いものだし、何か信じてもいいものが、そこにあるような気がしました。

――一人ひとりが、いろんなことを考えて、それぞれが自分らしく生きる。そのことをポジティブにとらえることは、この2020年の世の中でも、最大の課題だと思います。

佐野:
僕が一番、自分自身がこうなるのは嫌だなという状態のひとつが、虚無的になること。何か物事に対して「これもダメ。もういいよ」ってふてくされて、誰かとディスカッションすることもしないし、自分から能動的に何かを生み出すこともしない。こういう状態を、一番、僕は恐れます。ときどき、そういう気持ちに襲われますからね。でも、そのときには「ちょっと気をつけなきゃ」って思う。だから、どんな時代でも、虚無的にならず、やっぱり、人と交わって、そして、「自分はこう思う」ということを主張し、相手が「こう思う」と言ったことに対して、攻撃したりせず、いろいろな考え、感じ方があるんだと、それをありのままの状態として受け取ることができれば、その先に、何かいいことが待っているような気がします。

佐野元春が見つめた“コロナ禍”

――今の、このコロナの感染が世界的に拡大している状況を、どういうふうに捉えてらっしゃいますか?

佐野:
大袈裟には言いたくないけれども、将来やってくる、“非接触社会”の予行練習をしてるような感じ。いいことか、悪いことか、分からないけれど、そういうふうに捉えてます。 多分、接触を嫌がる世界がやってくるんだと思います。そのときに、今までの僕たちの習慣が、無駄になるかもしれないから、今、予行練習をしとけって感じですかね。

――握手をしたり、ハグしたり、こうやって直接話したりすることが。

佐野:
そんな世界は嫌だけれどもね。非接触社会がどういうものなのか、考えてみたくはないけれども、でも、もし、そういう未来が来るとしたら、僕たちは練習が必要だ。そう思います。もし、最初から非接触社会に生まれたなら、何の文句も言わない。けれど振りかえってみれば、人との接触でいい思いをし、成長してきた。そこに喜びも悲しみもあり、人として育まれてきたと思っている。人との接触というのは、とても大事なものだと、僕は思います。未来は非接触社会が来るのかもしれないけど、嫌だなと、率直に思ってます。

――私も、今の状況を毎日お伝えして、いろいろなことに気づかされました。例えば、医学・科学は、コロナに勝てるのだろうかとか、人々は支えあって生きていけるんだろうか。あるいは、僕たちは、何を大切にこれから生きていったらいいんだろうか・・・いろんな課題を突き付けられている状況だと思うんです。
そんな中で、佐野さんは、アーティストとして、どんな役割を果たしていけるのかと考えていますか?


佐野:
今、こういう状況だけど、「みんなで上がっていこうぜ。やがて霧は晴れるだろうから、今のうちに、夢とアイデアは蓄えておこうよ」って、仲間たちにはそう問いかけている。長期的に見て、もし、今まで、僕らが良いと思って積み上げてきた経験が、無駄になるとしたら、それは残念に思う。そうならないように、次の新しい時代に向けて、新しいサバイバルの方法を見つけていかなくちゃいけない。自分はたまたま、詞が書けて、曲が書けるので、音楽でもって、それを探求していきたいって思っている。

――このコロナ禍の中で、私自身も報道で何ができるんだろうかと、悩みながら過ごしてきました。多くの方々の苦しい姿をお伝えしていますが、それによって、ほんとうに救われる人はいるのだろうかと葛藤しています。
佐野さんは、音楽、エンターテインメントは、今、この社会の中で、どんな役割があるとお考えですか?


佐野:
いま、エンターテインメントが死にかけてるという言い方もある。僕はエンターテインメントは必要なものだって思っている。エンターテインメントを越えて、何か表現のようなものに行きつけるとしたら、それはとても価値のあるものになるような気がする。それを大事にしたい。そんな気持ちを最新の曲「エンタテイメント!」には込めています。

エンターテインメントというのは、時には人々の気持ちを癒したり、人々の気持ちを楽にしたり、人々のことを笑わせたりして、一時期の気の紛らわしに終わることも、往々にしてある。それは、それでいいんです。エンターテインメントの果たす役割は、そこに一つあると思う。でも、自分がやってるのは、その先ですね。エンターテインメントの先にある、表現にまで行きつきたいって、いつも思っている。それが、後にアートって呼ばれ、何かエンターテインメント以上の表現として認められることにつながるのかなと思うんですね。そのようなエンターテインメントは、僕の中では永遠です。

多感な少年時代から大人になった今・・・

佐野さんと僕らをつなぐ大切なチャネルがラジオだ。
「元春レイディオ・ショー」は、80年代のNHK「サウンドストリート」に始まり、その後様々なラジオ局で今も続いている。我が家には、妻がエアチェックしたカセットテープが数十本ある。佐野さんは、番組のオープニングやエンディングで、「I wanna be with you tonight!」とコールしていた。
今夜、君と一緒にいたいんだ――その言葉通り、僕たちの多感な10代は佐野さんの音楽とともにあり、そのことばに導かれて、大人になった。

――佐野さんはひところ、ラジオでインディーズバンドの紹介をやっていらしたと思うんですけれども。僕は、実は自分のバンドの曲を送ったことがあるんです。

佐野:
あぁ、僕は採用しましたか。

――していただけなかったんですが、楽曲のアイデアはなかなかいけるものがあると。だけど、「演奏や表現力はもう少し頑張りましょう」という、お手紙をいただきました。採用していただきたかったなと思うんですけれども(笑)。そしたら、僕は今ここにいないかもしれない。
僕は佐野さんが書くさまざまな言葉にインスパイアされて、言葉を生かせるような仕事に就きたいと思って、今のこの仕事を30年以上続けています。僕と同じように、佐野さんのつくり出す音楽や言葉、佐野さんが紹介した音楽とともに、多くの人たちがこの40年さまざまな歩みを進めて、そして今に至っている。「つまらない大人にはなりたくない!」と言いながら、何とかもがいて、ここまで来ている、と思うんです。佐野さんは、私たちにとっては本当にいい人生の先生だったんです。


佐野:
自分は先生なんて思ってないですけれども、1980年にレコーディング・アーティストとしてデビューして、自分の思いのとおりに曲を書き、演奏して、ここまでやって来ました。で、いつも思うのは、自分がいい曲を書いたと思っても、それを発見してくれる人がいなかったら、その曲はどこかに埋もれてしまう。ですので今言いたいのは、これまで僕の音楽とともに歩んでくれたファンの方たちがいるとしたら、「ありがとう」と 言いたい。つまり「僕の音楽を発見してくれて、そこに価値を与えてくれてありがとう」と、そう言いたいです。

――こちらこそ、佐野さん、本当にありがとうございます。

佐野:
音楽が持つ力というのは計り知れないですね。特に、自分もそうでしたけれども、10代の多感なころに触れた音楽というのは、今でも自分にとっても大事なものとしてあります。多感な頃ですから、本当にいろんなことを感じるわけですよね、そして、自分はどう生きていったらいいのかということを、人には言わないけども、真剣に考えたりする。その中で、時々、そばにある音楽が励ましてくれたり、「もっと楽になりなよ」と言ってくれたり、何かロマンチックな気持ちにさせてくれた。自分の経験を振りかえれば、多感な頃に聴く音楽というのはとても大事だなと思いますね。僕の音楽が、当時の多感な世代に届いて、そして、その方たちの生活や人生とともに僕の音楽が、もしあったんだとしたら、もうソングライターとしてはこんなに光栄なことはないです。

コロナ禍において、音楽は、芸術は、エンターテインメントに何が出来るのか――
個人的には、その答えは明白だ。芸術やエンターテインメントは、心を勇気づけ、成長させる。僕は、佐野さんの音楽から生きる力や、生きる方向性を得た。もちろん、それがすべてではないけれど、佐野さんの音楽に共感してきた自分だからこそ、今、人々の生き方に共感できるようになったと思うし、僕らが住むこの世界のあり方に疑問を持ったり、それでもこの世界は素晴らしい、と思ったりするようになったと思う。
佐野さんと、これからまた会う機会がどれほどあるかはわからない。奇しくもこの日に交わった僕らは、またそれぞれの日々を格闘したり、楽しんだりしながら、歩んでいく。でも、佐野さんという存在は、僕らの心をこれからも支え続けていてくれるだろう。

――これからも佐野さんの音楽がないと、僕らは生きられないです。佐野さんはいつまで、僕らのそばにいてくださいますか?

佐野:
いつまでとは、約束はできないけれども、このコロナが晴れて、また僕たちがいつも通りコンサートができるようになったら、ぜひ会場に来て、皆さんと一緒に、良い時間を過ごせたらなと思ってます。そのときを夢見て、今、いろいろとアイデアを蓄えているところです。

――いつまでも、僕らは、佐野さんに対して、I wanna be with youです。

佐野:
洒落たこと言いますね。ありがとうございます。

SONGS「第551回 佐野元春」 (2020年10月3日放送)
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みんなのコメント(91件)

オフィシャル
武田真一
クローズアップ現代プラス キャスター
2020年10月13日
コメントを寄せてくださった皆様、本当にありがとうございます。

僕と同じような(元)少年少女が、こんなにたくさんいらしゃるなんて。皆様のひとことひとことに、熱いものがこみ上げてきます。

佐野さんにインタビューする機会を得て、僕は、多くのファンの皆様と、この至福の時を分け合いたいと思いました。そして、佐野さんのおかげでここまでなんとかやってこられたことを、僭越ながら皆様を代表して直接伝えたい、と思ったのです。SONGSをご覧になった方はお聞きになったと思いますが、佐野さんの反応は「まあーーー!!」でした。つまり、とてもうれしそうに見えました。僕らの思いは、伝わったと思います。



佐野さんに会えるようなことがあれば、もう、この仕事を辞めてもいい、とまで思っていたのですが、終わってみればそんなはずもなく、その後も僕の日常はあっけないほど同じように続いています。皆様も、佐野さんの人生も、もちろん、そうでしょう。楽しいときは、あまりにも早く過ぎてしまう……またそれぞれの場所に戻って、それぞれの日常を戦う。空回りのファイト、であっても。いつかまた、生き延びた証に、佐野さんのコンサートで会いましょう。



佐野さんのシグニチャーは、今回も、お願いしませんでした。今度はちゃんとペンと紙を用意していたんですが。ファン代表として僕だけがもらうわけにはいかないな、と思ったからです。
でも…やっぱりちょっと惜しいことをしたかも。今度、どこかの会場で、出待ちでもしてみようかしら?
感想
さくら餅
40代 女性
2022年3月4日
私は中学生のときに「Young Bloods」を聴いて、カッコ良さに衝撃を受けました。今回、武田さんが本当にうれしそうに佐野さんにインタビューしている姿を見て、元春childrenの1人としてワクワクしました。
トシ
40代 男性
2021年4月30日
残念ながら放送は見逃してしまいました(涙)それで、ここに辿り着いて読ませて頂きました。今更ですが…武田アナの佐野さんへのお気持ちが私も同じで一言一言を頷いて読んでました。そして、私は41歳ですが約束の橋を聞いて当時中学時代に勇気付けられた1人です。今までのきみは間違いじゃない、この言葉を思い出して自分のした事に間違いは無い!と奮い立たせて日々頑張ってます。武田アナも大ファンです。
Y
50代 女性
2021年3月6日
城ホール行けたらいいですねフルバージョン放送希望します、わからない人にはわからなくていい
佐野さんの言葉で聞きたい
Noise
40代 男性
2020年11月1日
40周年記念メッセージをファン代表として伝えてくれた人が武田アナで良かったと思う。ファン代表として伝えてくれて、ありがとうございますと言いたい。コロナと折り合いをつけた後にみんなが集まるコンサート、開始の司会を武田アナがやってくれたら、「さぁ、皆さんお待たせしました。登場していただきましょう。佐野元春& the coyote band! 」ってやってくれたら、いいなぁ。
みゆみゆ
50代 女性
2020年10月29日
武田アナ 熱い人だと常々かんじていましたが佐野元春さんが熱源のひとつとは?ステキなインタビューでした
モンブラン
60代 女性
2020年10月21日
武田アナの気持ちにいちいち同感しながら読みました。佐野さんって本当にありがたい存在だなって改めて思いました。佐野さんの音楽は私にとっても自分自身で自分を成長させることに力を貸してくれた大きな存在であることは間違いないと実感しています。これからも末永くご活躍を。
mimi
50代 女性
2020年10月19日
武田さんの思いを感じた番組でした。私も、高校3年の時初めてライブに行ったあの日からずっとずっと大好きです。元春のたくさんの言葉に励まされ、世の中を違う方向から見るヒントの様なものを受け取ったと感じています。ライブでたくさんのファンの皆さんと40年をお祝いしたいです。
ねこねこ
60代 女性
2020年10月19日
インタビューの完全版、素晴らしいです。佐野さんの誠実なお人柄が武田アナによって更に深く伝わりました。コメントにあった様に今年だからこそ佐野元春さんはコヨーテバンドの皆様と紅白に出られたらと思いました。
ももたろす
2020年10月18日
出待ち…可愛い
shalala
女性
2020年10月15日
武田さんの誠実な態度、ステキでした。未公開トーク、まだまだありますよね?

ぜひ、インタビューを全部見たいです。
元春の演奏を何曲か追加して、『40周年特別番組』にしてほしいです。

武田さんがそうだったように、私も元春の音楽のおかげで、
ここまでサバイブしてこれた。
それだけのパワーのある音楽だから、
この機会に、たくさんの人に触れてほしいと願っています。
かに
40代 男性
2020年10月14日
この記事を読むと、一服の清涼剤のようなスッキリとした気持ちになります。歌(楽曲)の価値を決めるのは売り上げだけじゃないことが本当によく分かりますね。武田さんにとって良き出会いなのも納得です。佐野さんから見て、その時に感じたことや考えたことを描写しただけかもしれないけど、違った考え方、異なる視点から物事を想像できて、人間としてさらに成長できるからこそ、人々に受け入れられていると思います。
玉虫
50代 女性
2020年10月14日
録画して何度も見て聴いています。まさか武田アナウンサーさんが佐野元春のファンだとは!!わたしよりも、もっと強い想いを持ったファンだったとは‼️サウンドストリート、毎週欠かさず聴いていました。懐かしいです。2年前、息子がフリーランスとなりコンサートで「約束の橋」の演奏で大泣きしたとメールをもらい、親子でお世話になったのだなと勝手に縁を感じたのを思い出しました。
スミレバナ
50代 女性
2020年10月14日
穏やかに質問を投げかけられる武田アナに応える佐野さんとの最高のトークでした。博識である武田アナがとてもわかりやすくインタビューされていました。佐野さんの歌詞も難しい言葉は選ばずシンプルでメッセージが強い。どこか似ているおふたりは人に対してお優しいんでしょうね。ファンは知識や年月など関係なく、好きになれば同じステージにいると思っています。ぜひ、次回があればと願っています。
なおみん
女性
2020年10月14日
ファンを代表して熱い想いを伝えてくれて本当にありがとうございます。元春さんは、背中を押し、励まし、勇気や気付きをくれる、まさに"人生の先生"です。
武田さんが仰ってくれて、元春さんの「まーーー‼」が聞けて感無量でした。
熱烈なファンであり、優れたジャーナリストである武田さんだからこそ引き出せた素晴らしいトーク。ぜひ何らかの形でノーカット放送してほしいです。
シグネチャーは武田さんの誠実さに涙。
ごっとまん
50代 女性
2020年10月13日
佐野さんの凄さが伝わってきました是非完全映像化望みます
はる
50代 女性
2020年10月13日
ただただ、お二人と、バンメンさん、スタッフさんたちに、ありがとう、とお伝えしたいです。
motoryo313102
50代
2020年10月13日
最高でした????✨
とても感動しました
2020年10月13日
武田さん、そして武田さんをインタビュアーに選んだプロデューサーほんとに素敵な番組をありがとうございます。紅白なんて元春には不釣り合いだって今まで思ってましたが、番組が終わりコロナで大変な思いをしている人たちを勇気づけて欲しい。元春とコヨーテ達のエンタテイメントを是非紅白で聴きたいと思いました!!
佐野元春は私の全て?
50代 女性
2020年10月13日
武田さんと同い年です。放送をとても楽しみにしていました佐野さんを前にインタビューをしている武田さんは目がキラキラして少年に戻っていましたね それを見ながらこちらも泣きそうになりました。
私も佐野元春の曲をかけたいがために、放送部に入ったり、
もし、出逢えたらもう死んでもイイ‼️と
40年思い続けています。
しかし、生きてる証として来年は何十倍も何百倍もツアーを楽しみたいです。
レイン
50代 女性
2020年10月13日
武田さんが同級とも元春ファンとも知らず長年拝見してました。インタビュー良かったです♡
エアチェックテープ私も持ってます!
次回があれば、サインも写真も遠慮なく頂いてください。あー、でも気持ち分かるな!
新しいアルバム聴き終わりましたか?
40年の歴史はあついね!!
cherry
女性
2020年10月13日
SONGSでのインタビュー、全文掲載ありがとうございます。しっかりとしたインタビュー、素晴らしい演奏、とても見応えのある番組でした。長年のファンである武田アナだからこそだったと思います。
他番組でも特別枠でも構わないのでこの全文の放映があると嬉しいです。
宜しくお願いします。
まさっちょ。
50代 男性
2020年10月12日
素晴らしい言葉たち。文字起こし未公開トークまでありがとうございます。この対談こそがまさにエンタテイメント。やはりエンタテイメントは元気を貰える。こんな機会を少しでも多く触れたい。是非紅白で佐野さんのSOMEDAYを聴きたい。そんな時だと思う。
あかうしのウーくん
20代 男性
2020年10月12日
「スターダスト・キッズ」って言う歌が入っているレコードアルバムを借りて個人的に聴いた事ありますが、佐野元春さんのアンティークでレトロなメロディーがとても良かったです。良い番組を見れたので感謝です。
ジャスミン
女性
2020年10月12日
全文ありがとうございます!本放送はもちろん音楽&インタビュー共に素晴らしく感激しましたが、全文を読んで、その内容の深さに感動で胸がいっぱいです。佐野さんの語る言葉はエンターテイメントにとどまらず、生き方・在り方など、今を生きる上での示唆に満ちた意義深いお話でした。導き出してくれた武田アナに感謝。あまりに素晴らしい内容、ノーカットをSONGSかクローズアップ現代の特別編で放送を熱望します!
きゅう
40代 女性
2020年10月12日
武田アナウンサー、私と全く同じことを思っておられて、読みながら泣いてしまいました。私も佐野さんの音楽に支えられ、励まされて、いろんなことを乗り越えてこれまで生きてきました。コロナが晴れたら、佐野さんの40周年のお祝いにライブに駆けつけたいです!武田アナウンサーのような方がインタビュアーで嬉しかったです。ありがとうございました。
てんてん
50代 女性
2020年10月12日
武田アナウンサーのファンの思いを背負ってくれてるようなインタビューにとても感動しました。メディアにあまり出てこない佐野さんの魅力を最大限に引き出して下さってどうもありがとうございます。感無量です。このインタビューもどんな形でもいいのでぜひ見せていただければ、と切望してます。受信料ちゃんと払うのでどうかお願いいたします!
seabird
50代 女性
2020年10月11日
番組でも感動しましたが、今このテキストを読んで、
更に感動しています。
ありがとうございます。
40周年、ライブに行って
佐野さんに、
感謝の気持ちを伝えたかったのに
コロナで伝えられずにいた思いを
本当に完璧に伝えて下さいました。
ありがとうございました。

いつか、同じライブ会場で、
心の底から感謝を込めて
大合唱出来る事を願っています。
ありがとうございました。
茶々姫
女性
2020年10月11日
未公開トークの公開ありがとうございます!未公開トークも含めたインタビュー完全版を
放送してほしいです。
tetuya001
50代
2020年10月11日
IT’S ALRIGHT‼
まっすぐボディー
40代 男性
2020年10月11日
武田アナのインタビュー,同年代の熱心なファンの思いを代弁してくれた気がして,素晴らしかったです。最初,SONGSのページでこの記事を見つけられず焦りましたが,内容を読むと,「クローズアップ現代」の表題にふさわしいと納得しました。一つだけ注文があるとすれば,エアチェクしたカセットの再生にはもう少しカッコいいラジカセとか使ってほしかったなあ〜。
レイディオしょー子
50代 女性
2020年10月11日
武田アナに心から感謝!最高級のGOOD JOBです!今回のインタビューは彼の神髄をつまびらかに表して頂けるものとなっており、デビュー当初から崇拝し続けてきた者にとって、よくぞここまで(涙)と心から共感できました。そしてこのように対談の全てを文字にして下さった事、重ねて感謝いたします。やはり文字からも"モトハル愛"が溢れていて嬉しくなってしまいました。今後は武田アナもファンとして応援してまいります!
HARU
50代 男性
2020年10月11日
86年にNHKで流れた「ヤングブラッズ」が佐野さんとの出会いで、40周年のベスト盤を家宝に聴き続けます。
こまち
50代 女性
2020年10月11日
とても楽しく拝見しました。武田さんが佐野さんファンだということ画面からつたわってきました。私も同じく10代で佐野さんの音楽に出会いました。アンジェリーナを聴いた時から大好きに❤️ 今までも、そしてこれからも佐野の音楽を共に楽しんでいきたいです。素敵な番組をありがとうございました。
うめとも
50代 女性
2020年10月11日
素敵なインタビューありがとうございます。私も武田アナウンサーと同じ世代で、高校生の頃、佐野元春さんのラジオを聴き、レコードをテープに録音して、よく聴いていました。あの頃の気持ちが蘇ります。佐野さんに、いつまで一緒にいてくださいますか?と聞かれた一言は、なんとも言えない気持ちがして、強く心に響きました。
エリカ
女性
2020年10月11日
こちらの未公開トーク、是非テレビで放送してください。文章だけの公開では勿体ないと思います。絶対に絶対にテレビで放送してください❗武田さんと佐野さんの貴重なトーク見たいです❗よろしくお願いします。
ツッチー
50代 男性
2020年10月10日
武田アナが、話された佐野さんへの想い。私も同じ想いを持ちながら、これまでの人生を生きてきました。『つまらない大人にはなりたくない』=『こどもの人権や想いを尊重する』教師として盲学校で働いています。番組を観ていて涙があふれて仕方がありませんでした。
だいず
2020年10月10日
佐野元春氏への敬意を込めた、且つ素晴らしいインタビューに感動しています。武田アナありがとう。
佐野元春を、佐野元春の音楽を愛してると実感する日々です。
だいすけ
50代 男性
2020年10月10日
武田さんインタビューお疲れ様でした。本当に、10代の頃元春に出逢えて僕らはラッキーだったなと改めて実感しました。
50代の多くのクリエイターが元春から受けた感性は凄く影響を及ぼした事だと思います。
改めて感謝ですよね。
これからの人生に置いても、下らない大人にならない様、元春に負けない様に頑張って行こうと思います。ありがとうございました!
hanaco
50代 女性
2020年10月10日
SONGSでのインタビューをクロ現+のHPで公開するなんて!最高。武田さんが「僕」ではなく「僕ら」を主語にして佐野さんに問いかけて下さったことに、胸が熱くなりました。ただのノスタルジーだけではない、2020年に引き寄せて展開するお二人の対話が素晴らしかったです。
ちゃーりー
40代
2020年10月10日
佐野元春のファンになって30年以上経ちますが、未だに色褪せない名曲の数々にいつも生きるための力を貰ってます。ティーンエイジャーの頃に佐野元春の曲に出逢えた幸せが武田アナの言葉の端々から伝わって来てとても共感しました。これからもいい曲を作って下さい。
VSCLASH
60代 男性
2020年10月10日
未公開トークありがとうございます。作品の奥深さや想いをより深く知る事ができました。
かつて貴局はサウンドストリートやヤングミュージックショー等
流行や商業性を超えた、文化やアートにも通じる番組を
提供されていました。
佐野氏はその代表者の一人。
エンターテイメントの先に通ずる番組を
今後ともよろしくお願いします。
武蔵
60代 女性
2020年10月10日
武田さん同様に40年間佐野元春を追いかけて来ました。何もない人生でしたが、佐野元春が居た人生です。そしてこれからも……どうぞ録画したもの全て公開して下さい。
Candlerose
50代
2020年10月10日
インタビュー掲載ありがとうごさいます。できれば収録ビデオで拝見したかったですが^^
この収録の後、武田さんは元春から晴れてサインをもらえたのでしょうか?
zzz1989
50代 男性
2020年10月10日
武田さんの1歳上です。同じように元春と共にある人生です。僕がもしも元春に会ってお話をする機会があったとして
ここまでその思いを伝えられるだろうか? いや、できないだろうなと思いました。
武田さん、ありがとう。放送でもこの記事でも少し泣きました。
ちい
50代 男性
2020年10月10日
私は武田さんと同い年、同じように佐野さんの音楽に衝撃を受けた者です。ラジオを聴き、バンドを組み、その時々の佐野さんの音楽に影響されながら大人になっていった・・・とても他人事とは思えない(笑)。
ですから今回、番組やwebのインタビューを通して、同じような目線で佐野さんの言葉に触れられたのがとても嬉しかった。
ありがとうございます。
これからも素敵な企画を期待しています。
てん
50代 女性
2020年10月10日
私の40年間も佐野元春さんとともにありました。武田アナウンサーのファンを代表してくれたようなインタビューと真摯に答えて下さる佐野さんのやり取りに胸が熱くなりました。是非このインタビューも放送していただきたいです。
GO4
50代 男性
2020年10月10日
すばらしいインタビュー記事をありがとうございました。武田アナの熱い気持ちが伝わってきて胸が熱くなりました。武田アナとは1歳違い。SONGS番組内でもこのインタビューでも、まさに聞いてほしいポイントをズバリ聞いてくれて嬉しい限りです。このインタビューの完全版をいつかご自身の番組でやって下さい。しかしご自身のバンドのテープを送ったってすごいエピソードですね。これからも全力で応援します。
あんどん
40代
2020年10月10日
インタビューも全編放送して欲しいです
YOKO
50代 女性
2020年10月10日
武田氏のインタビューは、普通のインタビュアーとは違い、私たちファン目線からのインタビューであると感じ、とても嬉しかったです✨
黄色いbite
50代 男性
2020年10月10日
武田さんの熱が佐野さんにも伝わったと思います。聞き手とファンとの狭間でのインタビュー良かったです。自身の佐野さんアイテムを紹介するあたり多感な時期の武田さんが見れたのもほっこりしました。ありがとうございました?
きりんになりたい
40代 女性
2020年10月10日
番組で紹介できなかったインタビューを拝読できて、とても嬉しいです。前後を切り取らずに読むと、佐野さんはもちろん、武田アナの丁寧な受け答えをより一層感じることができました。ありがとうございました。
mimisydney
40代 女性
2020年10月10日
感動しました。涙が止まらないです。武田さんの佐野さんへの思い。全てに共感しました。真摯にファンの想いを伝えてくださって、ありがとうと感謝の気持ちでいっぱいです。またいつか、対談のチャンスがあることを強く希望します。
ありがとうございました?
マミイ
50代
2020年10月10日
私も初めて元春の音楽を聴いた日を、はっきりと覚えています。高校生でした。友達が持っていたカセットテープを、球技大会の合間にイヤホンで聞いて、もう、その場でノックアウト。そこから、ずっと、武田さんと同様に元春の音楽が無いと生きていけない。どれだけ、心を満たされたことか。今回、武田さんが、元春ファンだと知りました。そして、確実に同じ気持ちで、元春と向き合っている人が居ることが、とても嬉しかったです❗
のらはな
50代 女性
2020年10月10日
まずインタビューアーの武田アナに感謝したいです。音楽業界の人たちからのインタビューは、これまでにも何本も公開されていますが、武田アナはファン目線をとりいれつつ、佐野さんの言葉を引き出してくれました。
結果、コロナ禍での世界のあり方、音楽のあり方、佐野さんの考えが深く伝わる内容でした。あまりテレビに出ない佐野さんのソングス!次回は1時間枠を特別にください?‍♀️?
お願いします!!
つよし
40代
2020年10月10日
このインタビュー、もしカメラ回して録画されたものがあるなら、ぜひ放送してほしい。クローズアップ現代+で。
たな
40代 女性
2020年10月10日
聴き始めた中学生時代に元春さんの歌詞が問いかけてくれた事に、未だに答えがみつからず。それどころか自分への響き方が年々変わっていく事が楽しくもあります。聞き手を限定しないメッセージ、問いかけが嬉しいです。武田さんのリスペクト溢れるインタビューを、私も身を乗り出して聴きました。シグニチャーはいただいたのでしょうか、どのジャケットにしてもらったのかな、等と、そっちも気になってます。
ashimo
50代 男性
2020年10月10日
武田さんのインタビュー、キラーパスでした。
まぎ
50代 女性
2020年10月10日
武田さんと同じように、10代で佐野さんに出会いました。高校生の頃、悲しいことや辛いことがあると、泣きながらラジカセを抱きしめて「SOMEDAY」を大音量で聴いていた、
そんなことを少し思い出しました。
素敵なインタビュー記事をありがとうございます。機会があればフル尺で放送して頂きたいです。
ナオハナ
50代 女性
2020年10月10日
こんなに深いインタビューをしていたのですね。お二人のお話を番組の中でもう少し見たかったです…でも公開してくださってありがとうございます。afterコロナのライブはこれまでとは違ったものになるかもしれないけれど、佐野さんの音楽を一緒に楽しめる日を心待ちにしています。いつもワクワクさせてくれてありがとう‼️
よしこ
40代 女性
2020年10月10日
インタビューの全貌を興味深く拝読しました。ぜひ!フルインタビューバージョンの番組を期待します!佐野さんと武田さんの最高のコンビネーションに鼻血が止まりませんでした?
ジュリーナ
40代 女性
2020年10月10日
武田さんありがとうございました!ファンの想いをそのまま佐野さんに伝えていただいた気がします。武田さんでよかった!感動しました。
merry-merry
2020年10月10日
素晴らしいインタビューでした。佐野さんの武田さんの一つ一つの言葉が本当に真摯で、読みながら涙が出ました。こんな時代だからこそ、たくさんの人に、若い人に読んで欲しい。きっと救われる人がたくさんいるはず。ノーカットの放送も切に望みます。
50代 女性
2020年10月10日
ソファで寝落ちして、朝方もぐり込んだベッドの中で読みました。何度も涙がこぼれた。私は武田さんと同世代で、私が佐野元春と出会ったのも、中学生の時でした。そしてずっとともに、傍に生きてきました。
この未公開トークをアップしてくれて、ありがとうございます。とても素敵な記事でした。文字だけれど、佐野さんの声が聞こえてきました。
そしてなんていうか、武田さんにも、とても親しい思いで、読みました。
TED
50代 男性
2020年10月10日
武田さん、ありがとう!同じ歳です。
あかねっと
60代 女性
2020年10月10日
読んでいて泣いてしまいました。武田アナに、私たちの気持ち代弁して頂きました。ありがとうございます。共にある佐野さんの音楽、これからもずっと。
Y.TAWAWA
50代 女性
2020年10月10日
未公開対談をアップしてくださり本当に嬉しいです。ありがとうございました。自分も佐野さんのファンのひとりですから武田アナの気持ちがまるで我が事のようでした。でも、ちゃんとまさに現代をクローズアップされていたし、すごく胸にグッときて泣きそうになりました。力を貰えました。
strange days
50代 男性
2020年10月10日
是非、フルバージョンのsongsの対談を、年末でも、いつでもいいですから、見たいです‼️
ジュジュ
50代 女性
2020年10月10日
武田さん、私の言いたい事を代弁、質問してくださり、ありがとうございました。私も、中学生の時、図書館で何気なく借りたアルバム『someday』で運命的な出会いをして以来、40年ファンの一人です。共に“元春”を聴いて・ライブに行って・語り合って…過ごした友も、今はなかなか会えなくなっていますが、今でも困難に当たった時に“一歩前に前進”する力をもらうのは“モト”の音楽と10代の頃の友との時間です!
さかもか
50代 女性
2020年10月10日
武田様テキスト提供ありがとうございます!あ…目から汗が…(T▽T)
SONGS見ましたが
インタビュー完全版映像でも見たい!
放映御検討よろしくお願いします(^人^)
yxj
50代 男性
2020年10月10日
40周年おめでとうございます。インタビュアー同様、僕も元春の作品と共鳴しながら大人になりました。
最近も元春に共感し「愛が分母」のチャリティーキャップを購入しました。
子供の頃に好きだったアーティストが、40年も現役で活動し続けていることに、幸せを感じます。
今月リリースの作品2種はまだ購入していませんが、もちろん、今までと同じように、今回も、これから先も、ワクワクしながら、買いに行きます。
bow
60代 女性
2020年10月10日
佐野元春特集ありがとうございました!僅か30分に見事に集約された素晴らしい番組!未放映インタビューのテキスト化も本当に嬉しいです。欲を言えば、後日深夜枠ででも全て放送して頂きたかった。それとご縁あるNHKでソングライダーズやレイディオショーの再現もお願いしたいと思っています。#NHKなんで 笑
ばーすでい
50代 女性
2020年10月10日
コロナ禍の中不幸な事、恐れる事、苦しい事をつい考えてしまう私たちに、佐野さんはいつも前向きに穏やかに信じる事を伝えてくれました。どれだけ勇気をもらったかわかりません。そんな佐野さんの歌っている姿を見ることができて本当に嬉しかった。
ハル
50代 男性
2020年10月10日
番組を拝見しました。音楽番組としてもVTR.インタビュー、スタジオ演奏と構成が素晴らしく、短い中でも凝縮されていました。今回、インタビュー部分を全文書き起こしてくださり、放送以外の部分でも、お2人の間に沢山の対話が生まれていた事をしりました。武田さんの問いかけが、現在の社会状況を踏まえての内容が多かったですが、それに対して、佐野さんの返答が、誠実であり、同時に示唆に富むものでした。感銘を受けました
Toshi
50代 男性
2020年10月9日
いつも応援してます。同じ30年を経て、普通の大人になってしまった我が身を振り返ると、少し羨ましい気もしますが、それもまた人生。お互いまだまだ、もがきながら頑張りましょう。
ももんが
50代 男性
2020年10月9日
とても内容の濃い、今までにないほど素晴らしいトークだったと思います。私も武田さんと同様にデビュー当初からのファンですが、本当に沢山の事を代弁していただけたと感激しております。元春同様、陰ながら応援しています。
akihitoda
40代 男性
2020年10月9日
武田アナが日本中のファンを代表してインタビューしてくれた。感動的なインタビューでした。武田アナの目がキラッキラになっていたのが印象的でした(笑)これからNHKで元春が出演する際は、武田アナにインタビューを担当してもらいたい。
素晴らしい放送でした
ことら
50代
2020年10月9日
インタビューをノーカットでの放送をしてください。お二方とも大好きです。お願いします。
ずっと一緒!
40代
2020年10月9日
SONGSでは素晴らしい演奏と佐野さんと武田アナとのトークでした。有り難うございました。今は発表されたばかりの2組のベスト・アルバムもゲットできて、聴いていると、僕の人生の何時でも佐野さんの音楽が傍で寄り添ってくれていたを感じずにはいられません。SONGS内で、佐野さんが「人生のバックグラウンドで流れていてくれたら嬉しい」と 言われた瞬間的に僕は「流れてたよ〜!」とテレビに向かって返事してました。
tetsu
50代 男性
2020年10月9日
想いを代弁してくれた武田アナウンサーに感謝します。あと3時間くらいの放送ならもっとよかった。
しげおっちゃん
50代 男性
2020年10月9日
武田さんとは一つ違いの年齢の者です。武田さんと同じく、元春にノックダウンされてはや40年。同じ気持ちをよくぞ代弁していただきました。
ずっとこの先も元春と共に。
ばや
40代 男性
2020年10月9日
未公開トーク、大変見応えありました。本放送も素晴らしかったですが、未公開
部分を見たら佐野元春さんに対しても、
武田アナに対しても更に感銘と感謝の
気持ちが深まりました。もし様々な事柄が
解決しますならば、未公開トークを含めた
完全版の放送をお願いしたいです。
ようちゃん
60代 男性
2020年10月9日
楽しく読ませて頂きました。武田アナの佐野さん愛が伝わるとても良いインタビューでした。
トミー
40代 男性
2020年10月9日
武田アナウンサーありがとうございます。佐野元春さんの曲を聴いて40年、まさに仕事をして、結婚して、子どもができて、今まさにコロナ禍を迎える中、放送を見て、心が揺さぶられ、共感しました。色々なことがあっても、勇気づけられたり、励まされたり、生き方の指針であり、無くてはならないと改めて感じました。本当にありがとうございました。
Jerry Lee
50代 女性
2020年10月9日
いつも観ている武田さん、大の元春ファンだったんですね!近親感湧きます!
狼と踊る男
男性
2020年10月9日
素晴らしいインタビューと構成。薄っぺらな社交はここにない。インタビューアーが生きながらえてきた中で守り抜いた魂によって言葉が象られてやがる。素晴らしいや。
くみ
50代 女性
2020年10月9日
貴重なインタビュー内容ありがとうございました。何回も何回も読み返し、意味をかみしめています。武田アナ、ありがとうございました。
ねこ
40代 女性
2020年10月9日
songsに元春を出演させていただきありがとうございました❗40周年の今、元春が色んな活動してくれる中、誰でもテレビをつければ演奏している姿を観ること聴くことが出来る、こんなに素晴らしく嬉しいことはないです。武田アナがまるで自分のような感じで、武田さんあなたも生粋の元春チルドレンなのですね。十代の頃元春レディオショーから流れる音楽に憧れました。
まさに元春は人生の先生です。
しおこんぶ
40代 男性
2020年10月9日
佐野さんの音楽も当然のことながら、武田さんの進行も敬意丸出しで素敵でした。けどできれば、佐野さんには昔の曲でなく、白夜飛行や空港待合室、純恋といった最近の曲を演奏して頂きたかったです
Honeycherry
50代 男性
2020年10月9日
武田さんの佐野さんへの真摯な熱い想いが良く伝わりました。NHKのアナウンサーの方でこんな素敵な佐野ファンがいるなんて。
佐野さんがコンサート会場で「僕達はなんだかんだやりくりして今日までsurviveして来た。そして今日また会えた事は一つの奇跡だ」と言っていました。
そんな事を改めて実感させてもらったインタビューでしたよ。武田さん、どうもありがとう。
ルーリーアーミー
50代 男性
2020年10月9日
読みながら泣けました。番組も素晴らしかった。
武田アナ、ありがとう。
佐野さん、ありがとう。
お二人とも素晴らしい大人です。