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世界で同時にミライを考えよう

NHKの国際放送「NHKワールドJAPAN」は世界の公共メディアやNGOと私たちの社会とミライについてオンラインアンケート「未来計画Q」を行っています。7月19日時点で世界で28万人が回答しました。

下の画像をクリック☟すると、「未来計画Q」のページにとびます。

コロナ時代の社会課題と未来予想図を浮き彫りにするため、ヨーロッパと日本の社会学者や研究者が質問を考えました。世界中から集まった回答のビッグデータ分析を通して、いま人々はどんな不安を抱えているのか、どんな未来像を描いているのか、社会変革を起こすのはどんな人たちなのかなどを探っていきます。

「未来計画Q」にどんな質問があるのか、一足先に環境活動家の清水イアンさん、#地球のミライにも掲載されている環境活動家の小野りりあんさん(こちら☞TOPIC㉖環境について考える人たちをつなぎたい)、社会活動家の石山アンジュさんが答えてくれました。

環境活動家の清水イアンさん。国際環境NGOに入り、環境活動を始めました。
環境について誰もが話せるオープンコミュニティを立ち上げたり、森林を守るプロジェクトを行っています。

清水さんを悩ませた質問はこちら☟

環境活動家 清水イアンさん

「あなたにとって一番大事なのは?っていう質問は難しいですよね。 この質問って何なんですかね(笑)。『自分が一番大切だと思うこと』だったり、大切だと思う人をしっかりと守れるということなんじゃないですかね。
(環境問題に取り組んで)燃え尽き症候群になる人は本当にこの分野では多いです。またこの分野だけでなく日本社会全体でも非常に大きな問題だと思うので、社会のサステナビリティー(持続可能性)もそうですけど『個人のサステナビリティーの部分がすごく大切』だという意識が広まっていくといいなと思います」

モデルで、環境活動家として活動を始めたばかりの小野りりあんさん。
環境問題を考える人たちをつないでいく活動をしています。
地球のミライに掲載されている動画(TOPIC㉖環境について考える人たちをつなぎたい)でも少し質問に答えてもらっていますが、中でも興味深い質問に答えてくれていました☟

環境活動家 小野りりあんさん

「エコな暮らしは金持ちの特権ってめっちゃ思います。でも実際、貧しい人のほうが本当に質素にエコに生きる方法を知ってたりするんですよ。だから、そうとも限らないと思う。
エコに生きるってお金かかんないから、本来はよりお金がかからない生活だから。
全部つながってるんですよね。私は環境っていうところから基本入っているけれど、 人権のこともすごい関わってるし、今までいろんな不平等さに闘ってきた人たちがいると思うんです。
結局この気候変動って問題は全ての人がつながっていかないと解決しない問題だからみんな一緒に考えようって思います」

社会活動家、石山アンジュさん。技術革新で社会変革を目指す一般社団法人の代表理事。
インターネットを通じモノ・場所などを貸し借りする「シェアリングエコノミー」の活動家。2017年に内閣官房シェアリングエコノミー伝道師に任命されました。「シェア」こそがこれからの新しい幸せのキーワードだと話します。

石山さんが答えてくれたのはこちらの質問☟

社会活動家 石山アンジュさん

「より個人がたくさんの選択肢を持って、選択肢を持ちながら生活をしていく、 生きていくことができる社会ができているというふうに思っています。
これだけ不確かで先が読めない時代というのは、これからも続くと思います。しかし、その時代における私が考える幸せ、豊かさのあり方というのは、個人の人が1つのものに依存せず、複数の居場所や複数の仕事を持つといった複数の選択肢を持つことだと思います。
それがこれからを生きる豊かさの定義だと私は考えています。
その選択肢を1つでも多く提示し、社会を一緒に作っていくことが私の使命だと思っています」

クローズアップ現代プラスでは、サイト内にある#地球のミライで環境問題で奮闘する人や、いまの世界の状況などをお伝えしています。
ぜひご覧いただき、コメントして参加いただければと思います。

また、地球のミライ以外にも番組で取り上げる様々な課題について、みんなで深く考え一緒に作っていく議論のページもどうぞ☟
https://www.nhk.or.jp/minplus/

みんなのコメント(7件)

オフィシャル
地球のミライは私たちの手に 取材班
2020年7月17日
環境問題の取材をしていると、若い人たちはいま、色んな人たちとつながり始めていて、そのつながりを力に変えているように思います。そうした人たちが増えてくれば、未来は明るいのかもしれません。
世界がいろいろな意味でつながっている中で自分たちだけが良くなるということはないのだと思います。
Daishin
19歳以下 男性
2020年7月27日
今存在している全ての"人"や"物"、そして過去と未来に存在する全の"人"や"物"。
全てが重なって、全て交わって作られる「ミライ」。そこは、必ず良い世界で、夢に満ち溢れているだろう。
Afterコロナに、「Withコロナがあるから今がある」と胸を張って言葉にできるようなそんな世界は、ちょっと先の現在だ。
M
2020年7月24日
エコは金持ちの特権だけど、資本主義とエコロジーは本質的に相容れないサスティナブルと聞こえの良い言葉で濁したところで、地球環境のために人類ができることなどもう絶滅しかないんだ
安全な焚き火
50代 女性
2020年7月23日
過去と未来はつながっている。個人宅で、庭や畑に植物を植えていると、毎年大量の落ち葉や剪定した枝がゴミとして出る。それを、連綿と焚き火として燃やしてきた。
しかし、現在は、どんなに安全に配慮しても焚き火は消防者に通報され、不可能となっている。あるテレビ番組のダイオキシン騒動のせいで。田舎では木々が根本から切り倒されたり、放置されている。報道の無責任。
高校生
19歳以下
2020年7月23日
気候危機を始め、様々な社会課題が山積みの今の世界で、今の段階で未来に希望を持つことは出来ません。それはとても悲しいことです。ですが、せめて私たちの子供、孫の世代には素晴らしい世界を見せてあげたい。そのために私たちは声をあげないと行けませんね。若者だけでなく様々な世代、思想、正義が連帯する必要があると思います。
GGE2.20
2020年7月23日
今頃こんな事言ってなきゃいけなくなるなんてヤバいなと思いますが未来に必要なのは共存力
他者をいかに否定せずに資源を共有し生産していく事ができるかどうか
マー坊
70歳以上 男性
2020年6月25日
世界情勢を見ると自分たちだけ、日本だけ良くなることが不可能になりました。
世界が一つの家族のような関係を作らなければ僕たちの未来はないと思います。
世界平和実現に行動を起こせる環境を作っていきたいです。