もどる→

アニメ職人たちの凄技アニメ職人たちの凄技

【第31回】
今回、スポットを当てるのは、
アダチ マサヒコ

プロフィール

アダチ マサヒコ 1983 大阪生まれ
2010 東京芸術大学大学院デザイン科修了
「BS歴史館」「NHKスペシャル・故宮」「シャキーン!」のアニメーションを担当。
2015年12月~2016年1月放送分の「みんなのうた」では、「ぼくのそらとぶじゅうたん」 のアニメーションを制作した。
100分de名著では、「遠野物語」「枕草子」「ハムレット」「茶の本」「荘子」などを手がける。筆の質感などを生かした繊細なタッチが持ち味。

アダチ マサヒコさんに「南洲翁遺訓」のアニメ制作でこだわったポイントをお聞きしました。

「上野のあのおっちゃん」
西郷隆盛という人物については正直この程度の認識しかありませんでした。
通っていた大学が上野にあったので、上野公園内の西郷隆盛像が日常の風景の一部だったのです。
もちろん大変な有名人ですから、何をしたかは知っていますが、
なぜ、どういう想いでその事を成したのか、までは深くは知りませんでした。

今回は彼の内面を表現するために
表情や色味など色々試行錯誤して作りこんでいきました。
それでも私の画力や演出で表現しきれないところは
犬たちを描いて、彼らに助けてもらったのです。

アダチ マサヒコの凄技にご注目ください!

ページ先頭へ
Topへ