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アニメ職人たちの凄技アニメ職人たちの凄技

【第25回】
今回、スポットを当てるのは、
アダチマサヒコ

プロフィール

アダチ マサヒコ 1983 大阪生まれ
2010 東京芸術大学大学院デザイン科修了
「BS歴史館」「NHKスペシャル・故宮」「シャキーン!」のアニメーションを担当。
2015年12月~2016年1月放送分の「みんなのうた」では、「ぼくのそらとぶじゅうたん」 のアニメーションを制作した。
100分de名著では、「遠野物語」「枕草子」「ハムレット」「茶の本」「荘子」などを手がける。筆の質感などを生かした繊細なタッチが持ち味。

アダチマサヒコさんに「三国志」のアニメ制作でこだわったポイントをお聞きしました。

今回の三国志は登場人物が多いです。
そのため各人物の描き分けに重点を置きました。

皆さん髭もありますし、髪型の種類もそこまで幅がある訳ではない中、いかにそれぞれの人物の気性や感情などを描き分けるか、そこが大事なポイントでもあり挑戦でした。

しかも皆が皆イケメンにならないように意識しました。イケメンにするとどうしても顔の造りの幅が狭まるからです。それに現代の美的感覚が当時と同じ訳もないのです。

ただ人として又、漢としての魅力は時代に関係なく通じるものだと思うので、そんな魅力に少しでも迫れたらなと思いながら制作しました。

アダチマサヒコさんの凄技にご注目ください!

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