「マネジメント」のページへ→

ハテナ?のメール箱の回答。皆さんからお寄せいただいた“ハテナ?”のメール。番組では、代表的な質問や、多かった疑問を、講師の先生にお聞きしました。

第3回「マネジメント」編 上田惇生さん回答!

Q

masa さん(40代・男性・長野)

番組テキストでこれからの労働のあり方として知識社会に乗れない人については生産性を高めていくしかないとされていますが具体的に労働の生産性をあげるというのはわかりやすくいうとどういうことなのでしょうか。

A 上田惇生さんからの回答。

masa さま

創造することによって自己実現を果たし、
世の中に貢献する喜びを得るのが、ドラッカーの考える仕事の醍醐味です。
しかし全ての職業に創造性を求めるのには無理があります。
そのため創造性を発揮しにくい仕事では、
モノを作り出すことが苦にならないよう、生産性をあげなければなりません。
ドラッカーは、仕事に対する喜びや誇りを失わないために、
生産性の向上をあげているのです。

ページ先頭へ

Q

きどA さん(30代・男性・東京)

仕事でたびたび直面するのですが
「早く」「安く」というのを求められます。
忙しさに対して収入が反比例することを嘆くのは間違いでしょうか?

A 上田惇生さんからの回答。

きどA さま

「早く」「安く」という要求に従い続けるのは、ドラッカーの理想とは異なります。
「あなたの製品やサービスが必要だ」と取引先に思わせることが大事です。「早く」「安く」だけでは、どんなにがんばっても、いずれは破綻します。
商品力で勝負するために、何をするべきなのかを、ドラッカーは求めるでしょう。

ページ先頭へ