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“フルーツのように甘い"東温市のパクチー おいしい見分け方も

  • 2023年12月20日

エスニック料理のイメージが強い「パクチー」。
暑い夏に食べる食材のイメージありませんか?
実は寒さが強まる11月から1月にかけてが、おいしい時期だと言います。
その産地を訪ねました。

(NHK松山放送局 國武唯奈)

若手農家が作るパクチーとは

訪ねたのは東温市の住宅街の一角にある畑。
パクチー農家・廣川慎太朗さんです。

初めてのパクチー収穫!

収穫する時は専用のスコップを使うのですが、根が思ったよりも長くしっかり張っていたため、かかった時間は5分・・・

廣川さんはなんと1株わずか2秒で収穫するんだそうです。

せっかくなので、採れたてのパクチーをいただくことに!
どうしても苦味が強く懸念されやすいパクチーですが、実際に食べてみると、フルーツを食べているように甘く、一口では足りないほど。

廣川さんが作るパクチーは、苦みが少なく爽やかな香りが特徴です。

自分で実際に掘ったパクチーをいただきました

おいしいパクチーの見分け方を聞きました。

・根っこの方に行けば行くほど香りが強いもの
・茎や根っこがしっかりしているもの 

お店で購入されるとき等の参考にしてみてください。

おいしいパクチーを育てるための工夫とは

廣川さんは、1年を通してパクチーを育てています。
こだわりポイント①は「土の質」。

東温の土は粘土質で適度な水分を含みます。
たい肥や有機肥料を使って健康な土づくりを行うだけではなく、農薬も使っていないということなんです!

ポイント②は「気候」。

実は夏の暑さに弱いパクチー。
廣川さんは、いくつかの畑の中から季節に応じて、涼しい場所にある畑を選んで育てるそうです。

また、夏場は縦に、冬は横に伸びる傾向が強いということで、夏は20cm・冬は30センチほど間隔をあけて種をまいています。

元々東京の飲食店で働いていた廣川さんは、自分自身も食材を作りたいと、福井県で農業を学んだ後、7年前に愛媛県に移住。

そもそもなぜ、パクチーを栽培することに!?

「エスニック料理が昔から好きだったんです。多くの店からパクチーが欲しいって言われて、パクチーを作ることに。東温は気候的にすごい穏やかなので、パクチーをはじめ、野菜は作りやすいと思います」

パクチーをもっと食べたーーーい!

廣川さんが作るパクチーをもっと味わいたい!
松山市内の飲食店へ向かいました。

店長の伊藤卓也さんです。奥様と2人で今年の1月からお店を切り盛りしています。

パクチーを使ったメニューは5種類ありますが、その中でも女性に特に人気というのが【グリーンカレー】。

お客さん
「おいしいです!」

お客さん
「苦味とかも少なめでちょっと食べやすい感じですね」

感想

パクチーが愛媛県で作られているという事実はもちろん、育て方の面白さや、味がこんなに変わるんだと驚きと発見ばかりの取材でした。元々パクチーは好きな方ですが、生のサラダでも加熱してもおいしくいただけました。お子様やパクチーに苦手意識がある方でも挑戦しやすいパクチー、ぜひ食卓に並べてみてはいかがでしょうか。

ご紹介した内容は動画でも視聴できます。

  • 國武唯奈

    國武唯奈

    福岡県出身。2022年4月から平日午前11時45分~放送の「ひるどき四国」のキャスターを担当。趣味は旅行(国内外問わず)・せっけん作り。好きな動物は「ブタ」。

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