2021年10月14日
10月14日の「鉄道の日」にあわせて後藤記者が松山局のTwitterでつぶやいた投稿を一挙公開します。
【豊予海峡横断きっぷ】
八幡浜港~別府港のフェリー乗船券と、JR券がセットになったもの。四国内で購入すると、端末からの発券になりますが、別府港で購入すると、あらかじめ印刷された軟券で出てきます。紙の模様、地紋がないのも特徴的。大分から松山に転勤する際に使用しました。
【四国DC満喫きっぷ】
今月から始まった「四国デスティネーションキャンペーン」に合わせて販売されたきっぷ。3日間、JR四国と土佐くろしお鉄道の全線が特急自由席を含めて乗り放題で1万円という料金設定になっています。
【バースデイきっぷ】
誕生月にだけ買える、JR四国のきっぷ。通年販売しているフリーきっぷよりも割引率が高くなります。JR四国のワープ梅田支店(大阪市)で平成24年に購入。当時はグリーン車も乗り放題で3日間で1万円でした。値段や内容は変更されていますが、いまも購入可能です。
【松山三越 乗車票】
松山市の百貨店、三越で一定額以上買い物をした人向けに配布されるきっぷ。松山駅発行の団体乗車券という形式です。きっぷの大きさ、券面が特別感を感じさせます。
【お帰り切符】
松山市のもう一つの百貨店、いよてつ高島屋で一定額以上買い物をした人向けに配布されていたきっぷ。伊予鉄道の電車や伊予鉄バスを利用することができました。ことし1月末に、残念ながらサービスが終了しました。
【伊予鉄道・中島汽船 連絡きっぷ】
伊予鉄道と、松山市内の離島を結ぶフェリーに乗ることができるきっぷ。電車・フェリーの連絡きっぷの硬券は極めて貴重。購入した当時は、4つの港へ行く硬券がそれぞれ販売されていました。現在、硬券は売り切れているとのことです。
【近永~宇和島 往復乗車券】
JR予土線の近永駅は、地元自治体の負担できっぷ売り場を維持しています。紙のきっぷ、軟券が多種販売されていることで全国的に有名です。片道や往復の常備券のほか、遠距離のきっぷも補充券で販売しています。
【伊予中山駅発 乗車券】
JR予讃線の伊予中山駅は無人駅ですが、近くの特産品センターで乗車券が販売されていました。最近では見かける機会の少ない軟券のきっぷでしたが、ことし3月末に販売を終了しました。
【阿佐海岸鉄道 出札補充券】
徳島と高知の県境を結ぶ阿佐海岸鉄道は、多種の硬券・軟券を販売してきました。JR線との連絡きっぷは、出札補充券で販売もしていました。今後、線路も道路も走れる車両「DMV」の導入に伴い、販売するきっぷの種類も、大幅な見直しが予定されています。
【ことでん・JRくるり~んきっぷ】
JRの志度~高松~琴平間と、高松琴平電鉄全線が1日乗り放題のきっぷ。JRの駅や旅行会社では端末で発券していますが、ことでんの駅では紙の常備券で販売しています。かわいらしい名称も特徴的。
【土佐くろしお鉄道 片道乗車券】
ごめん・なはり線の列車の乗務員から購入できます。車内で行き先などを補充して作る、「車内補充券」の形式のきっぷです。高知県出身の漫画家、やなせたかし氏がデザインした、駅のキャラクターを載せているのが印象的です。
きっぷの道は果てしなく続きます。