NHK松山放送局 アナウンサー・キャスターページ

これまでの仕事で記憶に残っているのはどんなことですか?

長崎局と広島局で勤務したことがあるんですけれども、原爆の被害を受けた人たちにお話を聞いたり、番組を作ったりしました。どんなつらい思いを持っているのかを聞いて、特に長崎と広島では戦争の歴史を強く感じましたね。
ニュースを伝える仕事をしてきた中で、日本は自然が豊かな分、自然災害も本当に多いなと思います。以前、松山局にいたときには阪神淡路大震災がありました。神戸や淡路島には取材に行って、避難している人たちも寝る場所がないような状況を伝えました。
東京でニュースの当番だった日には熊本で大きな地震が起きました。それまでにも地震の報道に多く携わることがありましたが、一度大きな地震があって余震はあると言われている中で一度目より大きな揺れが来て被害も広がってしまって・・・とても驚きましたね。

ニュースを伝える上で気をつけていることはありますか?

以前は全国のどこか限られた地域で大きな災害があったときに、そこで何が起きたのか、どんな様子なのかを広く伝えるというのが役割だったんですけれども、最近ではそこで実際に被害に遭っているいま被害を受けている人たちにも伝えるニュースが大事になっています。被災者に呼びかける、役に立つ情報を伝える、命を守る情報を正しく伝えるというのが、報道に関わるNHK全体としても大切にしていることです。災害が起きてからの時間によって伝える内容も当然変わってきます。そこは意識して準備しています。
あとはスタジオではあわてずに落ち着いて。災害に限らずどんな時もそうなんですけれども、やはり何か起きた時に冷静に情報を伝えるというのがカメラの前に立つアナウンサーの役割だと思います。情報を伝えるときには落ち着いて冷静に判断できるように、というのはいつも心がけています。

ニュースは落ち着いて・・・ですがふだんもそうですか?

ふだんから落ち着いているとは言われますね、昔から。表情にあまり出ない、と。子どもの頃、友人からはにらめっこしても表情が変わらない“能面オミー”って呼ばれたり(笑)。
落ち着いて見られるほうなので、ニュースなどでは得をしているかもしれません。でもそうではない仕事、感情を出したほうが魅力的に伝わる仕事もありますから。中継などでそういうことを求められることもありました。その時は頑張ってテンションを上げて・・・(笑)。

アナZONEトップ
ページトップに戻る