建築家 山口暁さん 建築家 山口暁さん

山市の建築家、山口暁(やまぐち・あきら)さんです。

界的アーティストの住居の建築に携わるなど、経験を積んできました。

2016年からふるさと愛媛で活動しています。

ともと使われていなかった工場の2階部分。

の場所をコンテナが積み上がるようなイメージのオフィスによみがえらせました。

#山口さんにとっての建築とは

見「山口さんとして大事にしたい建築やデザインというもの。それはどんなものなんですか?

口「“触れたくなる建築を作りたい”という言葉に込めているんですけども、それは素材感だったり質感であったり空間のプロポーション、そういう質感を表現した建築というものを作っていきたいなと思っています。」

学の建築科で学んだ後、ロンドンに留学した山口さん。

現地で先進的なデザインを手がける建築設計事務所に就職しました。

口「僕が携わった建築の中に日本で言う重要文化財にあたる建築物を改修、日本で言うリノベーションをするというプロジェクトがあったんですけども、隣の建物の高さがこの高さだから改修する建物はそれ以上高くできませんよ、とか隣の建物がこんな素材を使っているからその建物もその素材を使わないといけない。住んでいる人も含めて建築に対する興味と意識がすごく高いと感じました。」

#愛媛で独立した理由

見「ヨーロッパからふるさと愛媛に戻ってきたわけですけども、どうして愛媛に戻ってきたんですか?」

口「愛媛に戻って地方から発信していくことがおもしろいと思って決断しました。」

見「ふるさと愛媛に戻ってこられたわけですけども、スムーズにスタートできたんでしょうか?」

口「まったくスムーズにはできていないですね。人を知らない状態、ネットワークがない状態、人脈がない状態で日本に戻ってきて、それでやっていけるんじゃないかなという感覚はあったんですけど現実的にはそんなことはなかったですね。」

口さんは建築家としての仕事がない中、アート作品で自分の知名度をあげようとコンペに参加しました。

島LEDアートフェスティバルで、作品「光のなる木」が採用されました。

山口「海に近い立地ということで、風のゆらぎによって構造物空間が揺れるようなもの。それが発想の起点。(人との関わりがない)状況の中でコンペで選んで頂いて作品として実現できたということは1つ自分の中で大きな自信になりました。」

018年、祖父母が住んでいた町、三津浜に事務所を構えました。

年、大型客船が寄港した際、アート作品で地域に貢献しようと風で形が変わる作品を展示しました。

口「自然の要素を空間の表現の中に入れるということは試みました。」

小見「愛媛の自然豊かな風土とか特徴みたいなものも意識されたりしているんでしょうか?」

口「感覚的には、もともと田舎育ちではあるので山で遊んだり川の中に入って遊んだりとか、それを表現の中に入れていくことはつながっているのかもしれないですね。」

口「建築って一般の人には難しく聞こえるし、空間アートや空間演出、そういう活動を続けることによって地域としてそういう意識が高い場所にしていきたい、という考えはずっと持っています。まずは興味を持ってもらうこと。それが一番かなと思っています。」

「ずっとしこく」取材日記 「ずっとしこく」取材日記

松山放送局アナウンサーの小見誠広です。今回は、松山市の港町、三津浜にある古民家を訪ねました。建築家の山口暁さんは、この重厚で趣のある古民家の一部を借り受けて、建築のデザインを練ったり自分の作品を紹介したりする作業場として活用しています。愛媛県出身の山口さんは・・・

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