ここから読み上げブラウザ用のメニューです 本文へジャンプします NHK松山放送局ホームページ内のリンクボタンへジャンプします 読み上げブラウザ用のメニューの終わりです
ここからNHK松山放送局ホームページ内のリンクボタンです
読み上げブラウザ用メニューに戻ります
ここから本文です
徳川洋志さん

話し手

徳川洋志

愛媛県県民環境部防災局
原子力安全対策課
主任
(2021年11月現在)

危機管理 地震・津波

2021/11/22放送ラジオ第1

テーマ原子力災害に備える~伊方町で大規模な防災訓練~

具体的にどんな訓練を行ったのか?

令和3年度愛媛県原子力防災訓練は、新型コロナウイルスの感染リスクを低減するため、住民の方々による広域避難訓練を中止するなど、例年に比べて規模を縮小しながら、緊急時通信連絡訓練、緊急時モニタリング訓練、災害広報訓練、災害対策本部訓練等の7項目の訓練を実施しました。災害対策本部訓練では、避難者の受入先である松前町、松山市、東温市、鬼北町の市長さん、町長さんにもテレビ会議に出席いただき、受入調整の訓練を実施したほか、緊急時モニタリング訓練では、空間放射線量率の測定や環境試料の採取、測定などの訓練を実施しました。

他の災害と異なる点、原子力災害で気を付けなければならないことは?

原子力災害の特徴は、放射性物質や放射線の影響を五感で感じることができないことが挙げられます。そのため、これから申し上げる防護措置が重要となります。伊方発電所に近い伊方町では、放射性物質の放出前に避難を実施します。また、発電所から30km圏内では、建物の機密性と遮へい効果により、放射線による影響を回避、低減させるため、屋内に待避していただきます。その後、避難が必要と国が判断したときに、避難を実施します。一斉に避難して道路が渋滞すれば、身体的負担が増えますし、その間に放射性物質が通過すれば、不要な被ばくに繋がります。お住まいの市町、県や国等がお知らせする情報に従い、落ち着いて行動してください。

訓練を通しての収穫、見えてきた課題は?

今回の訓練では、前年度の訓練の課題として挙げられた船舶における感染症対策を重点項目に掲げ、海上保安庁、海上自衛隊に御協力をいただき、船内の養生、パーティションの設置など感染症対策の強化を図りました。このように、今後、関係者からのアンケート調査や専門機関による評価を基に検証を行い、来年度以降の訓練内容を見直すとともに、適宜、広域避難計画の修正を行うなど、防災対策の一層の充実・強化に努めたいと考えています。

四国全域の皆さんにも繋がる教訓は?

愛媛県広域避難計画では、原則愛媛県内に広域避難する計画にしていますが、大規模な複合災害等で愛媛県内のみで対応できないときに備え、四国4県で災害時の応援協定を締結しておりますので、避難される方々の受入れについて、御配慮いただきますようお願いします。また、地震や津波等の自然災害から身を守ることが優先されますので、お住まいの地域の計画を御覧いただき指定避難所、指定緊急避難場所を確認するとともに、各家庭で食料や水の備蓄に努めていただけると幸いです。

読み上げブラウザ用メニューに戻ります
▲ ページの先頭へ