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金井純子さん

話し手

金井純子さん

徳島大学理工学部 助教
(2020年7月現在)

危機管理

2020/7/27放送ラジオ第1

テーマコロナ禍における避難行動と避難所運営

風水害からの避難における基本的な考え方

今月(7月)の記録的な大雨により、熊本県を中心に大きな被害が出て、多くの方が亡くなりました。新型コロナウイルス感染症の脅威が継続している中でも、まず浸水や土砂災害で命を落とさないために、危険な場所にいる人は迷わず避難することが基本です。災害時には、気象庁が発表する気象情報、市町村が発表する避難準備・高齢者等避難開始(レベル3)や避難勧告・避難指示(レベル4)といった避難情報をこまめにチェックするようにしてください。これらの情報を基に、早めに避難行動を起こすことが大切です。

コロナ禍における避難のポイント

避難所は多くの避難者が集団生活を送るため、いわゆる「3密」になりやすい環境です。避難をする際には「3密」をいかに回避するかが重要です。キーワードは「分散避難」です。避難先は避難所だけではありません。例えば、親戚・友人宅への避難やホテル・旅館の活用、状況にもよりますがテント泊も考えられます。また、安全が確保できるのであれば「自宅」という選択肢もあります。自宅で過ごす際は、できるだけ高い階で、裏山などから離れた部屋で過ごすようにしてください。避難所以外の場所でも生活をしっかりと送れるよう、食料や水、常備薬、衛生用品などが十分な量 確保できているか、今一度点検することをお勧めします。

避難所に行くことになったら?

第一に、避難所へ持参するものです。市町村の備蓄品には限りがあるため、マスク、消毒液、石鹸、体温計など感染防止や健康状態の確認のために必要となるものは可能な限り持参してください。次に、避難所での過ごし方です。普段の生活でも心掛けなければいけない、マスク着用、手洗い、手指消毒、ソーシャルディスタンスの確保、換気。避難所は不特定多数の方が集まる場所ですから、一層 徹底するようにしましょう。また、毎日体温を測って自分の健康状態を確認し、体調不良の場合は我慢せず、すぐに避難所のスタッフに相談しましょう。

避難所を運営する側が気を付けること

徳島県は6月に「避難所運営マニュアル(新型コロナウイルス感染症対策編)」を公表しました。これまでの避難所運営マニュアルと大きく異なる点は、「避難所のレイアウト」です。健康な人、発熱がある人、ウイルス感染者との濃厚接触者はそれぞれ隔離しなければなりませんし、避難してきた人どうしのソーシャルディスタンスも確保しなければなりません。また、避難所運営スタッフの感染防止対策も重要だと記されています。このマニュアル、インターネットで誰でも見ることができますので、平時から目を通して今後への備えに役立ててほしいです。

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