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森脇亮さん

話し手

森脇亮さん

愛媛大学
防災情報研究センター
センター長
(2020年7月現在)

危機管理 風水害

2020/7/6放送ラジオ第1

テーマ西日本豪雨から2年 豪雨災害に備えよう

豪雨災害に備えよう

ことしも大雨への警戒を怠ってはいけない季節がやってきました。西日本豪雨は今からちょうど2年前に起きましたが、この7月はじめから梅雨明けまでの時期は、梅雨前線の活動が活発化し豪雨による被害が生じやすい時期です。梅雨前線による大雨は同じ場所で長く降り続くため、気づいたときには逃げ遅れてしまうことがあります。自分がいる場所の災害リスクを把握して、早め早めの避難行動をとることが必要です。

ハザードマップをみよう

大雨になった時にどこが危険なのかは、ハザードマップをみれば分かります。土砂災害の危険があるところ、川の水が堤防を越えたり堤防が壊れたときに浸水するところ、内水氾濫が起きるところ、ため池が崩れたときに被害が起きるところ等、様々なハザードマップが作成されており、ご自宅に配布されたり、ホームページで公開されたりしています。
これらのハザードマップを確認し、ご自分が住んでいる場所にどのような危険が起こりうるのかよく理解しておくことが大事です。そして、ご自宅が危険な場所であれば、安全なところへの避難が求められます。

タイムラインを作成して確実に避難

西日本豪雨をきっかけに、愛媛県内では各地で「タイムライン」を作成する取り組みが始まっています。「タイムライン」とは、いつ、誰が、何をするのか、を整理した避難のための行動計画です。災害発生の高まりを示す「注意報」や「警報」、避難を促す「避難準備」や「避難勧告」などの情報を行動のトリガーにして、それぞれのタイミングで自分や家族が何をするのかを具体的に書き記しておきます。

そこには、避難場所や避難経路の再確認、持ち出し品の確認、携帯電話の充電、近所の○○さんに声をかける、○○さんと一緒に避難を開始する等の行動を、気象情報や避難情報にそれぞれ紐づけて記入しておきます。災害時はついつい「まだ大丈夫」と思い込んでしまって避難が遅れがちになりますが、タイムラインを平常時に作成しておけば、いざというときでも適切で確実な避難ができるようになることが期待されます。

コロナ禍でもためらわず避難

ことしは新型コロナウイルス感染症への恐れもあり、人が密になる可能性のある避難所に行くことをためらう方もいらっしゃることと思います。その場合は、親戚や友人のお宅など、行政が指定する避難所以外にも、安全な避難場所を決めておくとよいと思います。家族や近隣の方と相談して、タイムラインにも記入しておいてください。 大事なことはコロナ禍でもためらわず避難することです。まずは自然災害から自らの命を守りましょう。近隣の方々とも呼びかけあって、確実な避難に結び付けてください。

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