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竹之内直人さん

話し手

竹之内直人さん

愛媛県心と体の健康センター
所長
(2020年6月現在)

危機管理 その他

2020/6/1放送ラジオ第1

テーマ新型コロナウイルス・在宅生活の長期化に伴う健康被害を防ぐ

長期の在宅生活と避難所生活の共通点

新型コロナウイルスの感染拡大により外出の自粛が呼びかけられるようになってから、私たちの「自宅で過ごす時間」は格段に増えました。外食や運動ができない、友達に会えない。買い物を必要最低限にしなければならない時期もありました。こうした気分転換の機会の減少や運動不足は、指定された場所での生活を強いられる避難所でも起こりうることです。そのため、長期の在宅生活では、避難所生活と同じように心と体の健康に気を配る必要があります。

在宅生活の長期化で予想される心身への悪影響

ウイルスによる自粛生活は、いつまで続くか分からないのが最大の特徴です。明確な期限があれば「それまで頑張ろう」と思えますが、ゴールが見えない中で「自粛し続ける」ことは、心と体にとって大きな負担です。精神面で気を付けることは、いわゆる「コロナうつ」。自粛生活と感染への不安で心が晴れない状況が続くことです。ストレスが溜まった状態だと家族との時間が逆に負担になり、DVや児童虐待につながることがあります。運動不足や食事の偏りにも注意が必要です。また、持病のある人が感染を恐れて通院を控えてしまうことがあります。治療を中断すると病状が安定しないので、ウイルスへの感染に気を付けつつ規則的な治療を心掛けましょう。

家に居続けながら健康に過ごすコツとは

 「あれができない」というマイナス思考から「これならできる」というプラス思考への転換(スポーツジムへ行けないなら自宅で筋トレ、等)。
「今日はこんなことができた」と達成感を意識することも重要です。人が密集する場所への外出を我慢した代わりに部屋の掃除ができた、など些細な事で構いません。自分をほめてあげましょう。そして、電話やメール、SNSをうまく使って「人とのつながり」を持ち続けるようにしてください。「相談ができる相手がいる」ことは、心と体の健康を保つうえでとても大切です。

在宅生活の更なる長期化に向けて気を付けるべきこと

まずは熱中症対策です。暑い中でマスクを着用すると、体に熱がこもりやすくなります。また、マスク内の湿度が上がってノドの渇きを感じづらいので、自覚がないまま脱水症状が進んでしまいます。普段以上に水分補給を心掛けましょう。
外出を我慢して日光を避け続けると、ビタミンDが不足します。ビタミンDは骨を丈夫にする栄養素で、紫外線を浴びないと体の中でつくられません。不足すると骨がもろくなってしまいます。窓際で過ごして日光を浴びる、日差しが弱い朝や夕方でも構わないので外を散歩することなどを意識しましょう。

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