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話し手写真

話し手

高橋治郎さん

愛媛大学 防災情報研究センター
客員教授
(2019年7月現在)

危機管理

2019/7/8放送ラジオ第1

テーマ大雨の避難のための備えや心構え

音声の公開は終了しました音声の公開は終了しました  

自宅周辺のリスクを知る

あなたの住んでいる地域では、かつて大雨で土砂崩れなどが起きていませんか?大雨に備え、住んでいる地域でかつて起きた災害を知っておくことはとても大切です。防災マップで、何メートル浸水するか、崖崩れや斜面崩壊の危険性などのリスクを理解しておくことも重要です。
また、自宅近くの普段の様子を頭にたたき込んでおいてください。擁壁(法面に設けられた崩壊を防ぐ壁)の水抜きから茶色い水が噴き出している状況などは、土砂災害発生の前触れの可能性が大きいと言えます。普段の様子をしっかり知ることで、普段とは違う光景の異常さに気づくことができます。

避難経路にも危険がともなうことを忘れずに

そして、自宅近くの「水が流れるところ」にも日頃から関心を向けてください。 近くの河川や水路だけでなく、道路の側溝やマンホール、水はけの悪いところ、水たまりのできやすい場所に加え、裏山や谷・沢の様子などに注意が必要です。避難所に行くまでの経路にも危険性があるからです。
大雨時、子どもを連れて避難している途中で、普段は水も流れていないような水路(井手)の流水に足をすくわれ、親子ともども水死したという痛ましい事故が発生しています。街中では大雨のとき、下水のマンホールが吹き飛びなくなったことに冠水した濁り水のために気づかず、マンホールの開いた穴に吸い込まれて亡くなるという事故もありました。
避難するときはくれぐれも注意して、安全な経路を!

避難をするときは

避難所は、市や町、村が指定したものだけではなく、洪水や土砂崩れ・崩壊の危険性のない近くの親戚や友人宅、神社仏閣等も考えておきましょう。もちろん「大雨の時は避難してくるから助けてね」と言え、受け入れてくれる関係を構築しておくことが肝要です。
避難しなければならなくなったときに備え、前もって水に浸かっては困るものは高い場所へ移動させる心づもりをしておくとよいでしょう。家を留守にするわけですから、戸締りやブレーカーを切る、等々の手はずも考えておく必要があります。要するに、水に浸かっても被害が最小限になるようにしておきましょう。
そして、幼い子がいるとか年寄りがいるといった家族構成や実情に応じて早め早めの対応をしてください。大雨・洪水警報や避難準備の情報など、警戒レベル3にあたる情報が出れば、雨脚の強くない明るいうちに「非常持ち出し袋」をもって、付き合いのある近所に声をかけて避難するとよいでしょう。
どうしてよいかわからなくても警戒レベル4が出れば躊躇せず避難する。これが鉄則です。

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