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話し手写真

話し手

丸山和彦さん

高松地方気象台
広域防災管理官
(2018年6月現在)

風水害 危機管理

2018/6/25放送ラジオ第1

テーマ 気象庁の新しいスーパーコンピューターについて

音声の公開は終了しました音声の公開は終了しました  

気象庁のスパコン

気象庁では昭和34年(1959年)から大型コンピューターを導入して、天気予報などに利用してきました。
最初は現在のノートパソコンにも及ばない性能のため、気象庁の現場での使用にも耐えないものでしたが、その後5~8年ごとに最新のコンピューターに更新するとともに、天気予報に使う計算式(数値予報モデル)の改良を行ってきました。
現在では、計算能力の向上とともに気象衛星の観測データも利用して、予報の精度は大きく向上しました。
気象庁の現場になくてはならないものとなっています。

10代目のスパコン

気象庁では今年の6月5日に、新しいスーパーコンピューターの運用を開始しました。
このコンピューターは1959年の初代から数えて10代目となり、性能も大きく向上しています。
9代目に比べ気象の計算にかかるプログラムを約10倍の速さで計算する能力があります。
日本の人口と同じ1億3千万人が1秒間に1回計算したとして約4.4年かかる計算を、1秒で行うことができるくらいの性能です。

予測情報の改善

今後、気象庁では新しいスーパーコンピューターを活用し、台風の影響や集中豪雨の発生の可能性などを早い段階から予測できるようにし、防災や日常生活など幅広く利用されている気象情報の改善を進めていきます。
雨の予測として、これまで「降水短時間予報」という6時間先までの雨の状況を提供していましたが、6月20日からは15時間先まで延長して提供しています。
さらに「台風強度予報」の延長を今年度内に予定しています。現在の台風予報は、進路の予想は5日先までですが中心気圧や最大風速などについては3日先までとなっています。
今回の改善で、中心気圧や最大風速などについても5日先まで予測できるようにしようとしています。

四国では

台風予報の延長により、四国に影響を及ぼす台風について、早い段階から計画的に対応できるようになると期待されます。
降水短時間予報の延長についても、これまでより先の時間帯での雨の状況が予測できることから、夜に大雨が予想される場合などに早目の防災対応をとることができます。
これら以外にも、新しいスーパーコンピューターを活用して天気予報や各種気象情報をよりよいものにしていきます。

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