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話し手

森脇 亮さん

愛媛大学防災情報研究センター
センター長
(2018年6月現在)

風水害 危機管理

2018/6/11放送ラジオ第1

テーマ 大雨災害~さまざまな防災情報を避難にどう生かすか~

音声の公開は終了しました音声の公開は終了しました  

避難と情報

梅雨に入り、これから秋にかけて雨の多い時期が始まりました。
昨年も全国各地で大雨による洪水災害、土砂災害が発生しています。
7月の九州北部豪雨では線状降水帯による大雨が発生し、流木の混ざった土石流が筑後川の支流域に甚大な被害をもたらしました。
また9月には台風18号の接近に伴う大雨により、愛媛県を流れる重信川では戦後最高水位を記録しました。
松山市では避難勧告も発令されましたが、実際に避難した人は対象者の約10%程度でした。
避難情報の意味や重要性について十分に理解されていなかった可能性があります。

避難と行動

行政が避難情報を出すということは、それだけ危険が差し迫っていることを意味します。
「避難準備・高齢者等避難開始」は、「高齢者や体の不自由な人などは避難を始める。
それ以外の人は避難の準備を整える。」という意味です。
「避難勧告」は「人的被害が発生する可能性が高いので速やかに避難する。」、「避難指示(緊急)」は「さらに状況が悪化しているので直ちに避難する。」ことを意味しています。
昨年発生した九州北部豪雨では避難勧告が発令後に10分程度で道路が決壊する被害が出ていた事例もありました。
いかに早く行動するかが重要になる場合があります。

避難と日常

上述の情報の他にも大雨に関わる情報として、近年きめ細かな情報が気象庁から出されるようになっています。
記録的短時間大雨情報、土砂災害警戒情報、洪水警報の危険度分布などです。
災害が差し迫ってからでは遅いので、普段からこのような情報を見て慣れ親しんでおくこと、最寄りの指定避難所(津波や洪水など、災害種別ごとに分けられていることに注意)がどこなのかハザードマップで確認しておくことも重要です。
家族や町内会の方とも相談して、避難所までの経路も想定しておきましょう。
九州北部豪雨では残念ながら多くの被害が出ましたが、その一方で日頃の自主防災活動のおかげで助かった人が多くいたことも忘れてはいけません。

備えあれば憂いなし

大雨の頻度が増えてきていることは統計的に確認されており、この傾向は今後もさらに悪化することが予測されています。
それに伴って洪水の発生確率も増えると言われています。
昨年経験したような大雨が、またはそれ以上の大雨が今年もやってくる可能性が十分にあります。
このことを肝に命じて、日頃から大雨の襲来に備えておくことが重要です。

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