ここから読み上げブラウザ用のメニューです 本文へジャンプします NHK松山放送局ホームページ内のリンクボタンへジャンプします 読み上げブラウザ用のメニューの終わりです
ここからNHK松山放送局ホームページ内のリンクボタンです
読み上げブラウザ用メニューに戻ります
ここから本文です
話し手写真

話し手

徳永雅彦さん

徳島県県土整備部
政策調査幹
(2017年7月現在)

風水害 危機管理

2017/7/24放送ラジオ第1

テーマ 中小河川の水害に対する住民の安全な避難のために

音声の公開は終了しました音声の公開は終了しました  

中小河川における課題

近年は気候変動の影響もあり、雨の降り方が局地化、集中化、激甚化してきているといわれています。最近も全国各地で、時間100ミリを超える局所的豪雨により、河川の氾濫や浸水被害が頻発しています。
国や県では、吉野川や重信川のような流域面積が大きい河川を洪水予報河川や水位周知河川に指定して、避難のための情報提供を行っています。
一方で、多くの中小河川では水位観測が十分に行われていないうえ、豪雨になると降った雨が一気に流れ出し、急に水位が上昇する場合が多く、避難のための情報提供は難しい状況です。

那賀町のおける事例紹介

2014年8月台風11号で浸水被害が発生した徳島県那賀町木頭出原地区では、出水時には役場の職員が現地で目視により水位を確認して、避難情報を提供していました。
また、この地区の住民は「気象情報」や「避難情報」に関心は高かったものの、早めの避難行動には結びついておらず、実際には水が迫ってきてから避難をしていました。
このため、誰もが同じ判断ができるように、現場の近くにある橋の橋脚に水位ごとに色分けをした量水標を設置し、どの水位になれば何をすべきかを「タイムライン」に整理して、役場と消防団、地域住民との情報共有を図りました。
その結果、翌年(2015年)7月台風11号では、うまく連携が取れたと聞いています。

行政が実施すべき対策

中小河川においても、浸水する恐れのある区域を示す情報(水害リスク情報)や緊急時の迅速な避難につながるリアルタイムの水位情報などは重要です。
このため、浸水実績の周知と個々の河川の状況に応じた簡易な方法で水位や避難のタイミングが分かる方法を検討して、実施する必要があります。

住民が気を付けること

日頃から、「洪水ハザードマップ」や「浸水痕跡マップ」などで、自宅付近で想定されている浸水の深さや、河川や水路などの危険な場所を確認したり、避難所への経路を歩いてみることが大切です。
台風や豪雨時には、気象情報や避難情報をこまめにチェックして、危険な状態になる前に、自らの判断で避難をしてください。
ポイントは、「空振りになれば幸い」という気持ちで「早めの避難」をすること。ただし、激しい降雨時や道路の冠水時など、避難所に移動することが危険な場合は、屋内退避をすることも考えてください。

読み上げブラウザ用メニューに戻ります
▲ ページの先頭へ