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話し手写真

話し手

丸山和彦さん

高松地方気象台
広域防災管理官
(2017年7月現在)

危機管理

2017/7/10放送ラジオ第1

テーマ 急な大雨、雷、竜巻から身を守る

音声の公開は終了しました音声の公開は終了しました  

発達した積乱雲がもたらす災害

発達した積乱雲の下では、「急な大雨」「雷」「竜巻などの激しい突風」が発生します。
局地的に激しく降る雨で川や用水路、下水道が急に増水・氾濫し、住宅の浸水、道路やアンダーパスの冠水などが発生します。地下鉄の駅構内に水が流れ込んだり、急に川の水が増水し、キャンプをしていた人が川の中州に取り残されたりする被害が毎年発生しています。また、激しい雷で落雷による人的被害や竜巻・ダウンバーストなどの突風により、屋根が飛ばされたり、ビニールハウスが倒壊するなどの被害が発生します。
平成20年7月28日には神戸市都賀川の上流で降った急な大雨により、河川の水位が10分間で約1m30cmも上昇し、川で水遊びをしていた人が流され5人の方が亡くなられました。高知県では毎年のように竜巻による被害が発生しています。

積乱雲が近づく兆し

低く黒い雲が接近する、辺りが急に暗くなる、雷鳴や雷光が見える、急に冷たい風が吹いてくるなどが発達した積乱雲が近づく兆しです。
雷光が見えてから雷鳴が聞こえるまでに約10秒あればまだ大丈夫と言われることがありますが間違いです。約10秒ということは3~4km先で雷が発生したことになります。1つの積乱雲の大きさは数キロから十数キロあり、積乱雲の下ではどこででも雷が発生します。雷鳴が聞こえるということはそこはもう危険な場所なのです。注意してください。また、警報級の可能性「中」が発表された場合には、深夜などの警報発表も想定し直ぐに行動できるよう心構えを一段高めてください。

急な大雨、雷、竜巻などから身を守る

天気予報で「大気の状態が不安定」「天気の急変に注意」などと解説しているときには積乱雲が発生しやすい気象状況が予想されています。また、落雷や竜巻などの突風は「雷注意報」で注意を呼びかけ、まさに竜巻などの激しい突風が発生するおそれが高まったときには「竜巻注意情報」を発表します。屋外で行動する場合には、「雷注意報」などを確認し、気象庁ホームページの「高解像度ナウキャスト」を随時確認してください。そして、空の様子に注意し、積乱雲が近づく兆しがあれば、運動場などの開けた場所や川のそばなどの危険な場所から直ちに離れ、頑丈な建物の中など安全な場所に避難してください。
なお、子どもは遊びに夢中になると周囲が見えなくなります。周りにいる方が声をかけてあげることが大切です。

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