4月5日(月)放送後


松山市出身の俳人、神野紗希さんとお送りしている「ラジオ句会」。

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今回のテーマは「囀(さえずり)」でした。

明るく生命力を感じる季語で、新年度のスタートにぴったりのテーマでしたね!

 

■今日の紗希さんの一句

 

囀や地下都市の天蓋は空      紗希

 

この先の未来、地下都市に暮らすようになったとしても、天蓋には空が映し出され、どこからか囀も聞こえてくるのでは・・・と、神野さんが想像して詠んだ一句です。

身近に自然を感じることができる日常の豊かさに改めて気付かされる、素敵な俳句です。

 

それでは、今回の特選句と、神野さんが選んだ最も良かった俳句はこちらです。

(その他の放送で紹介した俳句はこちらからご覧いただけます。)

>放送で紹介した句

 

■特選句

 

退院の日の囀は薄みどり      新濃健(東京都東久留米市)

さへづりや引綱垂るる屋敷神    みなと(北海道旭川市)

囀を満たして欲しき木のむくろ    じゃすみん(新潟県新発田市)

囀やインクは光りつつ乾く     しーちゃん(埼玉県さいたま市)

さへづりを掴まんとして赤ん坊   丹下京子(東京都世田谷区)

 

■最も良かった一句

 

フラスコに神は囀溜めておく    ひでやん(愛媛県松山市)

 

春のまぶしい光や、命の輝きを感じる囀。

フラスコに入れて取って置きたくなる気持ち、分かります・・・。

ファンタジー小説の始まりのようで、読めば読むほど引き込まれる一句です。

 

新年度最初の「ラジオ句会」、全国から大勢の皆さんに参加していただき楽しい放送になりました。たくさんの投稿、ありがとうございました!

 

次回の「ラジオ句会」は5月6日(木)の予定です。

募集する俳句のテーマは「空豆(そらまめ)」。締め切りは4月29日(木)です。

次回もみなさんからの投稿お待ちしています!

 

>俳句の投稿はこちら

投稿時間:2021年04月06日 (火) 10時15分


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