ラジオまどんなブログ: 2021年3月 2日

3月1日(月)放送後


松山市出身の俳人、神野紗希さんとお送りしている「ラジオ句会」。

今回のテーマは「梅」でした。春の訪れを感じさせてくれる花ですね。

みなさん様々な視点から、存在感のある梅の句を送ってくださいました!

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■今日の紗希さんの一句

 

信じるというは待つこと夜の梅    紗希

 

仕事に出かけた神野さんの帰りを待っていた5歳の息子さんが書いた手紙をもとに詠んだ一句だそうです。親子の深い絆と愛情が伝わってくる温かい俳句です。

夜の梅の香りとともに、神野さんと息子さんの大切な思い出になるでしょうね。

 

それでは、今回の特選句と、神野さんが選んだ最も良かった俳句はこちらです。

(その他の放送で紹介した俳句はこちらからご覧いただけます。)

>放送で紹介した俳句

 

■特選句

 

制服の採寸の窓梅の花       西原みどり(愛媛県新居浜市)

尼寺は山を従え梅白し       ゆみこ(神奈川県川崎市)

溌剌とした老いなんてあるか梅   更待月(神奈川県藤沢市)

梅が香や鵯越に今日の風      近江菫花(滋賀県大津市)

外海はまだ蒼き色梅ふふむ      砂山恵子(愛媛県西条市)

 

■最も良かった一句

 

軽トラへ寝転べば梅香る空     山海和紀(和歌山県)

 

この梅は、梅干し用の梅でしょうか?

軽トラの荷台に寝転んで青空を見上げ、梅の香りに包まれたらとても気持ちがいいでしょうね。そんな幸せな気分をお裾分けしていただいたような気がします。

 

今回もたくさんの俳句をお寄せいただきありがとうございました。

次回の「ラジオ句会」は4月5日(月)の予定です。

募集する俳句のテーマは「囀(さえずり)」。投稿の締め切りは4月1日(木)です。

投稿お待ちしています!

 

>俳句の投稿はこちら

投稿時間:2021年03月02日 (火) 15:30 | 固定リンク


3月1日(月)「梅」の俳句


■放送で紹介した俳句

>特選句・もっともよかった一句はこちら

ワシワシと霜踏み歩く梅林      あぽろ(愛媛県四国中央市)

転倒のシュテムターンや梅の宿    なつめやし

自粛中まだかまだかの梅の花     ただの年寄り(滋賀県近江八幡市)

一輪のことば生まれるように梅    しーちゃん(埼玉県さいたま市)

梅の花匂いをこせや天満宮      さとる(愛媛県西予市宇和町)

立春や梅の蕾に神籤吊り       老空猿(愛媛県松山市)

梅文のお守り持って臨む吾子     翡翠(神奈川県横浜市)

紅梅白梅てのひらに未来       桂(東京都)

紅梅を二本残して母校閉づ      じゃすみん(新潟県新発田市)

コロナ禍や終われと願う花の兄       野中泰風

早梅やテントに受くる完走証     東京堕天使(千葉県香取市)

紅梅は楊貴妃白梅はガラシャ      はむ

探梅行我家の黒猫の闊歩       善吉(愛媛県八幡浜市)

豆柴も梅見に混じる日曜日      上原まり(東京都港区)

改革の香を放ちたる水戸の梅     佳山(茨城県水戸市)

兎も角も神戸岡本梅見頃        井上竜太(兵庫県芦屋市)

梅林に逃げしキトラの獣をり     藤雪陽(長野県小諸市)

梅林をぬけて荒磯に波しぶき     伊藤順女(千葉県)

梅見して戻れば家の門に梅      川越のしょび(埼玉県川越市)

税務署を出て梅の香に気づきけり   キートスばんじょうし(兵庫県神戸市)

吾子嫁ぐ残る梅の香朝の庭      山川腎茶(三重県伊勢市)

納屋裏の明るし梅の花ひらき     小池令香(埼玉県川越市)

校門の慈母観音よ梅ふふむ      村上瑠璃甫(大阪府羽曳野市)

御神籤を結ぶ女将や夜の梅      南方日午(東京都)

捨て鉢の恋養へり夜の梅       大場佳代(愛媛県西予市宇和町)

投稿時間:2021年03月02日 (火) 15:30 | 固定リンク


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