ギュッと!四国ブログ

兼題:新茶


2021年6月12日(土)放送

兼題:新茶

(動画の掲載は、放送日より2か月間です。)

 

▼作句ポイント

新茶の「新」をどう表現するか

「新茶」の「新」には「今年初めて」という「喜び」がある。それを表現する工夫がどこにあるのか、俳句にどれくらい機能しているか。

 

 

▼ギュッと!特選

新茶汲(く)む大師の水は涸(か)れ知らず  まっことマンデー

[解説]
季語「新茶」を表す工夫として「ありがたさ」や「豊かさ」などのキーワードがあり、この句はそれらを中七下五「~水は涸れ知らず」という表現に重ねている。
「豊かな水、ありがたい水で淹(い)れたこの新茶の美味しさ」という意味ですね。
さらに「大師の水」とすることで、弘法大師(空海)の言い伝えが重なる。
弘法大師が杖をトンと突いたその場所から水が湧き出すという言い伝えは各地にあり、四国という土地への思いも見事に表現できた作品。

 

 

▼入選

金文字の明るき新茶買いにけり   おきいふ

[解説]
目をひく「金」の一字、「明るき」というイメージによって「新」の喜びが工夫できていて「新茶」を待っていた気分が読み取れる。

 

茶筒へと移す新茶の山ゆたか       高橋寅次

[解説]
茶葉を茶筒に移しているだけの句ですが「山」という形、「ゆたか」のイメージが「新茶」を喜ぶ気持ちが表れている。

 

湯を冷ます豊かな時間新茶汲(く)む    西村小市

[解説]
同じく「豊か」、こちらは「豊かな時間」という表現もさることながら「湯を冷ます」という行為がまさに「新茶」を美味しくいただくための具体的な方法。そこにリアリティもある。

 

錫茶箕(すずちゃき)に新茶ひかりて給湯室  ペトロア

[解説]
これもオフィスの光景だと思いますが「給湯室」という言葉の使い方がうまいですね。
さらに「錫茶箕」を使って丁寧に入れていること、「ひかりて」という言葉の明るさに工夫がある。

 

新茶甘しぬるきを淹(い)れて今朝晴れて  かむろ坂喜奈子

[解説]
「甘し」という味、「ぬるき」というリアルな温度、「今朝晴れて」という明るさ。
言葉の選択に工夫がある。

 

新茶ぐいっ現在進行形に生きる      松本 だりあ

[解説]
「新茶」に対して普通「ぐいっ」という表現はしないのですが、中七下五の前向きな姿勢、自分を励ます力として「新茶」が描かれている点がユニークで発想が明るい。こんな「新茶」の描き方もあってよいですね。

 

 

▼夏井いつきの「秀作への道!」
お茶は最後の一滴に旨みや甘みが凝縮されているそうで「ゴールデンドロップ」、「ベストドロップ」とも呼ばれている。新茶の最後の1滴ともなれば希少価値、その「ゴールデンドロップ」に注目した俳句がこちら!

<ゴールデンドロップを詠んだ句>

最後まで急須をふって新茶かな       ⑦パパ(佳作)

注ぎ分ける新茶のしずく最後まで      KANNA(佳作)

[解説]

佳作の2句はどちらも同じ場面を描こうとしている。上五あるいは下五の「最後まで」が同じ言葉。では秀作に推した俳句と比較してみよう。

 

新茶くむ一滴のとろりと眩(まぶ)し    一斤染乃(秀作)

[解説]
十七音すべてを使って新茶のゴールデンドロップを描いている。「一滴」にクローズアップし、さらに「とろりと眩し」と描写。いかにも「新茶」らしい豊かな一滴を表現している見事な一物仕立ての作品。

 

膝正し新茶の雫(しずく)汲(く)みわけり 井納蒼求(秀作)

[解説]
同じ場面を詠んでいるにも関わらず、井納さんの句には「膝正し」という新しい情報が入っている。どういうことかというと、佳作二句が十七音使って書いた内容を、この句は中七下五の十二音で表現できているから、「5音分の余裕」が生まれているわけ。下五「汲みわけり」で、複数の茶器に注ぎ分けている様子が描けていますものね。
「いくつかの湯呑みに分けるとなると、均等に分けるために自然と膝も正しくなります。」と井納蒼求さん、「膝を正して」という表現に「新茶」への思いを込めた。

 

 

▼放送でご紹介した俳句

新茶だよ微笑(ほほえ)む妻に手を合掌(あわ)す   ウチノ太郎

[解説]
「ありがたいと合掌する」というところに「新茶」への思いを託したのだと思いますが「合掌」といえば「手」、情報が重なっている。

 

来客に惜しげも披露する新茶        鍋蓋

[解説]
中七に工夫の跡はみえるのですが「惜しげもなく」と言いたいのか、「惜しげに」と言いたいのか分かりにくい。

 

新茶の茶葉の香り夏近し    ツークン☆

[解説]
季重なり。ツークン☆からは「文明には負けません」とのコメントもありましたが、これでは充分負けていますよ。

 

母偲(しの)び新茶供えて語りかけ      如月

[解説]
新茶が好きだった母にしみじみと……という気持ちは分かるのですが、「偲び」「供え」「語りかけ」あたりの情報が重なっている。

 

虎勝利和菓子奢(おご)りて飲む新茶  六甲颪

[解説]
「奢りて」に工夫の跡は見えますが、こんな句を作っていては阪神は負けてしまいますよ。

 

オフィスで買った新茶出番なく      霧晴子

[解説]
「オフィス」という場所での「新茶」という展開はよいのですが、「出番なく」で終わっては季語「新茶」は主役になれないので、もう一工夫。

 

>>夏井いつきのアドバイス
>>秀作・佳作

 

投稿時間:2021年06月12日 (土) 07:30 | 固定リンク


兼題:新茶「夏井いつきのアドバイス」


◆「兼題」とは?

椿皿走り茶殼の箸休め          小早終子

若草の色だけ愛でて流すコロナ禍の家庭科  渡せないバトン

[解説]
兼題「新茶」とあれば、この季語を詠み込むことが必須です。

 

◆季重なり

梅雨の入り甘い新茶のつまみ食い 古松庵人

日が暮れて新茶で一杯麦焼酎     アル中

五月空梅と新茶出番待つ        松野のマル

[解説]
一句に複数の季語が入った秀句もありますが、最初は一句一季語からの練習。「歳時記」を開いてどれが季語か確認してみましょう。

 

語らずも淹れる新茶の風薫り     津国智之

[解説]
新茶の香りを「風」と喩(たと)えているのだろうなとは思うのですが、「風薫る」という季語があるのでそこが気になるところ。

 

◆5音分の勝負

新茶摘む淡い緑に癒やされて。        あっつさん

リビングに新茶の余韻福が増す        かざみどり

新茶してひとりっきりの至福時        そまり

幼き日新茶香る懐かしさ             鶴

[解説]
4句とも下五が不要、再考してみましょう。

 

◆助詞「で」

同じ干支母と娘で新茶飲む            立葵

[解説]
中七「で」が説明的な助詞の使い方になっている。

【添削例】干支同じ母と娘や新茶汲(く)む

 

仏前の初新茶で父思ふ               翡翠

青天を写して田で飲む新茶かな        あぽろ

すごもりで新茶の味身にしみる        まあくん

[解説]
これら3句も助詞「で」が説明的になっていて気になるところ、再考してみましょう。

 

◆添削

認知の祖母にっこり笑う新茶摘み        環

[解説]
祖母は茶摘みを見てるだけなのか、自分も茶摘みをやってるのか。そこが分かるように書きたいですね。例えば、実際に摘んでいるのであれば……

【添削例】祖母は笑む忘れたはずの新茶摘み

 

新茶の香(か)諍(いさか)いさえも脇に置く     ウクレレみっちゃん

「さえも」が言い過ぎ。普通の書き方をしただけで、気持ちはちゃんと伝わりますよ。

【添削例】諍(いさか)いを脇に置いたる新茶の香(か)

 

◆今月の文明くん

新茶摘む働き者の手皺(しわ)多し       文明(佳作)

[解説]
下五の着地を考えるのも大事な工夫。下五を「皺(しわ)多し」とクローズアップするのではなく「新茶摘む」という季語の現場をより鮮明に表現する語順を考えるべき。

【添削例】新茶摘む皺(しわ)多き手は働く手

下五「働く手」という表現が、上五「新茶摘む」へ戻っていくような印象になりますね。

 

◆今月のユニー句
新茶香るフードコートに人疎ら          伊予吟会 宵嵐(秀作)

[解説]
「フードコート」の一語がユニーク。スーパーのような場所だと分かりますし、下五で人出のないコロナ禍の光景に違いないと想像ができる。こんな場面にも「新茶」は生き生きと薫り立っていますよ。

 

ロンドンは雨餞別(せんべつ)の新茶かな 池之端モルト(秀作)

[解説]
「ロンドン」と「新茶」の取り合わせがユニーク。ロンドンは今日も雨らしいよ。お餞別として日本のこの新茶を、という場面に味わいがある。

 

>>放送で紹介された句
>>秀作・佳作

 

投稿時間:2021年06月12日 (土) 07:30 | 固定リンク


兼題:新茶 秀作・佳作


2021年6月12日(土)放送

兼題:新茶

 

【秀作】
しみじみと通夜ぶるまいの新茶かな       KAZUピー

楽そうな師範の正座新茶の香              あいむ李景

走り茶のまづ早緑に立つ香り              あずお

名誉賞受くる新茶や正座せり              かつたろー。

自給てふぜいたく祖谷の新茶かな          キートスばんじょうし

とんぼりの屋台へ日差し新茶売る          けーい〇

新茶葉をゆるりとひらいて柿右衛門        さと

農協のかさむ借金古茶渋い                じゃすみん

礼状を認めふくむ新茶かな                ツユマメ

走り茶や今しうしうと走る湯気            ひでやん

婚の荷を迎ふる朝や新茶くむ              伊奈川富真乃

新茶香るフードコートに人疎ら            伊予吟会 宵嵐

新茶買ふ日曜市の立ち話                  一港

安定期入り新茶の色きれい                稲畑とりこ

新茶摘む校舎も我も昭和の子              稲穂

たおやかな観音像や新茶汲む              浦野紗知

子の語る異郷の暮らし新茶汲む            加田紗智

新宮の新茶の香る直売所                  れんげ畑

仁淀川すがし新茶のかおりよし            夏草はむ

新茶かと問われ新茶と答えけり            花紋

妻ありて新茶二杯を入れにけり            亀山酔田

店長が仏蘭西人の新茶かな             菊池洋勝

新聞紙きれいに畳み新茶汲む              吉行直人

会ってほしい人がと言われ新茶買ふ        久留里61

招待状幾度も眺めつつ新茶                宮武美香

新茶葉に仁淀の青を見つけけり            宮本象三

鳥海の雪の消えたる新茶かな              曲がりしっぽ

叔母からの香典返し土佐新茶              近江菫花

集配や新茶の香する箱三ヶ                高尾里甫

新茶甘し父の産湯の水汲んで              彩汀

けりつかぬ事一つあり新茶汲む            三泊みなと

新茶の香デパート5階催事場              山川腎茶

お隣は結納らしい新茶の香                山羊座の千賀子

新茶嬉し白磁に踊る唐子達                紫水晶

お茶カフェに新茶の文字のすずろなる      七瀬ゆきこ

茶筒へと新茶の霧の深みどり              渋谷晶

作業着は雑に畳まれ新茶汲む              小野睦

日曜のみどり新茶の香のきれい            松山のとまと

はやい雲ゆっくりの雲新茶汲む            蒸し馬

縒りたての新茶懐紙にいただきて          上原まり

新茶汲むワーケーションの一日目          裾野くみこ

退院の荷のそのままに新茶汲む            西原みどり

猫舌の待ちて尚良き新茶かな              青井猫

ロンドンは雨餞別の新茶かな              池之端モルト

新調のワイシャツ硬し新茶濃し            藤 雪陽

新茶出す土日の住宅展示場                藤田ゆきまち

老荘の味や新茶の三煎目                  比々き

新茶汲む朝の明るき湯を注ぎ              富山の露玉

花嫁の支度を待つ父へ新茶                風ヒカル

新茶つぐ所詮死ぬまで無位無冠            岩宮鯉城

新茶放り込む町工場の薬缶                妹のりこ

新茶薫る庫裡六人で五百歳                あいだ だなえ  

新茶汲む父はふくふく母に汲む            綾竹あんどれ

新茶汲む三十歳の新理事長              世良日守

トンと底鳴らし紙筒新茶の香              棗椰子

 

【佳作】

一芯二葉の手早さ新茶摘む                じょいふるとしちゃん

新宮の新茶最後の雫まで                 おぼろ月

一滴を待つ贅沢の新茶かな                ねじり花

そこここと小徑へ入りつ新茶摘む          かいぐりかいぐり

二年坂祖母へ土産の新茶缶                あおみかん

仏壇に新茶100g1000円                  くーりん

名水を辿りし午後や新茶汲む              あたなごっち

新茶てふ甘美な誘ひ霧の森                あみま

夜勤あけ窓あけはなす新茶かな            アリマノミコ

新茶供す隔離の部屋の前の卓              アロイジオ

婚礼の香り儚む新茶かな                  ヴィッカリー趣乃

酒好きの父に供える新茶かな              がのん

初摘みのお茶の残り香散歩道              キムさん

新茶揉む素手で揉むのは母譲り            こぼれ花

新茶汲む接種予約は取れぬまま            じゅん

釜の火を落として閻魔新茶飲む            さぬきの風

紹介文パソコン起動新茶香る              しょるてぃん

ボロボロの茶筒に溢れる新茶かな          すみれ

手の土はらい紙コップで新茶飲む          たかばたけ しき

襟正す二代目や新茶摘む朝                たま

細胞弾むふるさとの新茶かな              のど飴

メカ好きは先祖返りか新茶汲む            のらぼう菜

手の中の手もみ新茶針のごとく            のりぴ

火入れして新茶の針の香りたつ            どいつ薔芭(ドイツばば改め)

ふるさとは新茶を摘み取る景色あり       はーちゃん

新茶くむ音かろやかに朝来る              はっしー

新茶飲む夫の顔そと覗きをり              ハルノ花柊

湧き水で山のばばはん新茶のむ            マユミ

松本清張新茶のシーンあり                まるかじり

棚奥の急須の出番新茶かな                マレット

葉書絵の新茶で見舞ふ母の今朝            みうら朱音

新茶汲む母と語らう父のこと              みやこわすれ

山里に香りあふれる新茶摘み              メイさん

新茶煎る鍋はサラサラ香奏で              もえたん

一含み新茶味う喉仏                      友健

「あと二週間」ギプスの父の新茶かな      ゆすらご

お三時は新茶に外郎テレビ消し           阿波オードリー

街角の新茶の試飲匂ひ立つ                伊丹妙子

オンラインツアー新茶の土産付き          磯田省吾

ゆるゆるとワクチン接種新茶汲む          岡山小鞠

新茶淹れ佳き話だけ聞いてをり            花子

お取り寄せ祖谷の新茶のティータイム      花の首飾り

真直ぐに香立ちたる新茶かな              亀田かつおぶし

明日から中間テスト新茶酌む              玉井令子

静かなる防霜ファンよ新茶の香            駒水一生

水出しのもてなし嬉し新茶かな            五十展伝

コロナ禍も香る新茶とあんこ餅            宏峰

「新茶あります」ガラス戸のセロテープ    香依蒼

せっかちが淹れてかいなき新茶の香        些か

孫たちが急須で入れる新茶かな            三保鶴

封筒に新茶見本の届く日々                山薔薇

水出しの新茶の色の極まれり              紗千子

終活ノート書きあぐねては汲む新茶        小池令香

紅たすき作業終わりて新茶くむ            松山冬花

新茶飲む臓器じんわり解放す              城内幸江

浅草は異国語集ひ新茶汲む               新濃 健

砥部焼の藍へ新茶の透きとほる            深山むらさき

さみどりの新茶茶柱立ちうれし            水晶文旦

じいちゃんの饒舌祖谷の新茶の香          水蜜桃

兄よりの新茶今年も届きけり              勢田清

新茶汲む吾子の連れ来しフィアンセと      星月さやか     

新茶汲む旅の写真をひろげては            石塚彩楓

ジーンズの若きバイトよ新茶摘む          節子。

新茶汲むかなはぬこひとしつてゐた        千波佳山

走り茶の茶筒はこれと詰める母            川越のしょび

宇治高瀬老女子会の新茶かな              戦後生まれZ

参拝の声弾みたる新茶かな                染井つぐみ

新茶摘む乙女の指も香りたつ              草韻

母のため選ぶ新茶と赤い花                打楽器

父の呑む新茶の香り二十三回忌            苔桃

新ドラマ新茶を蒸らす間に録画            大介

行きつけの茶舗の秘蔵の新茶かな          大黒とむとむ

円満の遠距離家族新茶汲む                大和田美信

針の葉の静かに解(ほぐ)る新茶かな      忠孝

よみがへる萌葱の新茶郷の春              田村美帆

走り茶や色鉛筆の薄緑                    土佐藩俳句百姓豊哲

新茶置き初めて呼んだ「お義父さん」      島村福太郎

新茶入れほおづえの先讃岐富士            桃猫

三回忌母の形見に汲む新茶                鈍亀

残業の書類の谷に新茶かな               南かしが

正座して遺影の前の新茶の香              南側

マカロンは薔薇の香りや新茶汲む          巴里乃嬬

砥部焼の底に新茶の撚りもどる            播磨陽子

球場の新茶のかほる芝生席                迫久鯨

新茶摘む働き者の手皺多し                文明

わだつみや知覧新茶の香の仄か            聞岳

命日の父へ新茶の砥部茶碗                平本魚水

妹の筆跡眺め新茶かな                    北川そうあ

おかげ参りの帰り道新茶買う              堀アンナ

メロンパン半分添へて新茶注ぐ            椋本望生

70℃待ちて甘やかなる新茶              木ぼこやしき

仕込み水汲んで新茶の香の甘さ            木染湧水

土佐の新茶や淹れるインストラクター      野中泰風

みな出かけゆるりとさます湯で新茶        野々さと

今日のこと思いめぐらす新茶汲む         藍月

山里や新茶摘む娘の菅の笠                里山まさを

山里に友を訪ねて新茶買ふ                良馬

 

>>放送で紹介された句
>>夏井いつきのアドバイス

 

投稿時間:2021年06月12日 (土) 07:30 | 固定リンク


香川のびわ!大きさにびっくり!!


キャスターの小野文明です。

6月5日(土)に放送した「四国うまいもん巡り」では、香川県の「びわ」をご紹介しました!

 

※動画は8月5日(木)までの公開です

爽やかな甘みとみずみずしさが特長の、初夏らしいフルーツです。

驚くべきは、その大きさ!

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握りこぶしより  一回り小さいかな?くらいのサイズでした。

一般的なびわに比べて相当大きく、すもも・プラムくらいの大きさに感じられました。

恥ずかしながら今回の放送で初めて知ったのですが、香川は全国で4位のびわ生産量を誇り、農家の皆さんがいま栽培に力を入れているフルーツの一つなんです!

リポーターの高松局・上原あずみさんによると、放送で取り上げた「なつたより」という品種は例年6月上旬ごろには出回らなくなるそうですが、そのあとには「陽玉(ようぎょく)」という品種が出回り始め、「どちらもおすすめです!」と上原さんは話していました。

一口にびわと言ってもいろいろあるんですね。

さらに、びわの収穫に適した期間は3日程度しかなく、短期間で一気に収穫し切らないと(しかも傷が付かないよう慎重に扱わないと)いけないんですって!大変な作業です。

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そうした苦労を知ると、より一層 おいしく、ありがたく感じられました。
ごちそうさまでした!

 

投稿時間:2021年06月10日 (木) 14:47 | 固定リンク


室戸のクジラに会いたい!


高知局アナウンサーの吉岡真央です。

小野アナウンサーとは高知局で2年間一緒に勤務し、放送のいろはを教えてもらいました!

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5月29日(土)に放送した「ギュッと!であい旅」では、クジラの町・室戸市を旅しました。

高知市からは車で2時間と少し。

観光スポットやグルメがギュッ!と集まっていて、私も何度も訪れています。

 

室戸は、陸からすぐの海底が急激に落ち込み、深海が広っているのが特徴です。

この地形が、豊富な海の幸だけでなく、クジラも呼び寄せるんです。

町中にはクジラのオブジェや看板、かつて高台からクジラの姿を探した「山見」の跡などがあり、

人々との深い関わりを感じることができます。

 

現在は、「ホエールウォッチング」で親しまれているクジラ。

その姿を一目見たいと、私も船に乗り込み、人生初のホエールウォッチングを体験してきました。

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(奥に見えるのは室戸岬の先端です)

潮と潮がぶつかって海面の色が変わる「潮目」に沿ってクジラを探すこと、なんと・・・・・・

 

・・・・・・8時間!!

 

 

波間に三角の背びれが“ぬっ”と現れました!出会いは突然に!!

驚きと喜びで、少しの間息をするのを忘れるほどでした!
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(見事なジャンプを見せてくれました)

出会ったのはイルカほどの大きさで、頭の形が丸い「ハナゴンドウクジラ」。

名前の由来は、黒い体に“花”のような白い模様があるからだそう。

でも、実はこの白い模様、主食の「イカ」を捕らえるときに噛みつかれた痕なんです…!

かわいらしい名前の裏に自然界の厳しさも感じました。

 

太平洋の豊かな恵みと力強さを感じられる室戸市。

人々のクジラへの愛と感謝の気持ちに触れた旅でした!

投稿時間:2021年05月31日 (月) 10:55 | 固定リンク


【四国うまいもん巡り】ぼけあげの雲海汁


放送日:2021年5月22日(土)
ぼけあげの雲海汁

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<材料>(4人前)
・ぼけあげ…………1枚
・大根………………1/2本
・細ネギ(小口切り)…適量
・水(軟水)……1L
・うす口しょうゆ…100ml
・柚子酢………適量

 

<作り方>
(1)大根をおろし器でおろす。
(2)ぼけあげを大きめに切り、オーブントースターなどで焦げ目がつくまで焼く。
(3)鍋に水、(1)と(2)を入れ中火にかけて、3~4分煮る。
(4)うす口しゅうゆを入れて弱火にかけ、1分ぐらい炊く。
(5)炊きあがったらネギをのせて火を止める。お好みで柚子酢をかける。

 

 

投稿時間:2021年05月22日 (土) 07:55 | 固定リンク


兼題:渦潮


2021年5月15日(土)放送

兼題:渦潮

 

(動画の掲載は、放送日より2か月間です。)

 

▼選句ポイント

現場で体感!

現場に行って季語を体感、よく観察することが俳句上達のコツ。俳句のタネがたくさん見つかり、季語の魅力が生きる俳句ができる。今回は、現場にいるかのような臨場感が伝わる俳句を選んだ。

 

 

▼ギュッと!特選

渦潮と呼ぶに足る渦探しけり        斉藤立夏

[解説]
観潮船に乗っていると「あっ、渦!」と見つけたものの、これは「渦潮」と呼ぶには小さすぎるかな、なんて思って、さらに見回して大きな渦を探す。
観潮船に乗ったことがある人は、同じような経験をしたのではないか。そんな期待感をうまく切り取り、やがて「渦潮と呼ぶに足る」大きな渦を見つけて歓声を上げるに違いないことも想像させる。その先の映像まで見せるところがニクイ作品だ。

 

 

▼入選

渦潮の縁を攻め行(ゆ)く舵捌(かじさば)き      ゆすらご

[解説]
中七の表現がうまい。特に「渦潮の縁」という書き方にリアリティがあり、「攻め行く」という複合動詞にも勢いがある。このような場面を描こうとした句は沢山あったが、この臨場感がまさに観潮船だ。

 

面舵(おもかじ)に華やぐ悲鳴観潮船       あいむ李景

[解説]
「面舵(おもかじ)」とは「船舶の航行で、進行方向の右に舵を転ずる事」。「面舵に」で右に舵(かじ)を切っている状況を述べた後の中七「華やぐ悲鳴」がうまい。「悲鳴」は意味としてはマイナスの語感だが「華やぐ」によって「観潮船」という季語が生きてくる。

観潮船手すりのペンキ剥がれおり          阿波オードリー

[解説]
よく観察している。特に、中七「手すり」と具体的に述べることで読み手はその感触をリアルに受け止める。「ペンキ剥がれおり」の手触りが、ありありとこの手に伝わる。

渦潮は乙姫の息龍(りゅう)の息          れんげ畑

[解説]
「渦潮」に竜宮城を取り合わせたり、「龍」を比喩として使う発想の句も沢山あった。が、これは「乙姫」と「龍」を二つも入れつつバランスがとれている。「乙姫の息」「龍の息」と対句表現で並べることで、結果的に季語「渦潮」が主役となっている。そのテクニックを誉めたい作品。

渦潮に三半規管覚醒す        さと

[解説]
「渦潮」で酔うという句もあったが、「三半規管」が覚醒するという書き方が逆に面白い。

▼夏井いつきの「きょうのユニー句」
観察力がユニーク!>

渦潮の潮の行き場の無くなりぬ      けーい〇(入選)
渦潮となれず解(ほど)ける泡の群  妹のりこ(入選)
渦潮はきだす渦潮だつた渦         世良日守(入選)

[解説]
三句とも渦潮の細部の動きを非常によく観察している。渦潮がどんどん巻いていって、潮の行き場がなくなってしまう。渦になり損ねた泡、渦潮だった潮が渦をなくして吐き出されていく、どの句もまさに映像。「渦潮」の様子だけを描写するタイプの句を「一物仕立て」というが、これらは観察眼を見事に発揮した優秀な句。

 

▼放送でご紹介した俳句

特大の渦潮いつか見てみたい        ひとひら
うずしおの白いたつまき見てみたい  ヒメクグ

[解説]
「いつか見てみたい」で半分近く音数をとってしまう。しかも、見ていないから臨場感がない。同じことを書く人がたくさんいるので凡人。

渦見船渦へ渦へと傾けり           蒸し馬(佳作)

[解説]
「渦見船」という書き方が季語としてどうかと気にはなるが、中七下五「渦へ渦へと傾けり」の描写には臨場感がある。

渦潮や観光船に身を託し      高橋道代(佳作)

[解説]
「渦潮」を「や」で詠嘆し、カット切り替えて「観光船」の甲板に行くのはよいが、下五「身を託し」が説明になっている。ここが工夫のしどころだ。

母の手をきゅっと握った観潮船      KANA(佳作)

[解説]
「身を託し」と比較すると「母の手をきゅっと握った」で映像が描けている。

渦潮や妻の不在は謎のまま        アリマノミコ(佳作)

[解説]
まるでサスペンス劇場。俳句作ってないで、失踪届?を出しなさい。

渦潮や竜宮迄を片道で           ウチノ太郎(佳作)

[解説]
「渦潮」と「竜宮」のネタは沢山あった。後半「~迄を片道で」という展開ではまだオリジナリティが不足している。

 

>>夏井いつきのアドバイス
>>秀作・佳作

 

投稿時間:2021年05月15日 (土) 07:30 | 固定リンク


兼題:渦潮 「夏井いつきのアドバイス」


◆正しい表記とは?
船縁を  握り魅入る  湧渦潮       五十展伝

コロナ禍で 今年も行けぬ 鳴門うず  山野道

ぶつかれど  語り寄り添う  潮の渦  桃猫

神の矛  垂らした先の  うずしおや    鈍亀

[解説]
五七五の間を空けないのが、俳句の基本的な表記です。まずはここから覚えましょう。

 

◆季重なり
ぐるりぐるり渦潮の白春深し     どーりー3

渦潮は蝸牛の背にあり小銀河     さぬきの風

手には汗小舟に迫る渦潮や       バトラーM

春うらら友と渦潮うずのなか     ひまわり

渦潮やひかり輝く春の海        勇

大潮や渦潮踊る五月晴れ        森の翁

渦潮に失恋放る春の空          津国智之

[解説]
一句に複数の季語が入っているのが「季重なり」です。ただ、絶対にダメというわけではなく「高度なテクニックとしての季重なり」もあります。今回の秀作の中には、そのような作品もありますので参考にして下さい。

 

◆季語を比喩

孫とベイ渦潮はじきババの勝ち   律

[解説]
「ベイブレード真剣勝負!今風のベイゴマで孫と遊んでいて本気になる婆さんです。」とのコメント。うーむ、これは「渦潮」が比喩になっているのでしょうね。比喩になると季語の力は弱まります。兼題「渦潮」ですから、やはり渦潮の現場を詠んでもらいたいものです。

まずは季語「渦潮」について調べるところから、句作はスタートします。ニューヨークの井納蒼求さんから「渦潮」についてこんな情報も届いています。参考にして下さい。

●「渦潮」は巻く潮がまるで盛り上がり絡む筋肉のようです。瀬戸では潮汐の干満の影響で潮流が速まります。鳴門海峡は満潮と干潮が共存するため落差が1.5mにもなり日本一速い潮流を生みます。中央部の速い流れと陸地側の遅い流れの速度差で回転力が生じ渦潮が生まれます。(井納蒼求 ニューヨーク州)

 

◆添削

渦潮をお国訛(なま)りで感歎(かんたん)し       あぽろ

[解説]
下五が不要。「渦潮」という季語にはそれを見た人の歓声まで含まれていると考えてよいでしょう。「感歎し」と説明するのではなく下五で描写しましょう。

【添削例】 渦潮やお国訛りの○○○○○

「それぞれに」、「かしましく」、「口々に」など、考えてみましょう。

 

孫会いに眼下で傾く観潮船          松山のオジサン

[解説]
「神戸に住む孫に会いに松山から車で鳴門大橋を通過する時に、遠くの観潮船が見えたところです。」とのコメント。俳句は短いので、「孫(に)会いに」というところから書いていたら音数がすぐに尽きます。中七下五「眼下」で傾いている「観潮船」という眼前の光景を描写すればよいのです。作者のコメントにある「大橋」という言葉を借りてきます。

【添削例】大橋の眼下傾く観潮船

「大橋の眼下/傾く観潮船」 斜め線のところに意味の切れ目があります。こうなると一気に秀作となります。

 

>>放送で紹介された句
>>秀作・佳作

投稿時間:2021年05月15日 (土) 07:30 | 固定リンク


兼題:渦潮 秀作・佳作


2021年5月15日(土)放送

兼題:渦潮

 

【秀作】
渦潮や龍神様を祀る村                    加田紗智

海底に立夏の渦の跡在りや                吉野川

予報では渦潮午後に増ゆ清和             伊予吟会 宵嵐

大小の渦潮大小の銀河                    打楽器

野球帽大うず潮に呑まれけり             KAZUピー

膨れては崩れ渦潮そこかしこ              あずお

渦潮は味方小早の艪の猛る                あみま

渦潮や寡黙な船長の眉間                  かつたろー。

渦潮のまぶたのあたりのみづはやし       ギル

うず潮のめまひ夕日の連絡船              じゃすみん

渦潮や湧き立つ碧の濃く匂う              そまり

渦潮の底に龍の眼ひかりたる              ドイツばば

渦潮や地球は深く息をする                ねじり花

ごおうごおう渦潮の芯きらめけり          のど飴

遊覧船渦潮のふちなめにけり              はむ

逆巻けば龍を吐き出す渦潮や              ひでやん

来島の海賊渦潮が砦                      ペトロア

目玉落ちさう渦潮の渦へと                まるかじり

渦潮のひとつひとつに銀の芯              みやこわすれ

阿波藍の花さかすやううづ潮は            伊奈川富真乃

隆々と渦潮の筋うねりをり               井納蒼求

海賊が吼ゆ渦潮が猛りだす                一斤染乃

雲に乗り渦潮数ふ日和なり                一港

渦潮や我に確かな半月板                  稲畑とりこ

渦潮の際おされゆくふねちさし            浦野紗知

春の渦潮うまれる前の記憶かな            花紋

渦潮の底から見れば写楽の眼              岩宮鯉城

渦潮の大橋打音検査かな                  菊池洋勝

渦潮のうず太陽に傷無数                  橘まゆこ

宇宙には銀河鳴門には渦潮                宮武美香

渦潮や橋の上には女学生                  宮本象三

渦潮の隣に生るる小さき渦                彩汀

渦潮の根に棲む魚の黒々し               山羊座の千賀子

大橋や渦潮吐きし龍の腹                  紫水晶 

渦潮の激し月またさびしいか              七瀬ゆきこ

渦潮の俄にちから取り戻す                紗千子

渦潮やとどろく空に昼の月                渋谷晶

渦潮へ向かふ舳の傾きぬ                  小鞠

渦潮や龍神の眼は空映す                  松井くろ

渦潮の音の産道めきて蒼                  西原みどり

大渦の方へ方へと観潮船                  川越のしょび

渦潮へ太陽短剣のごとく                  大和田美信

渦潮や挿しっぱなしのチャリの鍵          藤田ゆきまち

渦潮やうぉおんうぉおんと橋に風          板柿せっか

渦潮の芯に蠢く渦に影                    椋本望生

画家の瞳に渦潮の白千ルクス             木ぼこやしき

渦潮の奥と手前が入れ替はる              おきいふ

渦潮や船尾の振れて踏んばれり            じょいふるとしちゃん

渦潮や物言わぬ水軍の島                 みうら朱音

大小の観潮船の遅速かな                  千波佳山

うづしほへ冷めた恋でもなげやうか       播磨陽子

 

【佳作】

渦潮や壇ノ浦より紀伊の海                天王谷 一

渦潮の尻尾摑んで海の底                  友健

画用紙にまだ見ぬ渦潮生む我が子          はやたの母

無音の渦潮や宇宙のはじまりか            ぷちまり

渦潮や背に穏やかな水面あり              ぽー

言いたきこと飲み込み渦潮極大            縁     

わざわざ小さな渦潮を観に行く            ⑦パパ

渦潮や呑まれる一枝ヴィヴィアン・リー    Sonyist

渦潮の出口はどこだドラえもん            あたなごっち

渦潮や野間仁根描く熱き海                いよのそらざる

渦潮の渦に乱入取舵す                    おぼろ月

渦潮や酒と記憶は反比例                  かさご

竿先に渦潮眺め時合い待ち                かざみどり

渦潮や海賊の島いと小さし                キートスばんじょうし

渦潮や鯛めし分ける子の茶碗              さいす

陽光を集め渦潮より速く                  じゅん

渦潮や笹舟のごとく小船行く              すみれ

次第に手じめり渦潮の迫り来              たま

渦潮に吸はれてあすは大西洋              ツユマメ

渦潮や吾子の手をとり怖々と              星月さやか

渦潮が染める恋色鯛の色                  まっことマンデー

渦潮と踊る阿保うの男連                  マユミ

渦潮や新種の魚生みそうな                マレット

来島の銀輪踊る渦潮と                    メイさん

渦潮や波に抗ふ我が心                    伊丹妙子

渦潮や扉開けと金の鍵                    磯田我省

大小の渦潮背にし組む足場                一の矢はんぺいた

渦潮に産まれしヒトの記憶かな            稲穂

ガラス越し渦潮の音足元に                花の首飾り

年尾句碑渦潮の風目のあたり              花子

旅寝して渦潮出来る海の音                亀山酔田

渦潮や蛇の目模様のビニール傘            亀田かつおぶし

渦潮やポケットの鈴握り締め              吉行直人

渦潮の海神深く息をする                  曲がりしっぽ

渦潮や翠色暴れ白となる                 玉井瑞月

渦潮や一目見たさにはるばると            玉井令子

ゴボゴボと渦潮へ湧く渦のはな            近江菫花

渦潮や待ち針で搔(か)く貝の尻          薫夏

渦潮や吾足元の確かなり                  香依蒼

渦潮やあそこにも海峡の栓                高橋寅次

渦潮を堰(せき)止め白く立つ架橋        高尾里甫

観潮の大渦小渦かぶさり来                三泊みなと

泡無数海の竜巻渦潮よ                    山川腎茶

うず潮に引き込まれそう海青し            山薔薇

渦潮の白波立ちて深呼吸                 七折梅王子

渦潮や奈落の水は泡立つる                篠原雨子

渦潮や粥にぐるぐる溶くたまご            松山のとまと

うずしおの碧より深く潮の音              松山冬花

渦潮や轟音のなか船傾ぐ                  新濃 健

渦潮や太陰暦に沿ふからだ                深山むらさき

渦潮や龍宮城の入り口か                  水晶文旦

渦潮よ網には海月ばっかりや              水蜜桃

群青のベートーヴェンよ渦潮よ            裾野くみこ

渦潮や風も飛沫も轟々(ごうごう)と      勢田清

渦潮に画布被せればうつる夜              昔無架志

大橋の小さき穴の渦潮よ                  昔娘

壮観の船が行き交う鳴門渦                節子。

渦潮や底が見えたり離れたり              戦後生まれZ

大渦潮や大きく動くのど仏                蒼奏

嗚呼もう渦潮の真ん中より静              霜月なな

渦潮や日の引力に引っ張られ              大介

渦潮や浜の塩やき交ぜる友               大森サダム

渦潮を破り水軍の旗印                    池之端モルト

渦潮や地球の入口みつけたり              忠孝

ヴォルティスのロゴの広告観潮船          土佐藩俳句百姓豊哲

金婚は沈黙瀬戸内の渦潮                  島村福太郎

渦潮ふたつ君の旋毛のやうだ              藤 雪陽

金の鍵投げて開くや渦潮の道             南側

渦潮やかくも狭きか壇ノ浦                巴里乃嬬

渦潮を生むや沼矛の付喪神                比々き

渦潮の大音響の静寂よ                    富山の露玉

渦潮はゴォーと舳先を食べにくる          風ヒカル

渦潮や青龍猛り立つ咆哮                  平本魚水

渦潮は写る空まで吸い込むや              芳郎

渦潮を産む波出逢うこと多し              北川そうあ 

渦潮の底までタッチする遊び             堀アンナ

渦潮や真横で見る派見下ろす派            木染湧水

渦潮や大きさ変わる渦の道                野中泰風

大渦潮寄り添う舟と流れゆく              里山まさを

渦潮を見渡す丘でにぎりめし              良馬

ローレライ歌うず潮が連れて来る          門田千世香     

逆転の潮目を待つや渦潮は                棗椰子 

渦潮や秘めたる怒り叫び切る              ウクレレみっちゃん     

大渦や一の札まであと少し                中村のりぴ     

 

>>放送で紹介された句
>>夏井いつきのアドバイス

投稿時間:2021年05月15日 (土) 07:30 | 固定リンク


四国の「あるある」を制するのは...!


4月17日(土)の「ギュッと!四国」では、四国の「あるある」に焦点を当てた

四国あるある選手権」という番組をご紹介しました!

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制作を担当し、「ギュッと!四国」にも出演してくれた佐々木海ディレクターと。

番組のPRのためにTシャツを用意したそうです。気合十分!

 

この番組では、

四国4県NHK職員やディレクターなどが、それぞれの県の、知ってそうで知らない「あるある」を歌にのせてご紹介!

「あるあるネタ」でおなじみのレイザーラモンRGさんをはじめとする豪華ゲストの皆さんが、「あるある」を通じてその県の魅力を審査する、というものです。

 

果たして、四国の「あるある」を制するのはどこでしょうか!?

また、皆さんが暮らす県の新たな魅力も見つかるかもしれません。

放送は、4月23日(金)午後7時30分~ 総合・四国向け です。

ご期待ください!

>四国あるある選手権 番組ホームページ

投稿時間:2021年04月23日 (金) 10:00 | 固定リンク


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