ありがとうございました・・・さようなら。


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アナウンス室時代は、「おはよう日本」リポーター(通称:おは本(ぽん))。

松山局では、「ひめポン!」キャスター。

 

“ぽん”と“ポン”の繋がりに縁を感じて新たなスタートを切ったのが2019年春のこと。

最初のリポートで「てるちゃん、おかえり」と声を掛けて貰えたのが原点となりました。

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(2019年 松山局ホームページ インタビューより)

 

帰ってきた実感を強く抱きながら、全力で走り続けた日々でした。

 

「ひめポン!」では、キャスター制作担当コーナーをはじめ、自らの提案によるリポート・インタビューなど

3年間で合計およそ100本の企画を発信しました。

 

「俳句でポン!」では、全国各地や世界の投句者の句に感嘆しながら、

五七五が生み出す語感と日本語が持つ言葉の美しさを再確認することができました。

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(2020年8月放送 このときの俳号は「17kid」)

2度も特選句を獲得することが出来たこと、俳号も着実に成長させられたことが良き思い出です。

(俳号は、俳句の赤ちゃんを意味する「17baby」から始まり → 俳句の子ども「17kid」へ

→ 俳句少年「17boy」を経て → 俳句青年「17youth」まで大きくなりました)

 

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(2019年8月の放送より)

「ネット動画でポン!」も、SNS初心者の私が視聴者の皆さんと一緒に、

今や多くの人が手にするスマートフォンでの魅力的な撮影手法・編集方法などを面白く学ぶスタイルで

魅力的にお届けできました。

 
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(2021年5月の放送より)

「防災でポン!」は、日常生活に彩りを添えるアイデアを楽しく分かりやすくお届けし、

いざという時にも役立つテクニックを身に付けて頂きたいとの想いで制作しました。

様々な生活の知恵を発信しながら、私自身の防災力を向上させたいと考えて【防災士】の資格も取得しました。

成長実感を伴うことができた大切なコーナーでした。

 

自己提案では・・・

西日本豪雨被災者の皆さんがふるさとに寄せる想い、俳優・映画監督インタビュー、俳句体操、コロナ禍で奮闘する高校生アスリート、大型書店の引っ越し舞台裏など

その時々の「今」にスポットライトを当てて“愛媛”を伝えることを大切にしてきました。

 

この間、東京パラリンピックにも実況アナウンサーとして携わりました。

ゴールボール日本女子の銅メダル獲得を伝える貴重な経験もできました。

 

3年間、密度が濃い愛媛生活でした。

 

振り返ってみれば、前回(2011年~2016年)の愛媛生活は4年半。今回は3年3か月。

通算8年近く、愛媛県の皆さんに温かく迎え入れて頂きました。

 

初任地・高松局時代(2002年~2007年)の5年も含めると、四国生活はおよそ13年になります。

 

NHK入局20年の私。ほとんどの時間を四国で過ごし、四国で育てられました。感謝しかありません。

 

初任地の高松へ向かう際に掛けられたアドバイス、「四国の視聴者の皆さんに育てて頂きなさい」。

初めての松山へ向かう際に掛けられたアドバイス、「四国の視聴者の皆さんに恩返ししなさい」。

2度目の松山へ向かう際に掛けられたアドバイス、「四国の視聴者の皆さんに愛されてきなさい」。

 

育てて頂き、愛して頂き、本当にありがとうございました。

 

7月からは、生まれ育った故郷のNHK長野放送局へ異動します。

アナウンスメンバーをはじめ長野局の皆さんと一緒に、大切なふるさとの発展に貢献します。

四半世紀ぶりの長野県人生活が始まります。

 

四国地方の皆さん、さようなら。

投稿時間:2022年06月29日 (水) 18時48分


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