5月6日(木)放送後


松山市出身の俳人、神野紗希さんとお送りしている「ラジオ句会」。

今回のテーマは「空豆(そらまめ)」でした。

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私の実家の家庭菜園でも空豆を育てています。

毎年、大型連休の頃に収穫の時期を迎え、母がしょうゆで煮たものを出してくれます。

口の中でほろっと崩れる食感で、しょうゆの旨味を含んだほのかに甘い空豆がとてもおいしく、これが我が家の空豆料理の定番です。

 

みなさんが俳句に詠んでいた料理もどれもおいしそうでした・・・!

 

■今日の紗希さんの一句

 

天豆を大笊(ざる)に盛り開店す    紗希

 

大学時代、神野さんは俳人・鈴木真砂女が開いた小料理屋でアルバイトをしていました。

神野さんの俳句愛を感じるエピソードですよね。

初夏には、こんなふうに空豆が主役の存在感を放ってお客さんを迎えていたそうです。

大ざるの空豆を前に会話も弾んだのではと想像がふくらみます。

 

それでは、今回の特選句と、神野さんが選んだ最も良かった俳句はこちらです。

(その他の放送で紹介した俳句はこちらからご覧いただけます。)

>放送で紹介した句

 

■特選句

 

空豆と若草色の目の猫と      おきいふ(香川県)

父の手はあったかかったよ空豆   小市(埼玉県入間市)

二代目のママ空豆の塩加減     大場佳代(愛媛県西予市宇和町)

蚕豆の莢にをりますコロナ期よ   幾山路

空豆食ふ僕は宇宙の藻屑なり    藤雪陽(長野県小諸市)

 

■最も良かった一句

 

空豆を剥けばつぎつぎ全音符    丹下京子(東京都世田谷区)

 

空も木々もきらきら輝くこの季節。

その明るさが莢からこぼれてきそうな楽しい一句です。

空豆は全音符だなぁと納得してしまいました!

 

今回もたくさんの投稿をいただき、ありがとうございました。

次回の「ラジオ句会」は6月7日(月)の予定です。

募集する俳句のテーマは「紫陽花(あじさい)」。締め切りは6月3日(木)です。

次回もラジオの前のみなさんとの句会を楽しみにしています。

ぜひお気軽にご参加くださいね。

 

>俳句の投稿はこちら

投稿時間:2021年05月10日 (月) 11時27分


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