11月2日(月)放送後


松山市出身の俳人、神野紗希さんとお送りしている「ラジオ句会」。

今回のテーマは「檸檬(れもん)」でした。

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瀬戸内の島育ちの私にとって、これから冬にかけて檸檬があちらこちらに実っているのは馴染み深い光景です。そんな瀬戸内の産地の様子を詠んだ俳句も多く、素敵な俳句になっているのが嬉しかったです。

檸檬の香りや酸味、手触りまで伝わってくるような、清涼感のある句会でしたね。

 

■今日の紗希さんの一句

悪阻(つわり)続くトムヤムクンに絞る檸檬   紗希

 

神野さんにとっての檸檬は妊娠中の思い出につながるものでもあるんですね。

妊娠中は食の好みが変わるとよく言いますが、「なぜかトムヤムクンが食べたくなった」というエピソードを幸せな笑顔で語ってくれる神野さんが印象的でした!

 

それでは、今回の特選句と、神野さんが選んだ最も良かった俳句はこちらです!

(その他の放送で紹介した俳句はこちらからご覧いただけます。)

 >>放送で紹介した句

 

■特選句

 

れもん断つ明け方の夢断つやうに      紗智(高知県高知市)

カナリヤのなみだ檸檬となりにけり    はむ

未来から来た少年の手に檸檬       国代鶏侍(兵庫県川西市)

花嫁はレモンの実る島から来       ゆみこ(神奈川県川崎市)

認知症カフェにぎやかに檸檬切る     松井くろ(福島県郡山市)

 

■最も良かった一句

一度きりの五十一歳レモン噛む      伊予吟会 宵嵐(愛媛県松山市)

 

コロナ禍で息苦しさを感じる生活が続きますが、そんな中で、背中をたたいて前を向かせてくれるような一句です。レモンを噛んでシャキッと行きましょう・・・!

 

みなさん、今回もたくさんの投稿をいただきありがとうございました。

次回の「ラジオ句会」は、12月7日(月)の予定です。

皆さんから募集する俳句のテーマは「冬眠」です。投稿お待ちしています!

 

投稿時間:2020年11月05日 (木) 14時11分


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