10月5日(月)放送後


松山市出身の俳人、神野紗希さんとお送りしている「ラジオ句会」。

今回のテーマは秋の季語「渡り鳥」でした。

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今回も力作ばかりで、神野さんは放送直前まで「特選句」と「最も良かった一句」の選考に頭を悩ませていました・・・!

皆さんの俳句を通して、全国各地、その地域ならではの渡り鳥の様子を知ることが出来たのも楽しかったです。たくさんの投稿、どうもありがとうございました。

 

■今日の紗希さんの一句

 

五階エレベータ無ベランダの渡り鳥  紗希

 

神野さんが大学時代の実体験をもとに詠んで下さいました。

松山から東京の大学に進学し、寮生活を送っていたという神野さん。

力強く羽ばたく渡り鳥をベランダから見つめて、大学生の神野さんは、その逞しさに励まされたのかもしれませんね。

 

それでは、今回の特選句と、神野さんが選んだ最も良かった俳句はこちらです!

(その他の放送で紹介した俳句はこちらからご覧いただけます。)

>>放送で紹介した句


■特選句

どの町も積み木の羅列渡り鳥     砂山恵子(愛媛県西条市)

瀬戸内は日本の隙間鳥渡る      伊予吟会 宵嵐(愛媛県松山市)

指切りの小指ひんやり渡り鳥      じゃすみん(新潟県新発田市)

ラーゲリに紡がれし句よ渡り鳥    はむ

飛び立てば全球が空渡り鳥      樫の木(大分県由布市)

 

■最も良かった一句

フラスコに集ふ酸素や鳥渡る     南方日午(東京都)

 

酸素を作る実験、懐かしいです。

秋のひんやりとした理科室の空気を思い出しました。とても素敵な一句です。

 

次回の「ラジオ句会」は、11月2日(月)の予定です。

皆さんから募集する俳句のテーマは「檸檬(れもん)」です。

たくさんの投稿をお待ちしています!

 

投稿時間:2020年10月07日 (水) 12時58分


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