秋ごろによく見かける黄色い植物。セイタカアワダチソウです。

生命力がつよく、他の植物の成長を妨げる“やっかいもの”なんです。

三瓶山の麓にもこの姿が近年増えています。

 

そんな中、セイタカアワダチソウを活用しようと動き出した女性がいます。

三瓶山の西の原で観光施設を営んでいる梶谷美由紀（かじたに・みゆき）さんです。

もともとセイタカアワダチソウに興味をもっていて、

入浴剤などに加工していたそうです。

 

東京から地元・大田市にUターンした際に、

セイタカアワダチソウが宝の山に見えたということで、

なにか観光資源として役立てないかと思い、

先月、「アロマオイル」に変身させるイベントを開きました。

アロマオイルの製造販売会社にお願いして、

三瓶山にアロマオイルをつくれる

「アロマ蒸留トラック」を呼びました！

 

このトラック、荷台に蒸留器が設置されています。

原料のある場所で、アロマオイルをつくることができるんです。

セイタカアワダチソウのアロマオイルは、

熟成させると香りの甘みが増してきます。

カナダでは、香水やお茶にも活用されているようです。

 

この日のイベントでは、

ヨガの後にアロマオイル使用されていました♪

現在、梶谷さんはアロマオイルを使用して、

商品開発中です。

今後も「セイタカアワダチソウ」の

活動のうごきについて、お伝えできればと思います。

 

次回の１１月３０日のいまコレでは、

益田の旬の味覚の話題についてお伝えします。

ぜひご覧ください！