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斎 康敬

ラジオ深夜便「ラジオ文芸館」が再放送

斎康敬です

 

先日、3月11日

東日本大震災が起きてから10年がたちました

 

ことしは

あのときからの自分がいったい

何をやってきたのか、何をやってこれなかったのか

思いをいたしながら過ごしていました

さて、去年3月

ラジオ深夜便「ラジオ文芸館」で放送した内容が

再放送されることになりました

 

岩手県在住の作家

高橋克彦さんの「さるの湯」です

 

時代小説の名手として知られる高橋さんが

震災の現実に打ちのめされながらも紡ぎだした作品

 

あまりに多くの方の命が失われた災厄のなかで

魂にも迷いがあるのではないか

題名にもなっている「さるの湯」には

実は別の意味があることがのちのちわかり

そこから話が大きく動き出します

 

去年の放送後、多くの方から感想をいただきました

この場を借りて御礼申し上げます

 

これまでラジオ文芸館では5作品を朗読してきましたが

(内海隆一郎「樹の声」

  重松清  「さかあがりの神様」

  小山薫堂 「フィルム」

  須藤靖貴 「氷傑」)

再放送されるのは初めてのこと

もう一度お聞きいただける機会がもらえたことは

なんともうれしい限りです

 

ラジオ深夜便「ラジオ文芸館」

高橋克彦 作 「さるの湯」

 

放送はラジオ深夜便

3月29日(月)午前1時台

(3月28日(日)の深夜 山下信アンカーの担当日です)

ラジオ深夜便のホームページ https://www4.nhk.or.jp/shinyabin/

ラジオ文芸館のホームページ https://www.nhk.or.jp/bungei/

 

ラジオ第一とFMでの同時放送です

島根県内での放送休止はありません

 

スマートフォンのアプリ「らじる★らじる」でも

お聞きいただけます

 

 

東北を愛する時代小説の名手が紡ぎだした鎮魂の物語

いま一度、ぜひお聞きください

投稿者:斎 康敬 | 投稿時間:17:37

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