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利根川真也

津和野式「冬虫夏草」!!

どうもこんにちは。
しまねっとNEWSキャスターの利根川でございます。
私はしまねっとNEWSの中で、県内の中小企業を応援したい!
その思いを胸に、取材を続けております。
10月は7月末の豪雨で被害を受けた津和野町の企業を取材しました。

  津和野式「冬虫夏草」!!

津和野町は山陰の小京都と呼ばれ、観光地として人気です。
ただ、豪雨の後、8月・1カ月間の観光客数は例年に比べて4割減るなど、
町の経済は多少、冷え込みました。

そんな中、津和野には大きな武器となる切り札があるんです!!
それが・・・、

  津和野式「冬虫夏草」!!


じゃじゃじゃ~ん!! なんじゃこれ!?って感じですよね。
これ、中国では古くから漢方の素材として用いられてきた「冬虫夏草」です。
「とうちゅうかそう」って読みます。
キノコの一種で、滋養強壮や病後の回復に良いなどと言われています。

普通は“ガ”の幼虫に冬虫夏草菌が寄生して、
そこからニョキニョキ、キノコの部分が成長します。

津和野では蚕のサナギに菌を植え付けて栽培する独自の方法を確立し、
町で特許も持っているんです。

なぜ特許を持っているかと言いますと・・・、
津和野町に合併した旧日原町では昭和40年代まで県内で最も
養蚕業が盛んな土地でした。ただ、どんどん衰退していく中で、
何か新たな形で養蚕を残せないかと大学などと共同研究した結果、
冬虫夏草の培養技術を確立し、日原町が特許を取得しました。

栽培は企業が請け負っていて、町の特許を使用しているため、
企業が町に特許使用料を納めています。
ビジネスモデルとして非常にユニークな感じがします。


  津和野式「冬虫夏草」!!

ここ1年あまりの間で、町内で大量生産の体制が整い、
これから町の特産品に成長していくこと間違いなし!?

さらに、町で栽培されている冬虫夏草をめぐって、今、
様々なムーブメントが始まりました。

冬虫夏草の市場規模、日本国内では5億円に対して、台湾ではその3倍の
15億円。そこで、台湾へ輸出しようと、商談が進んでいます。

  津和野式「冬虫夏草」!!


津和野駅にほど近い旅館では、冬虫夏草を宿泊客の料理に取り入れようと、
試作を重ねています。冬虫夏草からダシを取って、そのダシで
鍋や炊き込みご飯、煮こごりなどがすでに完成間近。
私も試食しましたが、美味しかった~!!
これ、食べたら元気になっちゃうんですかね~!?

また、町の観光協会では今年の夏、冬虫夏草が配合されたサプリメントを
販売していました。今、商品のリニューアル検討中で、
もうじき、新商品が登場する予定です。

それで、ここまで来ると、気になるのが味ですよね~。
虫嫌いな利根川ですが・・・、これ、丸ごと食べましたよ~(泣)


  津和野式「冬虫夏草」!!

  津和野式「冬虫夏草」!!

味は・・・、口に入れて噛んだ瞬間、音はガリッ。(意外に硬い!?)
口いっぱいにキノコの豊潤な香りが広がりました。
それで、噛めば噛むほど、漢方っぽい苦みが徐々に・・・。
ただ、全く食べられないって訳ではなく、健康になるサプリメントだと
思って食べれば、全然問題ナッシングです!!



PS.10月14日(月・祝)は「ひるブラ」を担当しました。女性客が
   殺到する温泉街「玉造温泉」の魅力を御紹介。中継を担当したのは
   3年ぶりで、至らぬ点も多々ありましたが、楽しかったです。
   終了後、御一緒いただいた滝沢沙織さんと記念撮影!!(^^)v

        津和野式「冬虫夏草」!!

投稿者:利根川真也 | 投稿時間:11:49

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