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横山 哲也

意外に深い

意外に深い雨の日に道を歩いていたら、水たまりがありました。
「きっと浅い。大丈夫!」と、
思い切って水たまりに足を踏み入れました。
意外に深く、足がびしょびしょになってしまいました。

こんにちは。
一か八かの勝負に弱い男、横山です。

自分が思っていたことが事実とは全く違っていて、
驚くことってありませんか?
取材中にそんな経験をしました。

わたしが取材したのは、
陸上選手の荒井悦加(あらい・よしか)さんです。
荒井さんは学生時代の大半を島根で過ごし、
現在も松江を拠点に活動しています。
3000メートル障害という種目が専門で、
去年のアジア選手権では日本人選手として
この種目で初めて優勝しました。

6月の日本選手権、
そして秋に中国で行われるアジア大会出場を目指しています。
地域の人たちから力をもらって
のびのび楽しそうに競技に取り組む荒井さんの姿が
とても印象的だったのですが、
驚いたのはその競技の過酷さです。

障害競技は、
競技場のトラックに設置された障害物を飛び越えながらゴールを目指します。
その障害物のひとつに、
水が張られた「水濠(すいごう)」と呼ばれる場所があります。

テレビ中継などでレースを見ると、
水たまりの上を走っているように見えるのですが、
現場で水濠を見せてもらうと、深さがすごいんです!
その深さは70センチ。
トラックは平らだと思い込んでいたのでびっくりしました。
さらに手前のバーの高さが76.2センチありますので、
選手たちは150センチ近い高低差がある障害物を
飛び越えてレースをしているんです。

わたしも水濠を飛び越えてみようと挑戦しましたが、
あまりの怖さにできませんでした。
スピード、スタミナだけでなく、
障害を飛び越える技術や恐怖心に打ち勝つ強い精神力も必要な
障害競技の
すごさ、おもしろさを知ることができました。

思い込みに頼らずに
日々勉強していかなければいけないこと、
そして、長靴を履いていないときは
水たまりに飛び込まないことを改めて感じました。


写真 島根県立浜山公園陸上競技場

投稿者:横山 哲也 | 投稿時間:14:38

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