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三上 弥

暦を〝読む〟

放送の現場で働いていると、日々暦の確認をするようになります。
もし日時を間違うと、影響が少なくないからです。
▼きょう、あす、あさっては、何月何日何曜日か。
▼日付がまたがる場合、曜日を正しく把握しているか。
▼先週、今週、来週。▼先月、今月、来月。
▼おととし、去年、ことし、来年、再来年。
▼時差はどうなっているか……
月や年が替わるときは、特に気を遣います。

アナウンスグループの勤務表を前にして、
平成24(2012)年の暦を見ているうちに、
いくつか気付いたことがありました。

▼1月1日は日曜日で、元日(がんじつ)という国民の祝日。
 ちなみに、元旦(がんたん)というのは「元日の朝」のことです。
 毎年のように問い合わせが寄せられることや、
 誤用も少なくないので、念のため触れておきます。
▼1月2日は月曜日で、いわゆる振替休日。
 カレンダーでは、赤字の表記になっています。
▼1月3日の火曜日。正月休みの人もたくさんいるでしょう。
 でも、暦の上では普通の火曜日。
 カレンダー上は、赤字でも青字でもなく、黒字です。
▼閏年(うるうどし)。2月は29日まであります。
▼1年366日。
▼ロンドンオリンピックの年。
▼春分の日は3月20日(火)、秋分の日は9月22日(土)。
 秋分の日が9月23日でないのは久しぶりだと思って調べたら、
 昭和54(1979)年以来です。このときは24日でした。
 東京・三鷹市にある国立天文台によりますと、22日になるのは、
 明治29年(1896)年以来、116年ぶりだということです。
 天体現象なので、春分・秋分は前後します。
▼平成24年に、日曜日は53日、
 国民の祝日は15日、いわゆる振替休日は3日あります。

語呂合わせなどで「○○の日」「○○記念日」というのは多数あっても、
「国民の祝日に関する法律」に基づく「国民の祝日」は年間15日です。
官報でも毎年公表されています。

いわゆる振替休日と、「いわゆる」を付けたのには理由があります。
「国民の祝日に関する法律」の3条2項では、
〝「国民の祝日」が日曜日に当たるときは、
その日後においてその日に最も近い「国民の祝日」でない日を休日とする〟
と規定されていて、法律上「振替休日」という表現は使っていないためです。

新しい年のカレンダーや手帳を見る機会が増える時期です。
自分なりの視点で、新たな発見があるかもしれません。

 

投稿者:三上 弥 | 投稿時間:15:04

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